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2007年06月07日

地方財政の建て直し(法制度改革から)2

地方自治体の税収格差是正として打ち出された納税制度構想である「ふるさと納税」というものが話題になっている。

地方分権を目指し、国と地方の税収比率を調整して、地方への税源移譲を行なう代わりに地方交付税の削減を進める国にとっては、国の負担を伴わずに、地方の税収格差是正の一助になるため、この構想を積極的に進める考えだ。
しかし一方で、自治体間で奪い合いになる可能性があるほか、地方税には行政サービスを受ける住民が税を負担する「受益者負担の原則」の観点からの問題点も指摘されている。


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さて「ふるさと納税」とはどういうものか?
もう少し具体的に見てみよう。


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「ふるさと納税」とは、個人住民税の一部を生まれ育った故郷の自治体などに納めることを可能とする制度のこと。

「教育や福祉を地方税で負担しているが、いざ税金を払うようになると(都市部に)出ていく。何とかして欲しい」「(納税者には)ふるさとや第2の故郷に貢献したいという思いもある」といった、地方や都市生活者の要請に応える構想であるとして、菅義偉総務相が2007(平成19)年5月、創設を表明した。
総務省は6月にも研究会を立ち上げ、年末の税制改正に間に合うように基本方針をまとめる考えを示している。

菅氏が主張している仕組みは、現住所のある自治体に納めている住民税の1割程度を、住民が希望すれば生まれ故郷などに振り向けることができるというもの。
出身地に振り向けた金額に相当する額を、現住所への納税額から控除する方式が軸になる可能性がある。

例えば納税者がふるさとに10万円を寄付すれば、現在の住所に支払う税金が10万円減額されることになり、住民税の一部を振り替える方式と似た効果が出る。納税者の負担総額が増えることはない。

対象を住民税に限定すれば国への納税額は変わらないため、財務省も制度の導入には反対しないとみられる。

ただ、この方式には「行政サービスの受益と負担の関係が崩れる」との批判がある。


5月18日に行なわれた全国知事会議(会長・麻生渡福岡県知事)では、過疎地などを抱える地方自治体には、格差是正が税収増につながるとみて歓迎する声が強い反面、東京、大阪、神奈川、愛知の4都府県は真っ向から反対する立場を鮮明にした。

問題の争点は大きくは以下の三つ。
・本来、税収の偏在の是正は国と地方が対峙してやるべきことで、都市部と地方の対立にすり替えるべきではない
・「ふるさと」というあいまいな概念
受益と負担の原則に照らして、税理論上問題がある。
 ⇒「ふるさと納税」を選択した住民は、他の住民に比べ、居住地に対しては少ない税負担で同じ行政サービスを受けられることになるためで、不公平感やサービスの低下を招く恐れもある。


一方、納税者の意見はどうか?

株式会社ネクストが運営するHOME'Sリサーチが行なった、全国1万人を対象としたインターネット調査結果から、一部を要約して紹介する。
・「ふるさと納税」について、4割が「全く知らない」と回答
・ふるさと納税賛成派も「条件付で賛成」が大多数。
・「ふるさと納税」の賛否について、「地方=賛成」、「首都圏、都市部=反対」という地域格差が表れている。
・全国的に「地方格差の是正は必要」、「地方格差には現状の中央集権や大都市の企業にも責任がある」、「ふるさと納税が実施されても、税の使い途に不安が残る」と言う意見が大多数を占める。

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「ふるさと納税」構想は、その意図するところは日本人の意識にあったものかもしれないが、それを運用しようとする行政側の問題がどうも多くありそうだ。

財源確保のみに躍起になって「ふるさと納税」に期待を寄せても地方自治体の建て直しには到底つながりそうにない。

コメント

注:分かりやすくするため「中央政府≒東京」と書かせてもらいます。

ふるさと納税はまだたいしたことない、ただ地方の仕事を「数十倍」に増やすだけのクソ法案ですが。。

今世紀最悪の法案が骨太の方針にのるみたいですね、もう東京を解体したほうがいいのかも・・・中央政府(東京)を生きながらせるために地方を「無駄に」犠牲にする気ですね・・・・・・・
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都道府県間の税収格差を是正するため、現行の地方法人2税(法人事業税・法人住民税)を一本化して国がとりまとめ、人口や面積に応じて地方に配分する「地方共同税」を導入すべきとの構想をまとめた。 毎日新聞 2007年5月18日 21時09分
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地方から「地方交付税」を削ることで、この10年東京に痛みを負うことなく財政再建をすることができた。ただ地方交付税というものは、東京が地方の王様として君臨するために必要な「「鎖」」でもあったので、東京政府は非常に困った。

そこで出てきたのが上記クソ法案。
今度は大阪や愛知(そして東京政府は東京都を黙らしたい)から税金を奪い取りつつ、地方に鎖をかけるつもりでいる。

ここで最悪なのは愛知人
今まで地方交付税に頼ってなかったのに、今後は東京に税金を吸い取られつつ、税金の再配分を東京政府から愛知に恵んでもらうために土下座しなければならなくなるクソ法案。この法案で、今までは独自政策でバブルとばら撒き財政をしりぞけてきた愛知まで滅ぶことになる。

東京(政治家、官僚、マスメディア)以外全滅する未来が現実になってきた。。狂ってる

  • L 2007年06月08日 21:47

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