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2007年10月03日

中国のチベット開発、その背後には!?

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みなさん、知ってますでしょうか?
あのチベットに昨年、とうとう鉄道が開通したんです。
チベット自治区のラサからゴルムドを結ぶ世界で最も高い地点を走る「青蔵鉄道」です Surprised

これまでチベットへのルートは、ゴルムドや四川省からのバスルート、上海などからの空路が主でした。
特にバスは4500m級の山々がつらなる道なき道をいくのでもう大変。危険度も高い!!!
それを考えると、今回の鉄道開通は待ちに待ったというところでしょうか。
でも、旅行者にはいいけど・・・ Rolling Eyes
その裏には中国の思惑があるようです Cool

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中国がチベット侵略をはじめてから久しいですが、最近では大分都市化されています。
特に四川省からの移民が増えラサでは漢民族がチベット民族の人口を抜いたそうです。多くの移民たちはサービス業に主に従事し、おかげでこの10年間くらいの間でラサには高層ビルも立ち並ぶほど現代化されてきました。

以下「チャイナネット」より引用
http://japanese.china.org.cn/txt/2007-07/30/content_8597080.htm

昨年、中国全体の経済成長率は10.5%で、チベット地区の経済成長率は13.2%であった。 GDPは290億人民元となり、これは40億ドルに相当する。チベットの食糧生産量は92万ト ンで、自治区総人口の需要を満たしている。昨年のチベットの都市部の一人当たり年収 は8900元で、2000年の6448元よりも大幅に増えている。農民、牧畜民の平均年収は、 2000年の1331元から2435元に増加した。 物が日に日に豊富になり、人口が着実に増え、生活レベルが上昇し続け、教育・技術 トレーニングや社会全体が現代化されたことにより、チベットの人々、とりわけ若者 の生活・仕事・意識は変わってきている。こうした変化は、ラサの街を見れば非常に 明らかにわかる。ラサでは車も増え、高層ビルをあちこちで目にすることができる。

という風に、急速な近代化によりチベットの都市・生活は大きく変化してきています。
しかし、多くの開発により元来あった豊かな自然環境が壊されているというのは事実。

でも、なんで中国はチベットを抱え込むのでしょうか???
その理由の一つに「水」が挙げられます。

これ見てください。
中国大陸の水源を示しています。
水色の部分が主要な水源。ヒマラヤ山脈付近が水色にそまっています。
チベットはというと・・・そうです。
ヒマラヤの直ぐ上に位置するのです。
つまり、中国の淡水の主源はチベットにあるのです。


以下「ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 HOME」より引用
http://www.tibethouse.jp/news_release/2003/031119_seminar.html

チベットは、その地理的な場所と地質学的な構成により、アジアの主要な分水地点と なっている。インド亜大陸の 4 主要河川である、プラマプトラ河、インダス河、サ トレジ河、カルナリ河は、チベットにその源を発している。チベットから派生するそ の他の主要な河川には、長江、メコン河、黄河、サルウィン河、アルン河が含まれる。 現在、その支流の 90% は、中国、インド、バングラデッシュ、ネパール、ブータン、 パキスタン、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムへ流入している。

中国政策の実施による環境被害のほとんどは、チベットの豊かな河川の破壊という形
で直接的に現れる。現在、アジアのほとんどの国に水を供給するこのような河川は、
沈泥により流れが滞ったり、増流により洪水を引き起こしたり、流れの勢いが強かっ
た場所で干上がってしまう現象がしばしば報告されている。

中国からすればチベットが独立しては困るんです Mad
全土の水源の約40%を占める長江の水流がヒマラヤ山系から流れているから。
でも、そんなことしなくてもチベット人は水を塞き止めたりはしないと思うのですがね。。。
豊かな自然を守り、綺麗な水がそのまま流れてくる。
侵略⇒開発がすすみ、チベットの人口が増えるほうがよっぽど水が汚れるような気がするのですが… Confused
「市場原理」が環境をそして民族を追い詰めている、そんな典型的な例かもしれません。

コメント

チベットが南アジア(インド、パキスタン、バングラディシュ)、東南アジア(ビルマ、ラオス、カンボジア、ベトナム等)、中国の全ての大河の源流というのは、気づきですね。
ガンジス河、インダス河、メコン河、ビルマのエーヤワディー川、そして長江、黄河ですね。

チベットの共産党書記長を務め、ラサに戒厳令を発令したのが、現在の胡錦濤総書記。

精華大学水利工程系卒業。貴州、チベットが任地なのは、何か関係があるのでしょうか?

