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2007年09月27日

金融とは何を意味するのか?~基本メモ

 金融ってというとかなり難しいイメージがあり、専門家でないと分からないのでは?というのが素人の意見ですが、最近はサブプライムローン問題等の社会的な問題が良く目に付きます。
 今の時代、知らないと捨象してはとんでもない事件・問題に気づかず、いつのまにか国際金融資本家に支配されてるって事にもなりかねません。
 まずは、基本メモとして整理していきます。
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○金融とは何か?

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・金融とは、一言でいうと、資金の余剰主体(黒字主体)から資金の不足主体(赤字主体)に資金を融通することです。

・資金の余剰主体(=貸し手)から、資金の不足主体(=借り手)に資金が移転されます。これに対して、借り手は資金を受け取る代わりに借入証書などを貸し手に渡されます。そして、最終的には資金の返済が約定通りなされることで貸借関係が終了します。

・この金融の概念を日本経済の状況に当てはめてみると、日本の経済活動の中で、貸し手になる経済主体と借り手になる経済主体はそれぞれ誰でしょうか?

・それは代表的な貸し手として家計(部門)を、代表的な借り手として企業(部門)を挙げることができます。

・そして、家計のことを最終的貸し手、企業のことを最終的な借り手と言います。つまり、金融とは、最終的貸し手である家計から最終的借り手である企業に資金が移転する仕組みのことであると理解できます。

○直接金融と間接金融

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・金融のルートには大きく2つあることを紹介します。

・まず1つ目は、最終的な借り手である企業が株式や社債などの本源的証券を発行し、最終的貸し手である家計がこれを直接購入することで資金が流れるルートです。このルートは直接金融と言われます。

・一方、家計と企業の間に銀行や保険会社などの金融仲介機関が仲介し、これを経由して資金が流れるルートを間接金融と言います。
・まず、家計から金融仲介機関に資金が流れています。これは家計が金融仲介機関の発行する間接証券(預金証書・保険証書など)を購入することで資金が流れます。

・例えば、私たちが銀行にいって預金をすることがこのプロセスに該当します。続いて、家計などから調達した資金を用いて金融仲介機関は、借入証書などの本源的証券を購入します。例えば、銀行が企業に融資する業務がこのプロセスに該当します。


○金利~日本の不況と不良債権問題を事例に捉える

・このように金融のルート別から日本経済を展望すると、間接金融優位の状態がこれまでずっと続いてきました。つまり、日本の多くの企業は銀行に代表される金融仲介機関からの資金の借入を通じて活発な生産活動を行い、日本経済を牽引してきました。

・しかし、『不良債権問題』という言葉に象徴されるように、1990年代に入るとメインバンクに対する信頼は揺らぎ始めます。不良債権問題とは、金融仲介機関から借り入れた資金を多くの企業が返済できなくなった状態を指します。つまり、間接金融のルートの企業と金融仲介機関の資金の貸借関係に問題が発生した状況です。金融はしばしば血流に例えられますが、実際、日本経済にとって大動脈であった間接金融のルートが円滑に機能しなくなったということは日本経済に深刻な打撃を与えました。

・さて、「貸し渋り」問題は、間接金融のルートの銀行と企業の間で資金の貸借が円滑に進まなくなった問題であると言えます。この貸借の「場」を(銀行の企業に対する)『貸出市場』と呼ぶことにすると、貸出市場の需要者は資金の借り入れというサービスを需要する企業です。

・これに対して、貸出市場の供給者は、企業が必要とする資金を貸し出すというサービスを供給する銀行ということになります。
・ここで注意して欲しい点は、この資金の借り入れサービスを受けることの対価、すなわち価格は金利であるという点です。

参考転載:「高校生から読める大学の授業-経済の小部屋
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 こうして金融の中身を見ていくと、基本形(金融概念)は非常に単純です。難しくしているのは、サービス業をしている、いわゆる金融屋といわれる銀行のサービス内容の複雑化であったり幻想化であったりする所のような気がします。
 おそらく、楽して(資本を集めるまでは大変でしょうが)儲けるその術=騙し共認を成立させるために、どんどんサービス内容等を見えにくくなるよう難しくしているだけのような気がしてなりません。

 また、銀行が儲かる仕組みを現代の身近に置き換えている参考になる記事があります。『るいネット』~銀行はなぜ儲かるの?~

やはり、銀行という仲介屋の存在が、金融を考える上では肝になるような気がします。市場拡大が幻想共認によって成立している以上、その幻想の中核存在たる銀行こそクリア(中身の透明化)にさせる必要があるのだと思います。

コメント

日本における銀行の役割を振り返って見るのも一考です。

日本の銀行の役割は、明治維新後一貫している。
富国強兵・殖産興業のためには、海外から先端の機械(生産機械)を輸入しなければならない。

日本の国内で、銀行がお金を集め、生産企業に貸し付ける。企業が機械輸入を行ない、銀行が、輸入代金の保証を行なう。支払いは英国通貨ポンド建てになるが、それは、金兌換の円によって保証される。

第二次大戦の戦後も、復興と生産拡大の為に必要な生産投資の原資を、銀行が貸し付ける。間接金融に依拠してきたのが、日本の特徴です。(外貨は、ポンドからドルに転換しているが。)

常に、必要な投資に対して、資本(お金)が不足という時代ですね。概念的には、資本主義(資本=お金が最も重要)の時代です。

しかし、日本では、1990年代には、資本(資金)過剰の時代へ転換した。

間接金融の銀行が不要になっのです。
その状況に対応できず、マネーゲームという幻想性に向かっているのが、現代の銀行・証券等の金融組織ですね。

  • ぽちぽち 2007年10月03日 14:23

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