2007年12月13日
株式市場の仕組み~非上場の企業って何なんでしょうか~
サントリー、月桂冠、白鶴酒造、菊正宗酒造、白鹿酒造、黄桜ロッテ、ヤマサ醤油、浅田飴、日本食研、パロマ、ヤンマー、竹中工務店、YKK、出光興産、
それに朝日新聞、読売新聞などなど
さて、これら有名企業の共通点はなんでしょう??
酒、食品、製造、建設、メディア等々と業態は様々ですね。
そうです、非上場の株式会社です。
つまり、株式市場とは関係なく? 経営されている企業です。
上場のメリットについては先に紹介されていますので、ここでは非上場の企業にスポットを当てたいと思います。
株式会社を分類すると
上場企業(株を公開し、どこかの証券市場に上場している企業。これは今まで皆さんが紹介していますね。それに対して、非上場企業(株を公開せず、したがってどこの証券市場にも上場していない)があります。
そこで非上場企業を調べてみました。
非上場の企業は、
1:いつでも上場できるだけの、企業であるがあえて上場していないものと、
2:もう1つ未上場企業と呼ぶ、これは将来上場することを願いつつ、現状では上場条件をクリアーできず、非上場の企業があります。
3:さらに、一度は上場したが、何かの事情で再度非上場にしている企業もある。
と色々のようです。
では非上場企業の特徴とは何でしょう。
一般的には先にあげたような、有名非上場企業の場合は、上場しなくても資金調達がうまくいっている健全企業と思われます。又
先に挙げた有名企業ではないですが、歴史の古い同属会社が多いようです。株を創業者一族が握っているような、つまり伝統を守り安定経営を目指す企業に多い。
そういえば、日本には1000年以上続いている会社がありますね。
ちなみに株式会社の平均寿命は35年から40年ぐらいだそうです。人の寿命よりかなり短い。つまりなかなか後をついで繋がっていかないということです。
長命な企業が全て非上場というわけではないでしょうが、非上場には更にメリットがあるようです。
それは、昨今のM&Aに対する有効な対策になる。これは当たり前といえば当たり前ですね。
株を公開していないので買われる可能性は無い。
そこで今まで上場していた企業が、MB0と呼ばれる手法を使って、経営部門のみを独立持ち株会社化させ、本体を子会社化非上場にする事が行われています。
買収が発覚してから慌てて新株発行の手続きをするといった醜態をさらすよりも、有効な方法なのでしょうか。いつもホワイトナイト(漫画の嶋耕作のように)が現れるわけでないですから。
又業績が芳しくなく建て直しの為にこの手法をとる事もあるようです。
株式会社といえば上場を目指すのが当然と思っていましたが、必ずしもそうではないようです。
そうなると、株式市場は何のためにあるの?と言う疑問に戻ってしまいます。
名目は事業を拡大する為の資金を広く集める為に株式市場に株を公開する事と思いますが、一般投資家ではなく、ハゲタカに常に配当というえさを与え続けなければならない羽目に陥るぐらいなら、非上場でもこつこつやる方がよっぽどよいのではと考える企業も出てきています。
見かけは一般投資家に門戸を開く形で緩和されてきた市場ですが、実態は投機マネーと呼ばれるファンドなどの為にあるように思います。
つまり会社にとっても、普通の人にとっても必ずしも必要な物ではない。
皆さんはどう思います?
- by genkin at 00:20 in 04.狙われる国の資産




コメント
経済ニュースで、本日の株価は・・を事例に出すまでも無く株式への関心は非常に高いものがあります。
そうした中で、自ら売買してみようと思っても何か博打をするようで中々きっかけが掴めないし、知識も無いというのが普通の人の感覚です。
初歩的な学習を兼ねて株式を見つめる格言集を見つけました。
相場の格言(東洋経済新報社)
http://all.toyokeizai.co.jp/kakugen/
中々うん蓄があるのではないでしょうか。