2007年03月18日
中国の外貨準備高1兆ドル突破 ~日本を抜いて世界一~

中国人民銀行(中央銀行)は15日、2006年12月末の中国の外貨準備が05年末比30.2%増の1兆663億4400万ドル(約128兆円)に達したことを明らかにした。
中国の外貨準備は貿易黒字の膨張などを受けて急増傾向が続いており、昨年2月末で日本を抜き世界一になり、10月末で1兆ドルを超えた。
日本は11月末時点で8969億ドルで、中国が大きく引き離している。06年の年間増加額は2473億ドルで、05年の2089億ドルを上回った。
Sankeiweb 2007/01/15 より
何がすごいって、増加スピード
が甚だしい。
外貨準備高の2002年度までの推移グラフが通商白書に載っていたので見て頂きたい。

’02年度までの増加率でさえ目覚ましいのだが、このグラフの先は、’03年度4000億ドル、’04年度6000億ドル、’05年度8000億ドル、そして’06年度にとうとう1兆0663億ドルに達する。
そして、その外貨準備高の6~7割が米国債へと流れ、日本と並んで米国経済を支える柱となってきているのである。
でも、そこからがさすが中国。
「中国が外貨準備運用会社」 2007.03.07 日経新聞夕刊
中国政府は現在、1兆ドルを超える外貨準備のほとんどを米国債などで運用しているが、新会社を通じて投資先を多様化し、利回りを高める。ため込んだ外貨を海外に環流させることで、過熱投資などの要因になっている国内のマネー膨張を和らげる狙いもある。
米国との距離を保ちながら、国家自前の戦略を貫いている。
by 倭民
- by watami at 21:34 in 07.新・世界秩序とは?



コメント
外貨準備運用会社ってかしこいというかしたたかな戦略だなと感心。
通常、外貨準備高はドル建て⇒米国債の買いあさり⇒結局アメリカへの資金流入という構図になりがち。
投資先を分散させるところで米への資金集中を回避している姿勢は日本とは違うんだなと思いました。
それにしても日本のお金は結局アメリカへってこと?