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2008年12月01日

世界経済はどうなる!?~その4.バクチ経済はなぜ起こったか

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米国発のマネーゲームにより、世界経済は実態とは遠くかけ離れた状態に肥大化し、
サブプライム問題に始まった経済の混乱は、リーマン・ブラザーズの破綻や株式の
大暴落を経て、実態経済の大混乱へと至りました。

今回は、なぜ世界経済が実態とは大きくかけ離れた状態になったのか、その原因に
迫りたいと思います。


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貧困の克服

先進国では1970年にはほぼ貧困が克服されました。
例えば、日本では「一億総中流階級意識」などと言われていました。
それ以前は、誰もが貧困の圧力に晒され、食べて行くのに必死だったので、

豊かになることが社会の共通目標であり、
それを実現するために、人々は必死に勉強し働きました。
進学、就職、出世・・・

全てがお金を手に入れて豊かになることに通じていました。  


ムリヤリ市場拡大

豊かさが実現された1970年以降、日本で言えば、三種の神器(冷蔵庫・TV・洗濯機)
の世帯普及率が90%を超えた頃、お金を手に入れて豊かになることへの収束力が
急激に低下しました。

その結果、物的需要は小さくなり、市場は縮小するはずでした

しかし、国家は国債を発行し、GDPを押し上げ、ムリヤリ市場を拡大 させたのでした。


バクチ経済

国家が大量の国債を発行する一方で、金融機関は、国債をもとに発行されたマネーを受取り、
投資・運用先をムリヤリつくり上げてきました。

なぜなら、金融機関は お金をもとにお金を増やすことが使命 だからです。

その結果が『世界金融資産残高の対世界名目GDP比』のグラフ。



世界金融資産残高の世界名目GDPとの比率は、1980年にはほぼ1対1(109%)だったのが、
2006年には3.5倍(346%)にまで膨れ上がっています。


 「金余り」現象がバブルを創出し、バクチ経済を招いたのです。 


金融資産のうち、国債・社債・預金とも元は「借金」です。
結局、「負債」がムリヤリ市場を拡大させてきたのです。


さて、負債が増えると、誰か得をする人間がいるのでしょうか?
何か裏がありそうです。
次回はこの辺りに迫っていきます。

コメント

金融機関の債務超過も、資産より借金の過多となります。今後アメリカは、2:1の交換率の新ドルに切り替えることで、過去の借金(債権、債務)が同時に半分になると言われてます。
借金(国債)が500兆円と半分になった米国政府が、その後、ふんだんに国債を発行し、そのマネーで資本注入が可能となるのです。
行うのは、大統領令の発布だけです。
もちろん、債権国日本は、貸した金が紙くずとなってデフォルト宣言を強いられることになるのでしょう。

  • nakamura 2008年12月06日 23:22

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