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2009年01月01日

謹賀新年

皆さん明けましておめでとうございます。今年も本ブログを宜しくお願い致します。

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昨年2008年は、世界にとって大転換が始まった年でした。

これは、単に米国発の金融バブルが破綻し、経済が低迷するというだけではありません。現在進行しているのは、ニクソンショック以来のマネー経済、さらには新自由主義のアメリカが先導してきた戦後資本主義、の総決算です。

従って、国際的な力関係や国家運営の思想にまで及ぶ世界システムの激変がこれから本格的に始まります。本ブログでは今年も、この動きを追跡し、その本質を追求していきたいと思います。

では、’08年金融破綻を皮切りに、’09年はどのような潮流が起こるのか?るいネットに管理人の問題意識ともぴったりの投稿があったので、まるごと紹介します。

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■2008年、世界金融危機は何を意味するのか?

・振り返れば、1970年に先進国で貧困が消滅してからのここ30数年は、世界中の市場がバブル化(→バクチ経済化、借金経済化)してゆく過程であった。

・そのバブルの最終形ともいうべき(世界中の市場に組み込まれた)「証券化金融」が大崩壊したのが、現在進行中の世界金融危機である。

・これは、「信用膨張型or信用捏造型金融システム」の破綻と言ってもよい。

・歴史的に見れば、こうした「ダマシの構造」は、金貸し組合というべき中央銀行システムと、中央銀行紙幣システム(金貸しが大々的に国家に金を貸す=国債システム)の誕生に端を発する。

・その意味で、今回の金融破綻は単なるバブル崩壊という次元ではなく、「近代300年の金貸しによる支配システムの終焉」と捉えることが出来る。

・現在は、追い詰められた「金貸し」たちによる生き残りを賭けた最終戦争、激烈なつぶし合いが行われていると見るべきだろう。

米金融業界は仁義無き戦い状態へ突入か

■2009年はどうなるか?

・米国覇権の終焉は世界共通の認識として拡がりつつあり、世界は多極化に向かう。この流れは変えようがない。したがって、ドル基軸通貨体制の崩壊は不可避

・また現在、各国政府・中銀では、金融破綻に歯止めをかけるべく、あらゆる手段を講じているが、決定的な有効打はなく、さらなる世界暴落は不可避と思われる。

・その意味で、世界の株価、為替(ドル)、米国債の値動きには目が離せない状況が続く。

・一方で、「ダマシの延命策?」ともいうべき不穏な動きがある。新ドル発行、FRB債発行etc こうした画策には注意して状況を見ていく必要がある。
(日本の政局、マスコミの動きも要注意)

世界金融危機は、どう決着するか-突然、旧ドル2:新ドル1に切り下げ 
FRBがFRB債を検討→新ドル切替の布石?

・しかし大きく見れば、破局回避のためには、無秩序な金融は規制して国家のコントロールを強め、(国家そのものが破綻しない限りは)秩序化の方向に向かうと考えられる。同時に、金融の実質国有化→管理市場化が進む可能性が高い。

・他方、今回の金融破綻は、市場経済全体へ深刻な影響をもたらすことは避けられない。そもそも先進国では物的飽和であり(それゆえにバブル化→金融資本主義化した)、今回の金融危機を機に消費意識も一変する。

・したがって、大不況→あらゆる産業がふるいにかけられていゆくことになる。

■世界の大転換のはじまり

今回の金融破綻は、単なるバブル崩壊に止まらず、「近代の金融-経済システム」の崩壊→新しい統合原理への大転換期とみるべきだろう。
(※より本質的には、私権時代5000年から共認原理への大転換!)

その観点から、以下の3つの視点が重要と考えられる。

●金貸しの没落
・近代を支配してきた究極の自己中(戦争の最大原因でもある)=金貸しに対する共認闘争、反金貸し共認が拡がる。

彼ら(金貸しとそれに従う政治家、マスコミetc)が世を差配してきたからこんなにとんでもないことになった、というまぎれもない事実が共認されていくのは必定。

・米国覇権の終焉はその象徴となる。

●実体経済への大転換
あらゆる産業が「儲かるか否か」というモノサシではなく、「必要か否か」という土俵の元で評価されてゆく。

・それは、一面では厳しい生き残り競争となる。

・だが、社会のみんなに本当に必要とされる=期待される仕事が評価されるという意味で、やりがいのある評価競争社会(創造競争社会)、新たな活力源の創出に繋がる可能性が見いだせる。

・なかでも、農業の必要性は大きく注目されつつある。

農業は医療や教育と同じく人類(集団)にとって不可欠の事業であり、脱市場原理の最先端可能性といえるのでは? 
→【メルマガるい318】 農業に可能性あり

●政府紙幣による新経済システムへ
・「社会共認」のもとに金融をコントロールし、社会のみんなにとって必要な活動にお金を使っていく、これが社会を再生する新経済システムとなる可能性が高い。
(これが実現すれば、金貸しは完全に無用の存在となる)

>政府紙幣って知ってる? 
>国家紙幣の本当の意味~新しい社会的活動(仕事)の創出

おそらく今年以降しばらくの間、急激な市場収縮による世界的な混乱は続くと思われます。しかしそれは、金貸しによる「騙しの世界」の崩壊であり、とりわけ、高い勤勉性や「もったいない」に代表される倹約意識を自然に持ち、武器にしてきた日本にとっては、むしろ望むべき時代の到来と言えるのではないでしょうか。

コメント

■アメリカ合衆国分裂の筋書き-我々の生きている時代、もしくは当面はありえない話か?
明けましておめでとうございます。昨年の暮れあたりより、ロシアの経済学者による2010年までにアメリカ合衆国は分裂するという論文についてアメリカ国内でも報道されています。この時期に発表されたのは、やはり金融危機前であれば、こんな内容を発表しても一笑にふされるだけだったのが、現状であれば、そのようなことはなく、多くの耳目を惹きつけることができるからだと思います。まあ、我々の生きている時代、もしくは当面はあり得ない話だとは思うのですが、世界情勢を見るためには、さまざまなシナリオを用意しておく必要があると思います。そうした、面では参考にはなるかもしれません。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

yutakarlsonさん、コメントありがとうございます。
リンク先のブログ拝読しました。新通貨による米・加・墨の統合の噂(既にブッシュが調印したなんて話まである)と同等ぐらいには、合衆国の分裂も有りうる話かも知れませんね。

旧ドル1000:新1ドルの交換比率というのは凄いですが、ハイパーインフレの進行によってはこれも無い話ではないです。イギリスその他の国との違いは、おそらく「止められるやつが居ない」ということだと思います。ただ、この場合は、深刻な軍事出動がセットなのでしょうけれど・・・。

  • s.tanaka 2009年01月05日 21:41

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