2007年11月11日
ウォールマートって何??

中国のウォールマート
中国生活 桃紅色 小猪 的 中国 博客からお借りしました
西友を完全子会社にしたウォールマート。
今頃なぜ?という疑問を持つ人は多いと思います。
5年前に西友を手に入れたウォールマート。世界最大の小売業者といわれていますが、でもそれ以外にウォールマートってどんな会社か知っている人は少ない?のでは。
そこでまずは、ウォールマートを調べてみました。そしてウォールマートは何をしようとしているのか?を探ります。その前に
ウォールマートは故サム・ウォルトンが1962年に設立。
一雑貨屋さんが、EveryDay LowPriceを掲げ、低価格、物流管理、コスト削減などを推し進め急速に成長し、世界最大の売上げを誇る企業となった。・・・・スゴイ・・・
現在世界10ヶ国以上に出店進出し、総売上約40兆円、従業員数138万人というまさに超、超巨大企業です。
この売上は世界の名だたる企業のマイクロソフトやトヨタよりはるかに大きいのです。とにかく日本の小売業者のセヴンやイオンの10倍にもなる規模を持つ会社です。
アメリカ国内に3000店以上、国外はメキシコ、イギリス、カナダ、ブラジル、プエルトリコ、それに中国などに1500店以上出店している。又インドにも出店予定がある。
このように、順風満帆に見えますが、
しかし逆に、ドイツ、韓国からは撤退したのも事実。どうしてでしょう
更に、今回の西友完全子会社化はなんで?
この6年間、何で、ウォールマートは西友でうまくいかなかったのでしょうか?
原因はウォールマートが日本の流通事情を理解していない事が大きいといわれています。
卸などの中間業者が複雑に入り組む日本では、本領を発揮できなかったというわけです。例えばソース1つをとっても地域毎に嗜好が違うので均一な商品では対応できない。
という事で、世界市場で販売する低価格のプライベートブランド(PB)商品を導入したが、日本の消費者には受けなかった。
韓国やドイツにしてもその国の事情にあった経営ができていなかったといわれています。
ではウォールマート以外の外資の小売業者はどうでしょう?
日本に進出した他の事例を見ると、
世界2位の仏カルフールは、05年12月にイオンに8店舗を売却し日本市場から撤退しました。
独流通大手のメトログループは、02年に業務用の卸分野で日本に参入。22日には、今後2年間で首都圏に新たに8店舗の卸売りセンターをオープンすると発表しています。 実はここが一番うまく言っている。それは直接消費者を相手にせず、ホテルや飲食店などの業者向けに生鮮食品 を扱っている為。
英小売り最大手のテスコも、欧米流の大規模店舗は、通用しないと判断。生鮮コンビニ「テスコエクスプレス」をオープンし、巻き返しにかかっています。
このように、全体としてはうまくいっていない。現在日本市場の攻略法を検討中のようですね。
ここまで見てくると、日本での経営の難しさが浮き彫りにされています。
でも、それってホント?
これからは裏読みかもしれませんが
西友は6期連続の赤字。
ウォールマートの投資は、更に今回の1000億のTOB、500億の増資をすると総額は3000億を越えます。これは事実。しかし
6年間ウォールマートが西友を赤字にし続けたのは、最終的に子会社にする費用を安くする為だ。
先に総額3000億かかかっていると書きましたが、初めの半分を取得するのに対して残りの半分は実際半額になっています。経営が難しかったのではなく、わざとそうさせたわけです。
こういわれるとなぜかすっきり感があるのは私だけでは無いようです。
さて今回の動きは日本においてウォールマートとしての進出に本腰を入れる証拠なのか、先に取りざたされたように売却する準備なのか、はたまたこれを基盤に更に国内小売業を買収していくのか?
この先目が離せません。
- by genkin at 21:18 in 04.狙われる国の資産


コメント
自分自身で直接経営するよりも、ノウハウのある日本企業に商売をさせてその上がりを掠め取った方がよい、と判断したのでしょうね。
genkinさん、こんにちわ。
以前、本文の赤字の部分をご指摘させていただきました(そのときは「とおりすがり」という名前でしたが^^;)。
で、シティーによる日興買収など、外資買収の方法というのはいくつか手法があるようです。もし、機会があれば是非、外資による日本企業買収方法などを教えてください。
別のブログで(ここではなかったと思いますが)、インドでコカコーラーが国会議員を使って、国内のミネラルウォーターンの品質基準を高めさせ、国内企業がそれに対応できず、販売できないもしくは技術がないため、水が売れず市場から撤退、もしくはコカコーラーに買収され、一気にコカコーラーがインドのミネラルウォーター市場を制覇していくというテレビ番組があったそうです。現在、インドでは市民によるコカコーラー反対の動きが政治レベルにまで高まってきていますが、彼らはありとあらゆる形で資本的な支配を強めようとしています。一度、その手法をまとめてみると、外資買収の手法が色々とみえるかなと思いました。また、新しいきじを楽しみにしています。応援しています!