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2012年05月16日

米国はどのように衰退してゆくのか?(1)~プロローグ~

08年世界金融危機以降、米国覇権の凋落は明らかになりました。米国債の暴落や民衆の暴動など、一気にカタストロフが起こることも予測されたましが、現在のところ、その崩壊は緩慢に進んでいるように見えます。
 
マスコミ報道も、TPP問題や原発問題など日本との関係については流れてくるものの、米国自体の情勢は、大統領選の推移が時おり流れる程度で政治・経済的に大きなニュースはありません。少し前のティーパーティ運動やウォール街占拠も、その後の成り行きは殆んど聞こえてきません。
 
その一方で、ネット上では、米軍やCIAの分裂、州の独立、旧支配階級の一斉逮捕など、驚くべき事態の急展開を伝える記事が増えています。米国内は一体どうなっているのか、状況が読みにくくなっています。
 
そこで、今回から始まる本シリーズで、衰退の途にある覇権国家アメリカを改めて扱ってみたいと思います。

 

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アメリカという国の政治・経済・産業・大衆意識は現在、一体どのような状況にあるのか。そして、2012年の今年以降、どのような形で衰退してゆくのか。歴史も遡りながら追求してゆきます。
 

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2012年05月15日

【戦国時代の権力需要と市場】~巧妙な観念力で勢力拡大してきた寺社~

戦国時代の市場から日本の金融史を探求するシリーズ。前回までは鉄砲(武器)市場を切口に、武器商人による流通経路、市場拡大を扱いました。今日は鉄砲を扱った別勢力「寺社」について触れてみたいと思います。
 
前回までの記事はこちらから
金貸しの起源は堺にヒントがある!
鉄砲伝来の背後にいた勢力 
 
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2012年05月14日

『日本国債暴落の可能性は?』国債発行と流通の仕組み:基礎知識の整理②

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前回は、国債発行の歴史と直近の発行残高(国の借金1000兆の実態)について整理しました。
今回は、前々回の国債って何?に引き続き「国債発行と流通の仕組みについて」の基礎知識について整理してみたいと思います。順番が前後しますが、ご容赦下さい。宜しくお願いします。

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2012年05月13日

近代市場の成立過程(5)~ルネサンス:金貸しによる恋愛観念の布教

(2)近代市場の誕生前夜・富豪の台頭
(3)ルネサンスの先駆者ダンテが金貸したちにもたらしたものは…
(4)メディチ家はなぜ栄えたか?
 
15世紀にフィレンツエで最盛期を迎えたメディチ家は、現代も名の残る多くの芸術家のパトロンとなり、イタリア・ルネサンスの芸術文化を大きく開花させてゆきます。ルネサンスはやがて、フランスやイギリスへと広がってゆきます。
 

なぜ、この時代に、フィレンツェを皮切りにルネサンス文化が起こったのか、その必然性とはなんだったのでしょうか。そして、これらの動きは、近代市場が形成されていく上で、どのような意識変化をヨーロッパの人々にもたらしたのでしょうか。
 

今回は、私たちにも馴染みのあるルネサンス芸術と近代市場の関係について考えます。

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2012年05月10日

世界を操る支配者たち(1)~ロスチャイルド家


世界を操る支配者たち ~プロローグ~
歴史を左右するような大きな事件や出来事は、偶然に起きるのではなく、支配的な力を持った勢力が意図的に起こしたものが多く存在します。その支配的な力を持つ勢力とは、どんな人物達なのか?をまとめていきます☆

『世界を操る支配者たち』シリーズ第一弾は、世界的な資本家として有名な「ロスチャイルド家」に焦点をあててみたいと思います☆

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2012年05月09日

脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(16)エピローグ

 「脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち」シリーズも15作続いてきました。紹介した理論家は、数にして12人。今回の投稿では、その12人の理論・思想を簡単に復習した上で、今シリーズを通じての学びをまとめたいと思います。
その前に、このシリーズの目的をもういちど最初の投稿から振り返ってみましょう。

 現在、世界経済は崩壊の淵に立たされています。実体経済から遊離し、国境を越えて膨れ上がったマネー経済は、21世紀に入ってその膨張限界を迎えて崩壊。何千兆円の損失は国家に押し付けられ、挙句の果てに米欧をはじめ全ての先進国で国債と通貨の暴落危機を招いています。国債経済とグローバル金融資本主義の終焉です。

 しかし過去を遡れば、現在の危機的状況は、'80年代の日本のバブル、'70年代ニクソンショック、さらには戦後ブレトンウッズ体制の必然的な帰結でもあり、金融資本(金貸し)を頂点とし、市場原理によって動いてきた近代以来の経済システム全体が終焉を迎えているのだと考えられます。

 こうした中、このような現代の経済システムに異議を唱えてきた過去~現代の経済理論家たちの存在感が次第に増してきています。彼らはこれまで経済の世界では異端・傍流でしかありませんでしたが、世界経済が混迷の度を強める中で、その指摘の正しさが改めて見直されているのだと考えられます。

 今回のシリーズでは、こうした脱金貸し・脱市場原理の経済理論家たちの思想や学説から、次代の経済システムのヒントを見つけてみたいと思います。


 それでは各人の【問題意識】と【提案】を簡単におさらいしましょう。

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2012年05月06日

近代市場の成立過程(4)~メディチ家はなぜ栄えたか?

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メディチの出自は謎―。

薬屋だったという説もあるが、確証なし。最も古い記録が、後年、メディチ一族のフィリーニョが著した「備忘録」による、1169年フィレンツェ中心部で両替商をしていたということ。土地基盤をフィレンツェ北方のムジェッロに有していたというのは事実のようだが、13世紀まではメディチ一族のフィレンツェにおけるその経済力は未だニ流。代々の家業である銀行業(高利貸業)によって経済的力量と財産基盤を拡大していくのは、14世紀に入ってから。

14世紀後半から15世紀のメディチ黄金時代を築いた人物として、ジョヴァンニ、コジモ親子に注目していきます。
参考図書:藤沢道郎「メディチ家はなぜ栄えたか」

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