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2006年12月11日

インド経済 成長の背景

 インド経済の成長について考えてみるが、今回は、その要因について細かく見ていきたい。

■なぜインドで理系の教育が発展したのか?

 疑問の一つは、インドでなぜ、理系の労働者が増えたのか?という点である。

 インド政府はこれまで特に高等教育に力を注いできた。日本の高等教育では文科系、理科系に分かれそれぞれの専門に従って大学に進学するのが一般的であるが、インドでは優秀な生徒の大半が理科系に進むシステムが構築されているという。
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 軍事と関係がありまして、インドは1962年に中国と国境で争いがあったんですね。チベットのあたりですが、そこで中国にぼろ負けした。それから、とにかく軍事力を強化しなくてはということで、「中国はもう核兵器を持っているから、インドも核開発を急ごう」などと、エンジニアの養成をすごい勢いで始めたわけです。IT、理工系の大学をたくさん設立しました。そのうちに、そこでの蓄積が民間でも応用されるようになった。今バンガロールという場所はインドのIT基地になっていますが、もともとは軍事基地があったところなんですよ。
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■インドのIT産業の需要はどこから?

 また、インドのIT産業の需要はどこから出てきたのだろうか?
 その答えはインドの地理にあった。

 米国とインドには時差が約12時間あり、米国が夜の間に、インド側で作業を進めることができる。インドのIT産業に占める対米の比率は輸出の6~7割と高く、この背景には効率的に仕事を進められる地理的関係も影響していると同氏は指摘する。
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 最後に、インド人の国民性が経済発展に与える影響について、興味深い指摘があったので紹介しておく。

■権利意識の大きさが足かせになるか

 インド人はストライキを起こしやすいと言われています。それはなぜかと言うと、権利意識が非常に強いからです。
 日本では、能力のある人には少し高めの賃金を設定して、勤務意欲を高めようとしますよね。ところが日本の企業がインドに進出して安易にそういうことをやると、問題が起きる。インド人の人たちは給料の金額をお互いに見せ合うんですよ。「私はいくらもらっているけど、あなたはいくらもらっているの?」と。で、「私は10万円、なのにあなたは11万円」となると、「あれ?」ってなるわけです。金額に疑問があれば、すぐ会社に問いただします。「なぜ私の賃金はあの人に比べて少ないのか?」って。
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■カースト制度の問題点

 カーストの上位の人ばかりだと、職場でごはんを食べてごみがでても、だれも片付けないと言うんです。自分たちは片付ける身分ではない、と思っているのです。コピー機などの電源を入れることすらしない。仕方がないので日本人の現場責任者が電源を入れて回っていると。ごみを片付けたり、コピー機の電源を入れたり、といったような仕事も厭わないカーストにいるインド人を雇わなくてはいけない。
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コメント

カースト制度とインドの経済

インドの最近の経済はIT産業が勢いづいている。

今まであった(親の代から続いている)職種についてはカースト制度の影響がかつよかった。

IT産業に関しては今までにない、新しい産業になるので身分制度の影響が少なくなる。ということを聞きました。なるほどな、と思いました。

でも
>カーストの上位の人ばかりだと、職場でごはんを食べてごみがでても、だれも片付けないと言うんです。自分たちは片付ける身分ではない、と思っているのです。コピー機などの電源を入れることすらしない。<

こういうことも問題になってくるのだな思いました。

  • みずき 2006年12月11日 13:15

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