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2007年02月12日

ドイツの環境対策

昨日は、アメリカが大量のCO2を排出していることについて書かれていました。しかし、世界に目を向けてみると、ほとんどの国々でCO2排出量を削減できず、年々増え続けています。


そんな中、ドイツは先進国の中で唯一、毎年着々とCO2を削減しています。しかも、経済も維持しつつです(失業率は相変わらず高いですが・・・)。


温暖化防止のため、二酸化炭素排出量削減が叫ばれ、京都議定書では1990年基準として、日本:-6%、アメリカ:-7%(アメリカは京都議定書を批准していない)、EU:-8%という目標が設定されていますが、日本:+10%、アメリカ:+18%(2002年時点)と、ほとんどの国々で達成のめどが立っていません。


その中で、ドイツは2002年時点で、-13%という驚異的な達成率を示しています。ドイツは環境先進国といわれていますが、どうやって実現してきたのでしょうか?


ドイツでは、1960年台にゴミ問題、そして1970年台に大気汚染問題が発生しました。このままでは、近い将来、国はとんでもないことになるだろう、という危機感が国中で高まりました。そこで、政府は1970年に「環境保護計画」を発表し、次々と環境対策の方針を打ち出しました。国民は、それをしっかりと守り、政府・国民が一丸となって環境問題に取り組んできました。


日本では、企業による環境対策の努力は一定の効果を上げている用ですが、民生部門でのCO2の増加により、全体としてのCO2排出量は増加の一途をたどっています。企業での取り組みと民間での取り組みが遊離しているように感じます。それに対してドイツでは、ゴミの削減や分別・リサイクルから、自家用車の利用を控えて公共交通機関を利用する等、国民の意識が非常に強い事が特徴的です。そして、その結果、上記のグラフのように、二酸化炭素排出量削減や、ゴミ排出量削減などという結果を残しています。


現実の危機感を政府・国民が共有し、政府が方針(課題)を決定し法令を施行し、国民がそれをしっかりと実行することでみんなの期待に応え、結果を出す。そして、その結果がさらなる活力となり、よりみんなで一体となって環境問題に取り組むようになる。と言うのが好循環として働いているのではないでしょうか?


ドイツでの環境問題への取り組みは、以下のホームページに紹介されています。

ドイツ環境情報のページ

環境先進国ドイツ

ドイツ エコライフレポート

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