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2006年09月21日

政府短期証券・・・借金800兆のうち約100兆円はデカイ。

2006年3月末、財務省発表の債務残高のうち

政府短期証券(FB:Financing Bills) ―97.6兆円
(為替介入資金や国庫収支の不足を補う資金を得るために発行する証券。証券は発行根拠別に財務省証券、食糧証券、外国為替資金証券、財政融資資金証券、石油証券があるが、残高の99%は外国為替資金証券)
国の借金800兆円の内訳

政府短期証券(FB:Financial Bill)の債務残高は国債と並べて財務省が公表しており、隠れ借金というわけではないが、13週という短期で償還しているから焦げ付いているのではないと国民に思わせるのがミソなのだろう。いかにも「目先の運用資金のためにチョコッと借りてサッサと返している」ように見えるのである。
実際に毎週4~5兆円の入札を行い、金融機関から借金を繰り返している。債務残高はじわりじわりと増えて上記の金額になっているのだが、とりわけ小泉時代の02~06年に急カーブで増加している。(03年後半から04年にかけて、円高の勢いが増し、通貨当局は円高を阻止するためドル買い介入を続けた。) 公表残高は→財務省

ドルを買うために円を「借りては返し、また借りては返し」を繰り返しているうちに感覚がマヒしてしまい、気が付けば債務が膨れ上がっていたというものなのだろうか。

>円相場の急激な変動を抑えるために、売買・取引を行うことになっているが、日本が変動相場制へ移行して以来、毎年3~5兆円の「円売り・ドル買い」を行ってきた。ドルを売らないのだから借入金の返済はできない。したがって政府短期証券の借換えを毎年行い、雪だるま式に増発し続けてきた。<特別会計ってなに?(3)~米国債を買うための会計

>もうひとつ大きな問題は、為替介入→米国債購入に充てられる金の出所である。為替介入は政府の「外国為替資金特別会計」(外為会計)の資金を用いて行われる。財源は「政府短期証券(FB)」、つまり、国債の一種=国の借金である。
(外国為替資金証券は、短期国債であり、原則3ヶ月ものであるが、実際は、借り換えの繰り返しによって、長期固定化している)<
財政危機のもうひとつの要因

そして、
日本の現在の外貨準備高は、8000億ドルを超え世界一だ(2006年8月末現在、8787.48億ドル)。→財務省

それだけドルを買わされている。その資金にそっくり当てられているのが政府短期証券。実際、日本はこれまでドル売り円買い介入よりも、ドル買い円売り介入のほうが圧倒的に多い。

さらに、
>介入資金を増やすためには補正予算を組まなければならない。しかし、補正予算が国会を通るには時間がかかる。そこで財務省は、外為特会び保有する米国債を日銀に対して、買戻し条件付きで売却する契約を結んだ。売却残高の上限は10兆円であったが、実際は6兆円を売却して介入資金に充てた。介入資金の増額に関しては、これまで国会でもあまり問題にされず、緊急の場合も日銀から米国債を担保に資金調達できるしくみになっていることが、日本の巨額介入を可能にしている。<市場介入のファイナンス : 日本が巨額介入できるカラクリとは

と、ドル買い資金調達は幾重にも仕組まれている。

政府短期証券という名目がいかにも「一種の財テクです。」って感じで国民はだまされてしまう。しかし、国の借金800兆のうち約100兆円はコイツなのである。国債ばかりに目を奪われていてはいけないのだ。
安倍首相時代になってもアメリカべったり政策は変わらないだろうから、さらに債務は増え続けるのだろうな。

アメリカ追従を断ち切らない限り、この借金は解消されない。

By TACHI


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コメント

はじめまして

ランキングからきました。

お気楽事業家Kaoriです^^♪

お国の借金はどんどん増えていって・・・減る気配がないですよね(><

私は、子供を産んでから本当に未来が怖くなりました。
今の日本は裕福層の方ばかりがいい思いをして、一般層の方はどんどんと
負担が増えていく・・・。

こんな状態がこのまま続いていって、今の子供たちの未来はあるのだろうかとも考えてしまいます。

とても勉強になりました。
またブログへ訪問させてください

Kaoriさん、こんにちは。

次の世代、私たちの子供が大人になる頃にはどんな社会が待っているんだろうって考えると、やっぱりいま何とかせなアカンと思っちゃいますよね。

でも答えがどこからも出てこないから、ほっといたらこのままみんな活力を失ってしまう。マスコミや学者にはもう期待できない。答えを出すのは現実を生きている私たちみんなです。

kaoriさんのブログ少しだけですが拝見しました。
いろんなことを考えていらっしゃって、そのまま飾らない素直な文章で書かれているのが心地よいです。

このブログ、再開して間もないですが、次代を考える一助になれば幸いです。

  • TACHI 2006年09月28日 07:13

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