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2007年10月27日

日本の小売業の未来は?

~こんなニュースが流れました~

ウォルマート、西友を完全子会社化へ 低迷脱却めざす

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あの西友が完全に外国の企業になります。
個人的な回想ですが、30数年前、私の育った田舎町では「西友が出来た」と結構騒ぎでした。その当時の私にとっては、西友=デパートだったんです。エスカレータに乗ったのも西友で初体験!!
その西友が外国の企業になってしまうのである。

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小売業世界最大手の米ウォルマート・ストアーズは22日、現在約51%の株式を持つ傘下のスーパー、西友に株式公開買い付け(TOB)などを実施し、完全子会社化すると発表した。ウォルマートは02年に西友に資本参加して日本市場に進出したが、業績は低迷が続いている。抜本的な改善の突破口を開けるのか、真価が問われる。
(http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2007102201260.html)

元々、2002年から子会社なわけで、特段驚くことも無いのでしょうが、経常利益を調べてみるとやはり腑に落ちない。米ウォルマートが子会社化した2002年度から下がり続けている。しかも、ここ2年間は赤字。
手放してもいいようなものが、完全子会社化に踏み切るのは何で?
こんな疑問が湧いてくる。

西友と言えばこんな、ニュースも有りました。
西友、米産牛肉の販売再開・大手スーパーで初
大手スーパーの西友は29日午前、LIVIN錦糸町店(東京・墨田)で、米国産牛肉の販売を再開した。2006年7月に輸入が解禁された米国産牛肉を大手スーパーが取り扱うのは初めてで、買い物客らの注目を集めた。
(3月29日)

このときに、シーファー駐日米国大使と西友幹部は、笑顔で試食をなさったらしいのですが、米牛肉に続いて日本に色んな食品を輸入させる尖兵として位置付けようとでも言うのか???
22日の西友の取締役会での発表では、サブプライム問題のあおりを受けて資金調達が困難、子会社化による抜本的な転換に可能性を・・・・などと謳っていますが、本意は何処にあるやらコンコンチキですね。

そもそも、日本の小売業界はどのようになっているか?

2006年度:セブン&アイ、4年ぶり売上高首位・ヤマダ、ダイエー抜き3位
日本経済新聞社がまとめた「第40回小売業調査」(2006年度)によると、家電量販最大手のヤマダ電機がダイエーを抜いて売上高ランキングの3位に浮上した。またミレニアムリテイリングを買収したセブン&アイ・ホールディングスは、4年ぶりにイオンから首位の座を奪い返した。小売市場自体の成長が鈍化する中、流通業界でもM&A(企業の合併・買収)を成長の原動力とする構図が鮮明になってきた。

上記による売上高ランキング
↓↓↓( )内は兆円
1位:セブン&アイ・ホールディングス(5.3)
2位:イオン(4.8)
3位:ヤマダ電機(1.4)
4位:ダイエー(1.3)



7位:西友(1.0)

この小売上位の外資比率を調べてみたところ、1位セブン33%,2位イオン30%,3位のヤマダ電機にいたっては、約60%にも及んでいる。もはや、日本の小売業は国内企業ではない!

米ウォルマートと言えば、年間売り上げ30兆を叩き出す、世界一の小売ですから、西友の赤字などはどうでもよく、別のところに狙いがあるのでしょうか?
実際、ウォルマートは「ドミナント政策」と言う荒っぽい方式で有名であり、日本でもやろうとすれば出来るわけで、小売業界も予断は許されない状態でしょう。

また先ほどの、小売売り上げランキングで、成長が注目されているヤマダ電機と競合している、ビックカメラや、ヨドバシカメラは極端に外資比率の低い店舗です(ビックカメラは創業者持ち株75%、ヨドバシカメラは非上場)
この家電業界(今や家電では止まっていませんが・・・)、の勢力争いの動向も注目しておく必要が有りそうです。

コメント

ウォールマートがなぜいまさら西友を子会社に?

ちょっと前までは、逆にあまり外国ではうまくいっていないウォールマートが西友を売りに出す話がささやかれていたのに。どんな裏があるのでしょうか?知りたいところです。

  • waiwai 2007年10月30日 10:36

ウォルマートは日本の消費形態を注意深く観察してるんだと感じてます。
もちろん、「どう乗っ取ってやろうか!」とね。

ちょっと前に進出してきたフランスのスーパー、カルフールが強引なやり方で失敗したことも背景にあります。

  •  2007年10月31日 15:42

ある記事で(出所を忘れました)、今回のウォールマートのTOB買収価格は、以前51%取得した時の価格の半分程度(出所を忘れたので具体的な数値がわかりません)であるとありました。それによると、半子会社にした後、業績をテコ入れなどといいつつ、逆に業績を悪くした上で、株価を転落させ、かなり安い価格でTOBを仕掛け、完全子会社化を狙うという、完全にハゲタカばりの買収戦略とのことです。

日興證券の買収でもその前年に個人への金融商品の業務停止(容疑は簡単に言うと組織的な詐欺)を受けていたシティーバンクがその次の年に日興を買収(これって倫理的に問題ないのかなとすごく疑問です・・)しましたね。

  • とおりすがりです 2007年10月31日 20:24

みなさんコメントありがとうございます
そして、「とおりすがりです」さん、有力な情報ありがとうございます。

ウォルマートの真意に関しては、諸説あるようです。
1つは、業績悪化、株価低迷に付き、引くに引けない。
もう1つは、日本市場への本格的な参入の一歩。
中でもこの二つの意見が主流のようです。

西友と言えばダイエーとの合併話もあったし、100%子会社化することで、次なる三角合併への礎にする事をもくろんでいるように思えてなりません。ドミナント方式まがいに日本市場を獲得しようとしたら、西友を根本的に改革するよりも、地域的に店舗を押さえてしまった方が得策だと考えているのではないでしょうかね?
・・・・諸氏いかがなものでしょうか?

  • gokuu 2007年11月05日 00:27

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