  • 通行人 2007年10月04日 19:50

中国のチベットにおける森林伐採は、1959年には2520万haあった森林面積を1985年には1357万haにまで減らしたそうです。採鉱も急激に拡大し大規模な地すべりなどで森林破壊と相まって河川の沈泥を助長し長江の河床を上げて氾濫を引き起こしているようです。さらに1984年に中国はチベット地区で西側国に核廃棄物投棄場として1kgあたり1500ドルで提供しています。癌発症や出生障害や水質汚染も発生させているそうです。中国は大事な自分たちの生命線でもある長江の水源を自らの乱開発で環境破壊させ墓穴を掘っているようですよ。

  • オジサン 2007年10月04日 22:11

コメントありがとうございます!
ちょっと長くなりますが、返信いたします。

アジア大陸は世界全体の人口の 47%が住みますが、挙がっている河川:チベット源流でそれをほぼ担っているようですね。
やはりチベット水源はただものではないようですね!

で、気になるのは・・・、胡錦濤総書記。
ちょいと調べてみましたが、やはり「水」と大いに関係があったようです。
清華大学は今や中国の大学(特に理系)ではダントツトップで、誰もがあこがれるとのこと。
そこの水利工程でつちかった技術がやがてチベット水系の河川計画・ダム計画に生かされていた。
その内容が生々しくかかれているブログがあったので紹介します。


--以下引用--
ブログ「猫ジジイのたわごと」より
http://plaza.rakuten.co.jp/yamanoha/diary/200706270014

>歯止め無き工業化を通して自国の主要河川を広範囲に汚染し、中国は現在、水とエネルギーへの渇望を満たす試みにおいて、南および東南アジアへと流れる川系の生態学的な生存能力を脅かしている。

>チベット高原から滝になっている川の水を変える南水北調プロジェクト(訳者注:そのうちの
「南水北調西線」)の考えは、1989年にチベットで残忍な戒厳令取締りを通して有名となった。

>そして、中国の都市いくつかで水苦難が強まる事で、一団の前当局者は"チベットの水が中国
を救う"と啓蒙的にタイトルされた本にて、ブラマプトラ川の流れを北へコース変更する事を擁護した。

>大きく流れを変える事は、より下流のインドとバングラデシュへの水戦争の布告を為すだろう。

>過去と同様、チベットでの中国の計画とプロジェクトにインド以上に影響を受けそうな国はない。

>まさに中国政府がインド領への主張において増々断定的になっている時、例えば $62億の新たなゴルムド・ラサ鉄道(青蔵鉄路)はインドに対する中国の急速軍事展開能力を相当に高めた。

--引用終わり--


要は、アジア大陸はそもそも近代の生活で必要な水量には対応できないくらい水不足だったんですね。
つまり流れとしては・・・。
中国の近代化⇒水不足⇒アジア大陸の水源であるチベット侵略⇒河川水路変更・ダム建設⇒インドへの影響⇒国境軍備増強⇒青蔵鉄道建設
という形。

うーむ、「水」を通して繋がってきましたね。
青蔵鉄道開通により、今後中国は水を廻ってインドとの関係においても緊張が増すということになりそうです。
なんかドンドンまずいな方向にいってますね。。。

  • watasin 2007年10月04日 23:07

オジサンさん、コメントありがとうございます!
返信前後してしましました。。。ごめんなさい。

森林伐採、採鉱、核投棄場どれも衝撃的な事実ですね。確かに自分で自分の首を絞めている状態。でもそのおかげで隣国がひどい影響を受けているし、全体的に見ても自然環境は悪化を辿るばかり。これかなりマズイですね・・・。
これ以上中国のやりたい放題は許せません!
国際的な圧力も必要です。

(ちなみに中国共産党の胡錦濤総書記は、1989年、チベットの共産党書記長時代に中央の指示にならいチベットの分離運動を弾圧したことが評価され、今の地位を獲得したとのこと。皮肉な話ですね。)

  • watasin 2007年10月04日 23:46

中国と近隣諸国との水資源を巡る軋轢については、ブログ「Nishitatsu1234の帝国」の翻訳紹介が元の記事のようですね。
「猫ジジイのたわごと」さんはその転載です。

翻訳:南アジアの水資源の独占を図る中国(1
http://diary.jp.aol.com/wkyxkc7pyfku/1366.html
翻訳:南アジアの水資源の独占を図る中国(2
http://diary.jp.aol.com/wkyxkc7pyfku/1367.html

  • leonrosa 2007年10月05日 09:06

leonrosaさん、どうもありがとうございます!

確かにそうですね。
文章読んでいくと、ところどころ日本語になってないところとかありましたので。。。やっぱり翻訳文だったんですかー。
なるほどです。

  • watasin 2007年10月05日 10:37

水戦争は起きては成らないが、世界中の人間が
水の大切さ
水に対しての知識の向上
生きることの大切さ
を低学年より指導するべきである!

  • 脇坂 公敏 2008年03月23日 08:32

水戦争は起きては成らないが、世界中の人間が
水の大切さ
水に対しての知識の向上
生きることの大切さ
を低学年より指導するべきである!

  • 脇坂 公敏 2008年03月23日 08:32

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