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2009年05月23日

G20な国々⑫ イタリア共和国

皆様いつも記事を読んでいただいてありがとうございます。
G20な国々シリーズ、今回は「長靴型、パスタ」で有名な
イタリア共和国を調べてみたいを思います。

       
       ピサの斜塔

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始めに基本データです。(ジェトロ参照)

国名: イタリア共和国(Republic of Italy)
面積: 30万1,336方キロメートル(日本の約5分の4)
人口: 5,875万人(2006年1月時点)
言語: イタリア語
宗教: キリスト教(ローマ・カトリック、ただし国教でない)

基礎的経済指標
実質GDP成長率: 1.5% [2007年]
名目GDP総額:
   1兆5,355億ユーロ [2007年]
   2兆1,016億ドル [2007年]    2000年基準、ユーロ
一人あたりのGDP(名目): 35,745ドル [2007年]
消費者物価上昇率: 1.8% [2007年]
鉱工業生産指数伸び率(前年比):
   -0.2% [2007年]    2000年基準
失業率: 7.8% [2007年]    ILO基準
経常収支(国際収支ベース):
    -373億6,600万ユーロ [2007年]
    -511億4,161万ドル [2007年]
貿易収支(国際収支ベース):
    29億4,100万ユーロ [2007年]
    40億2,525万ドル [2007年]    財のみ
外貨準備高: 283億8,500万ドル [2007年]

GDPも低成長、失業率も高め、貿易収支もマイナスと
あまり経済状態はよくないようです。

イタリアの農業状況(農林水産省、海外農業事情)
・小作農が多いところは日本の経営状態と同じような感じです。
南はかんきつ類、北は小麦などの穀物類と分かれています

第二次大戦後の日本との違い。
同盟国として戦争していた日本とイタリアは敗戦後の状況が違うようです。
教えてgooより

敗戦濃厚となったイタリアのムッソリーニが国王に逮捕監禁され、バドリオが首相になると、
戦争終結のためアメリカ、イギリスと極秘会談を開きます。
しかし、イタリアの裏切りを知ったドイツは、監禁のムッソリーニを助け、
イタリア北半分を支配して傀儡政権(イタリア社会共和国)を誕生させます。
バドリオは南半分に難を逃れ、ナチスドイツに宣戦布告します。
結局、米英に支持を受けた南のバドリオ政権がムッソリーニを捕らえて、この内戦は終結します。
以上のようなややこしい経緯があります。
しかし、イタリアは戦勝国として連合国の一員扱いはされておらず、
日本の降伏文書調印式にも出席していません

一方で、第2次世界大戦の敗戦国である「敵国条項」には含まれていません。
この意味では敗戦国ではありません。
敗戦国でないのだから戦勝国かと言うと、連合国の正規メンバーでないので
そうでもなさそうです。
また、ドイツなどから賠償金をもらう一方、自らも被害を与えた国に賠償金を払うなどしており、
さらに複雑な状況ですね。

イタリア自体は、いわばムッソリーニに罪を押し付けることにより、
敗戦国となるのを免れた
ということです。

・終戦直後に連合国側に着き、すべての責任をムッソリーニに押し付けた感じの
あいまいな終結だったようです。

詳しくは
イタリアの歴史 百科事典
観てください。

現在のイタリアの状況です。
イタリアは破綻前夜かも知れぬ…
・「危機意識がない」「政治はスキャンダルと内紛ばかり」「長期的視野がない」
という点で日本と似ている所が多いようです

イタリア経済とマフィア~消費税より高い「みかじめ料」
・マフィア(裏社会)の売上をどうやって決めたのかは疑問がありますが、
みかじめ料と高利貸しなどで15兆というのはすごい社会です。

イタリアと言えば
自動車大手フィアットのクライスラー買収決定、GM傘下のオペル買収計画提出等
世界の新車販売ランキング10位→5位に躍進しようとして話題になっています。

フィアットはイタリアそのものといってもよい会社だ !!

