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2007年03月04日

ハゲタカからの防衛か?【戦略的上場廃止】

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高度成長期
企業は、競って上場を目指してきました。
東証二部から一部へ上がっていくことが、企業の格付けや評価に繋がり一つの目標でした。

しかし、最近では、上場する事により
・敵対的な買収の標的にされる。(ハゲタカの餌食にされる)
・株主から短期的な利益還元が求められる。
・マーケットという不確実性を多分に含んだ「市場の声」に神経を尖らせざるを得ない負担を強いられる。

上場することで経営的リスクを伴ってきているのです。
最近、戦略的に上場を廃止する動きが顕在化してきたようです。

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大和総研のコラムに
企業の戦略的に上場廃止について扱っていました。

~引用~

株式の上場廃止と聞いて、何が想像されるだろう。

本年に入り、上場廃止は100件を超える。その要因をみると、完全子会社化が約5割、民事再生法・会社更生法申請等が2割弱で、併せて約7割を占めている。上場廃止に関して、吸収合併、倒産といったネガティブなイメージが持たれるのはそのためだ。

by nakahide

~中略~

非公開化を選択する企業の多くは、様々な面で上場維持に向けた必然性を失っている。例えば、低い株式流動性から満足な株価が得られない問題がある。低評価ゆえに、敵対的買収の危険にさらされる場合も多い。また、新規事業への進出など大きな意思決定を行う際、株主の同意が得られず、売り浴びせられるなど不安定要素が危惧される。実際、非公開化に踏み込んだ経営者の多くは、少数の理解ある株主のもとで迅速に戦略を遂行したかったと述べている。

非公開化は、投資ファンドの支援を得たMBO(マネジメント・バイアウト)によるものが一般的だ。多くは、中長期的には再上場を目指している。非上場期間に抜本的な事業の再構築をすすめ、企業価値を高め、生まれ変わった姿で市場に評価を問う。今月19日には、このスキームで再上場を果たす初めての企業が誕生する。神戸市にある表面処理加工のトーカロである。同社はJASDAQに上場していたが、2001年8月にMBOを実施し、上場廃止となっていた。再上場後の時価総額は、MBO前に比べて数倍となることが予想され、成功事例になるとみられている。これを機に、戦略的な非公開化がますます注目されるだろう。株式市場活性化策として、期待が高まるかもしれない。


http://www.dir.co.jp/publicity/column/031217.html

今や市場には、ハゲタカファンドが蔓延り株価操作や企業買収と言ったゲーム的感覚を憶えます。
又、企業の経営実態が見えにくくなっているのも事実です。

【戦略的上場廃止】

これも市場の外にハゲタカから身を守り、一つの可能性を見つける動きとも見えますが如何なものでしょう?
株式市場活性化と言うより寧ろ企業と株主との信任関係など「経営の足元」を見つめ直す機会なのかも知れません。

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