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2009年06月01日

ブロック経済前夜5 ~アメリカ編1・フーバー大統領と保護貿易~ 

どうも~ m101 m143
こんにちは m208 m034
今回がはじめてのエントリーのカナで~す m103 m027 m027 m027
女子で~す m270 m024


今回は、ブロック経済シリーズの第5弾です m169


今までのおさらいはこちらで... m072
ブロック経済前夜1 ~イギリスによる国際金本位体制の成立~
ブロック経済前夜2 ~第一次世界大戦、そして英国・ポンドの凋落~
ブロック経済前夜3 ~アメリカ大戦景気から世界恐慌へ~
ブロック経済前夜4 ~ファシズムは金貸し支配に抵抗するための国家収束~


アメリカ編は、世界大恐慌のときのアメリカ大統領にスポットライトを当てていきます m141
大恐慌といえば、ニューディールのルーズベルトが有名ですが、
今回の主役はその前の大統領、ハーバート・C・フーバーです。
200px-HerbertClarkHoover.jpg
ラジオを聞くフーバーwikipediaより


大統領に金貸しの息がかかっているのは言うまでもないですが、
この人はなんと保護貿易を始めた人なんです m051 m051
保護貿易したら市場縮小しちゃうのに、なんで金貸しは保護貿易をやらせたの m110 m052 m052

実は、貿易よりもっと強力な市場拡大に向けての戦略だったんです... m252 m008 m008
まずは彼の経歴から紹介しま~す m072


その前にクリック m030 おねがいします m172 m208

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m142 イギリスでロスチャイルドに目を付けられる m143
未来の大統領フーバーが初めて金貸しと出会ったのは、彼が実業家だったころです。

フーヴァーはロンドンで鉱山株の斡旋業者を営んでいたが、ロンドン証券取引所から取引停止処分を受けていた。
相棒[スタンリー・ロウ]は公然と処罰され、長い間刑務所に入れられた。
ところが、この事件のおかげでフーヴァーはロスチャイルドの好意的な関心を引くことになり、ロスチャイルドの会社リオ・ティントの役員に迎えられたのである。
さいはてメモ帳 Imagine&Thinkより

なにか金貸しの萌芽みたいなものが彼にあったのでしょうか… m178
それはともかく、こうしてフーバーはロスチャイルドの一味になったのです。


m170 第一次世界大戦で慈善事業 m050 m169
WWⅠに彼は慈善事業を始めます。さてその真意とは... m052

一九一四年、第一次世界大戦が勃発した時ロンドンにいたフーヴァーは、ヨーロッパに在留するアメリカ人を救済する活動の陣頭に立った。その後、「ベルギー救済委員会」の委員長として、食料物資を届ける救済活動を指揮した。
リンクより

一見とてもすごくいい人 m172 m025 のように思いますが、これには彼の背後にいる金貸しのカラクリがあったのです m252

1916年に、ドイツが食料と資金の欠乏のため戦争の継続は無理だと主張すると、第一次世界大戦の仕掛け人たちは泡を食ってしまった。
・・中略・・
ドイツを戦争にとどめておくため、資金については、連邦準備制度の親玉ポール・ウォーバーグ[1868-1932]がストックホルム経由でハンブルクのM・M・ウォーバーグ商会受取の信用貸しを、兄のマックス・ウォーバーグ[1867-1946]に宛てて急遽手当てした。

食料の問題はもっと厄介だった。しかし、最終的に「ベルギーの飢餓救済」という名目で食料を直接[合衆国から]ベルギーに船で送り込むことが決定された。援助食料を陸揚げしてからは、ロスチャイルドの鉄道に積み替えてドイツに送ればよかった。この[救済]工作の指揮官として、ロスチャイルドはハーバート・フーヴァーに白羽の矢を立てたのである。
救済委員会でフーヴァーの相棒となったのが、ベルギー・ロスチャイルド家の当主ランベール男爵によって選ばれたエミール・フランク[1863-1935]だった。リンクより


なんと m049 戦争を長引かせるために慈善をよそおって食糧を敵地に送り、戦争を長引かせていたのです m107
OMG m081 (oh my god!)


