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2006年11月27日

インドの経済成長の背景


 中国とならんで、今後、経済大国化を見込まれている国として、インドが挙げられる。

 インドのGDPは、2020年代には日本を越え、2050年には、中国、アメリカに次ぐ世界3位の経済大国になると予測されている。(ただし、一人あたりGDPでは、現在のG7諸国の優位は変わらない。)
丸紅経済研究所レポート「8%成長の基盤を固めつつあるインド経済

 インドは1980年代以降、平均して実質GDP成長率で5~6%の成長を続けてきた。
 GDPを押し上げてきた中心産業はサービス業である。1950年代に3割に満たなかったが、2005年度には5割を越えている。
 一方、農林水産業は、これと完全に逆の動きを示していて、1950年代6割近かったのが、現在は2割に減少。インドと聞いて、素朴な農村風景を思い浮かべる日本人は多いかもしれないが、これは既に古い。

 さてサービス業のうち、一般に注目されているのはIT産業だが、これはGDPのうち5%程度。サービス業の中心は教育・医療などの「社会・個人サービス」部門(サービス業の27%)と、卸小売・ホテル・レストラン(サービス業の29%)だ。
 これは何を意味するかといえば、所得水準の上昇と都市化の進行である。サービス業の消費側の中心はサラリーマン層である。ショッピングモールなどが、都市部で急増している。 

 また政府の規制緩和の影響も大きい。国営企業が担ってきた通信分野に、民間企業が入ることで料金が低下。2006年5月には、携帯電話の市場として、インドは世界第5位になっている。(ちなみに一位は中国。)

 また、インドの経済成長は、中国などアジア諸国に比較して内需が大きい。GDPに占める需要先では、輸出は2割に満たない。(これは、インドが大国であることが関係している。小国だと、当初国内需要に依存した経済成長から出発しても、間もなく外向的戦略に転換せざるを得ないが、大国は長期的に国内市場の成長を期待できる。)

http://www.bk.mufg.jp/report/ecorevi2006/review20060725.pdf

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コメント

インド。

インドといえば「カレー」「貧富の差」「仏教」などが思い浮かんでいました。

でもこれからはインドといえば、「IT産業」なんだな、と思いました。

また中国が近い将来超高齢化社会を迎えるのに対して、インドははたらき盛り(現在は今アメリカなどに留学したり、英語の教育をたくさん受けている若者)の人口の層が増えるそうです。

>インドと聞いて、素朴な農村風景を思い浮かべる日本人は多いかもしれないが、これは既に古い。<

どんどんかわっていくんだろうな、と思いました。

  • みずき 2006年11月28日 01:04

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