フィアットは1899年に初代ジョヴァンニ・アニェリが創業した。
アメリカから自動車王ヘンリー・フォードの技術を導入し、
フランスのラザール一族からシトロエンの株49%を買収したほか、
アルファロメオとフェラーリを子会社に持つ。

傘下には事務機のオリヴェッティ社、イタリア最大の国有公社IRI、
大化学会社モンテジソン、穀物商人フェルッツィ、金融業のイタリア商業銀行と
クレディット・イタリアーノ、メディオバンカ、軍需産業のアエリタリアとスニア、
エアラインのアリタリア航空、スパゲッティのブイトーニがある。

フィアットのアニェリ家はイランのモサデグ政権とつるんで石油事業をさせただけでなく、
モサデク政権がCIAによって転覆されてからも
エジプト、モロッコ、リビア、チュニジアなどのアフリカ諸国と石油外交を展開、
安い石油とフィアットの組み合わせで大儲けした。
国家ぐるみの犯罪組織に、イタリア国民はなす術もなく茫然自失となった。

だが国際金融資本(ロスチャイルド)がこれを見逃すはずもなく、
1962年にエンリコ・マッティの乗った飛行機が墜落して乗員全員が死亡

アニェリ兄弟はビビりまくって国際金融資本とのつながりを加速し始めたということだ。

アニェリ兄弟の妻は両方ともナポリの貴族出身で
イタリアの出版界の大物カラッチオロ家から出ているが、
そのカラッチオロ家の娘が鉄道王ジェームズ・ロスチャイルド
(フランスのロスチャイルド家。この前死んだギイ・ロスチャイルドと同じ)
の直系のエリックと1983年に結婚したことで、
イタリアの経済界の方向性はもう決まったといってよい。

その後も色々な政治家や金貸しと関わりキッシンジャーの
元秘書ラポ・エルカーンも加わり巨大な財力を持つに至った、そんな企業なのです。

フィアットはロスチャ系イタリアを所有しているとまで言われている企業
日本人が知らない 恐るべき真実
から参照しました。

首相が離婚寸前などということまで起きています。
ベルルスコーニ首相「結婚生活は終わった、もしくは終わりつつある」
・それでも日本、アメリカより支持率が高いそうです。
日本との国民性の違いを感じます。

この記事を作成する時に調べた時に出てきたWebページです。
イタリアってどんな国?
にやさしくイタリアのことが書かれています。


イタリアのベルルスコーニ首相は今年の7月にイタリア・サルデーニャの
マッダレーナ島で開かれるG8の3日目にG20も開催する」とし、
「この折に、金融システムにおける過度の証券化防止や今回の危機を招いた
デリバティブ(金融派生商品)利用に対する新たな規制を整備する」と述べた。 

まとめ

しかし今まで見てきたようにイタリアという国は
企業、銀行、政治家を含めた国家ぐるみの犯罪組織にと言っても良いくらいで、
国民はなす術もなく茫然自失となっています。

金貸しの力が弱くなったとはいえイタリアにおいてはまだ力の差が
歴然としていて当分の間この構造は変わりようがありません。

従ってG20が開催されても何もなかった他人事のようにやり過ごされると思われます


コメント

うーん、なんか色々抱えてますな、イタリア。

しかしながら、この国の経済基盤はおびただしい数の中小企業が支えているようです。
しかも、潜在能力は高い。(几帳面な仕事はアレですが、発想力が豊か)

彼らがうまくネットワーク化して、そこに日本がJOINTできれば可能性は広がると思うんですがね。

  • 二階堂定晴 2009年05月24日 09:44

確かに、二階堂さんの仰有る通り、イタリアの雇用と輸出は、中小企業がを担っている、
といっても過言ではありません。

イタリアの中小企業の強さは環境の変化に対し、素早く、柔軟に、そして積極的に革新を
行い、小回りの利くような経営を行っている所にあります。

デザインや高級素材等によるニッチ市場に対しての製品絞り込みを行って、製品差別化
による利益獲得を目指しているのです。

このような中小企業は企業家の個人的能力と血縁関係の地域ネットワークによって成功して
きました。

安いけど品質の劣る中国製品に比べれば随分ましだと思いますが、結果的にGDPも低成長、
失業率も高め、貿易収支もマイナスとあまり経済状態は良くありません。

また、OECDに加盟している国々(30カ国)の中でイタリアと日本の労働生産性を見てみると
イタリアが7位で日本は19位で日本の約1.2倍高いと言うデータがあります。

しかし、イタリアの統計データは地下経済が大きすぎて実態がつかめません。
日本の地下経済がGDPの約3%に対してイタリアは30%以上あると言われています。
(登録されている就業者数が少ないので一人当たりの生産性が高く評価されてしまっているのです。)

こういう状況の中で日本との協力関係を見出すためには実態を掴む必要があります。
データをキッチリ分析して答を出すためには、地下経済を公開し、実態が現れるデータとすべきです。

また、個人企業家の能力や血縁ネットワークでは無く、みんなで答を出していけるような組織づくりが必要だと考えます。

  • tensen 2009年05月28日 00:06

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