m269 大恐慌で大統領・フーバーは... m270
そして1929年3月に大統領に就任します。この7ヶ月後に世界大恐慌が起こるとか、それにしても怪しいですよね m196
フーバーはこの大恐慌に対して、RFC(復興金融公社)を創立するなどの金融対策をしたり、保護政策をとったりしました。


m208 まず金融対策の方から見ていきます m208
以下が大恐慌の背景と、フーバーの執った金融対策の要点だけ押さえます。

m219 大恐慌の背景 m219

■1920年代は大衆消費時代で中産階級が育ち、クレジット販売が盛んになる。この年代に世界経済の資金循環を支えたのはアメリカの対外証券投資だった。
銀行は中小企業金融や不動産担保貸付や証券担保貸付を拡大。
1928年初頭まで株式投資は企業収益の増加と将来の期待をもとに過熱した。将来の値上がり益をねらう信用買(=ローンで株を買う)が増えた。
るいネットより

つまり、そのころアメリカではクレジット販売や投資が盛んで、金融業の中小企業もたくさんあった、っていうことですね。このあと、1929年世界大恐慌が起きます m008 m008

m215 フーバーの政策 m215

■全米信用会社(NCC:'31年10月設立)
健全な銀行が経営が悪化した銀行に対して連銀再割引の対象外債権を割引という業界内の相互扶助組織。フーバー大統領の提唱によって発足した。
■復興金融公社(RFC:'32年2月設立)
NCC(全米信用会社)の失敗を踏まえ、フーバー大統領の勧告によって創立。発足後直ちに、金融機関の流動性危機回避に向けて、銀行に対して直接かつ大規模な資金供与を実行。
【RFCによる政策経緯と成功の背景】
■当初RFCの流動性供給によっては金融破綻が現実化しなかった。また、'32年末のRFC融資先リスト公表の決定や、金融界の調査体制(ペコラ委員会)が設置されると再び金融システムに対する不安心理が増大した。流動性供与によって表面上経営破綻は回避されてきたものの、不良債権の増大と預金の引き出しによって金融機関の経営基盤が脆弱化したことが主因といわれている。そして'33年3月危機が訪れる。
るいネットより

NCCで銀行同士助け合った。それではダメだったのでRFCで大規模な対策をした。けれども結局金融不安は治まらなかった。

m216 その結果 m216

この恐慌により16000もの銀行が倒産し、そのほとんどはモルガンとロックフェラーが吸収・合併していきました。リンクより

最後に残ったのは、国際金融資本:金貸し連中だけ…


この3つを合わせるとこういう事になるのではないでしょうか…
m217 背景 m217
金融界にはたくさんの中小企業があった。=金貸しが金融を独占できない状態
m218 1929年大恐慌 m218
中小企業に致死的な危機を与える
m219 政策 m219
NCCで銀行同士で助け合わせる。=中小企業が手を組んでもどうにもならない。巨大な力を持つ金貸し達は自分達で助け合う
結果 m215
金貸しの銀行だけ残った…


フーバーの政策で、金貸し達は自分達だけ金融界に残ることに成功したのです m107 m051


m147 またフーバーは、スムート・ホーレイ法で保護貿易政策をとりました。 m146
でもなんで金貸しがこんなことするの!?
保護貿易をしたら市場縮小しちゃうんじゃ・・・ m109 m052 m052
実はこれは最大の市場拡大である戦争への導火線だったのです m252 m240

保護貿易にしたら
      m118
アメリカを最大の消費国にしていた世界中の国は、売り先がなくなってしまいます m110
      m118
アメリカに売られなくなった国のうち、植民地を持っている国(WWⅠ勝戦国)は、自分の植民地に自国の製品を売ります。
植民地のない、借金や賠償金はあるドイツや、戦後莫大な借金を抱えていたイタリアは、貿易が困難になり、経済的にさらに追い詰められます m097 m097 m097
      m118
そして、ファシズムが台頭し、第二次世界大戦へ世界は向かっていきます m111
(詳しくはこちら ブロック経済前夜4 ~ファシズムは金貸し支配に抵抗するための国家収束~


