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2006年12月29日

技術貿易ではアメリカが世界でダントツの輸出国

技術貿易とは、研究開発により得られた技術(特許権、商標権、意匠権、ノウハウ 技術指導)の提供(技術輸出)と受け入れ(技術輸入)の事である。

世界の統計第7章科学技術・情報通信に技術貿易のデータ―がある。

技術貿易額

アメリカは貿易収支全体では常に大幅赤字だが、技術貿易に限ると2003年のデータ―では輸出が482億2700万ドルで輸入が200億4900万ドルとなっており輸出超過となっている。超過額は約280億ドル(約3兆円)。

輸出額のランクではそのアメリカが世界一となっており、2位がイタリアの310億ドル、イギリスが225億ドルと続いているが、アメリカが圧倒的なトップの座を占めつづけている。

アメリカの技術輸出の中身を見ると、ソフトウェアの強さによるところが大きいようだ。

企業が生産管理や販売管理に使用しているものにデータ―ベース(ソフトウェア)がある。このデータ―ベース市場は世界全体で150~200億ドルであり、この世界データ―ベース市場は米オラクル(40)、米IBM(31%)、米マイクロソフト(12%)・・・計83%と寡占状態となっている。

おそらく上記3社の海外市場(技術輸出)は70~80億ドル(1兆円)と思われる。

パソコンは毎日のように使っている人が多いと思うが、ワードやエクセルは日々当たり前のようにツールとして使っている。パソコンメーカーはマイクロソフト社のウィンドウズを搭載する事が必須となっており、パソコン1台売れるごとに自動的にマイクロソフト社にパテント料が入る仕組みになっている。

アメリカ(企業)は、デファクトスタンダード(事実的世界標準)という御旗の元に、実は、世界中から自動的にパテント料というカネが入る仕組みを作り上げている。

アメリカ発の新しい動きの背後に、常に、知的所有権とその対価としてのお金(技術収入)が、画されていることを忘れる訳にはいかないのである。

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