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2008年11月17日

世界経済はどうなる!?~その2.まだまだ増加中 FRBの資産について

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FRBの資産が増え続けている理由は、弱体化した金融機関のモーゲージ資産や、経営悪化した企業のCPの買取が急増している為だと思われる。

一体これらを買い取る為の原資はどこから来ているのか?


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不良債権を買い取るのに必要な資金の調達の為に、FRBが取った方法は2つ。


1.各金融機関がFRBに預ける「準備預金」に金利をつける
→従来、準備預金は無利子だったが、それでは資金が集まってこない。金利をつけることで、不良債権を抱えて苦しむ民間金融機関の持つ現金を、FRBの口座に避難させようというもの。
 この方法により、9月以降で40兆円ほど増加している。


2.財務省の特別預金 
→米政府が短期国債を発行し、調達された資金を丸ごとFRBに新規預金するというもの。
 この方法により、9月以降で60兆円近くの資金が流れている。


 この二つの方法から見えることは、FRBが今やっていることは、金利をわざわざ払いながら民間金融機関のキャッシュを預り、それでも足りない分は国債発行で得た金を国家から借りて、次々と民間金融機関の不良資産を引き取っていくというもの。


 この構図を図解化すると、

  ファイルをダウンロード


おそらく実際には、救済資金としてFRBから金融機関に供給されたキャッシュは、実体経済にも金融市場にも一切回らず、そのままFRBの準備預金として舞い戻ってきているだろう。
準備預金口座を利用して、同じ資金を回しながら、民間金融機関の不良債権を買い続ける「不良資産のロンダリング」といえるのではないだろうか。


国家に金を貸して利益をむさぼっていたFRBが、今は国家から金を借り、不良債権を溜め込み続けるという状態に陥っている。


これはFRBがババを引いたという事か、それとも巧妙に仕組まれたゴマカシか?
それは、米政府が発行した60兆円にも昇る短期国債を買ったのは誰か?によってはっきりするかもしれない。


コメント

国家に金を貸していたFRBが国家から借金して不良債権を買い取らなきゃいけないってどういうこと何でしょうか?

現状ではFRBが損を抱え込んでいる状態なのか、誤魔化しなのか分からない仕組みなんですね。

結果が表れて初めて、「何故そうしたのか」がはっきりするというのも、後手のように感じましたが、ちゃんと追跡して確認しないと、国の情勢を見誤りそうですね!

  • shijimi 2008年11月18日 21:54

shijimiさん、コメントありがとうございます。

今のFRBには、救済資金を持っていない、又は市場から集めるすべを持っていないということだと思います。
大量に保有している米国債を売って資金調達しようものなら、米国債暴落を誘発しかねませんし。
したがって、資金を集める苦肉の策として、国家から金を借りた。それだけFRBも追い詰められているということかも知れません。

60兆円もの紙幣を新たに刷るといっても、すぐに出来ることではないですから、米国債を買ったものがFRB以外にいるという考えなのですが、そこがわからないというのは大きな問題なので、おっしゃるとおり国の情勢を見誤らないように、注視していく必要がありそうです。


  • minezo 2008年11月22日 22:44

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