この時代の保護貿易は、戦勝国については植民地があって成り立つ経済で、さらにその他の国の戦意を誘発するためのものとして使われたようですね m110 m004
それにしても、アメリカにもこんないい大統領がいたのか!と言われているほど、慈善事業で活躍していた大統領が、慈善事業を装っていたわるものだったとは驚きです。内心はやっぱりな・・・!という気持ちですが。笑


つづきはかの有名なフランクリン・ルーズベルト m034 のお話です m148 あの人は一体どんな人なんだろう... m172 m052 m052 すっごく気になりますね m030


みなさん読んでいただいてありがとうございました~ m021
次回もお楽しみに~ Wink m024 m024

コメント

関税障壁を設け、自国経済を優先させた「スムート・ホーレイ法」は、保護主義を促進させ戦争に導いたとして、一般的には悪名高い法律と言われてますよね?
その目的が戦争というビジネスに向わせるためだったとは!驚きです。

  • るーく 2009年06月03日 01:23

すっごく分かりやすい記事ありがとうございます♪
金貸しってスゴイ…とびっくりしちゃいました。
どんな手をつかってでも、自分の利益を得ようとするんですね~(>_ けど、ちゃんと表面上は慈善事業だったり、保護貿易だったり、
いいことをしてる風なのが許せない~(>_

次のルーズベルトのお話も楽しみにしています☆
きっとフーバー氏と同様また色々やってくれてるんだろうなぁ~f(^^;

  • mihori 2009年06月03日 21:32

フーヴァーの政策は失敗だった、と言われますが、失敗ではなく『意図的に』金貸し支配が進むように仕向けたんですね!昔社会の授業で習った「フーヴァーモラトリアム」も、要は敵であるドイツを利する行為だったのだと理解できました。

  • kaku 2009年06月04日 03:27

⇒るーくさん
コメントありがとうございます♪
保護貿易の結果、戦争になった!というような
金貸しにとってラッキーな結果になったんではなく
絶対仕組んだんですよ~~~!!!

メチャ悪いですよね~××

  • カナ 2009年06月04日 16:20

⇒mihoriさん
コメントありがとうございます~^^
金貸し達ってほんとひどいですよね-
私もフーバーさんっていい人やん♪
ってだまされました><笑

これからもたまに記事書くんでチェックしてくださいね☆
ルーズベルトもお楽しみに♪

  • カナ 2009年06月04日 16:29

⇒kaku
コメントありがとうございます^^
フーバーモラトリアムも第二次世界大戦に向けての伏線ですよねー×
失敗しているように思えて、裏では成功していたんですね~◎◎

  • カナ 2009年06月04日 16:34

おお!すごい!
>貿易よりもっと強力な市場拡大
それが戦争だったわけですね。
ネットサロンでの追求が記事になるとなかなかいいものですねー。
今後とも経済グループがんばっていきましょう!

  • ぴんからブロック体操 2009年06月04日 17:31

⇒ぴんからブロック体操さん
ネットサロンでの追求が記事になるとなかなかいいものですねー。

ですねー♪
みんなに伝えなきゃって思ったら力が入りますよね☆

がんばりましょう!!!

  • カナ 2009年06月04日 19:53

慈善事業という名の金儲け…

どこまでいっても金貸しって金儲けのことしか考えていないということを再確認しました。当たり前か^^;
ルーズベルトは何をたくらんでいたの!?
次回も楽しみにしています^^!

  • kidami 2009年06月09日 10:42

⇒kidamiさん
コメントありがとうございます☆

>どこまでいっても金貸しって金儲けのことしか考えていないということを再確認しました。
当たり前か^^;

全く同じ気持ちです!!!笑
当たり前だけど、それにしても…;って気持ちに毎回なります。笑
こんなこと普通にできちゃう人たちの気持ち、まったく意味不明です^^;笑
次回も楽しみに待っててくださいね☆

  • カナ 2009年06月09日 16:33

なかなかの力作ですねぇ~。
非常に分かりやすかったです。

フーバーくんは、押えていませんでしたが、
やはり金貸しの召使いだった訳ですねぇ~!。

財政赤字と経常赤字という双子の赤字を抱えた
ルーズベルトの前夜に、アメリカの仕組みを変える
必要性があったんだと思いました。

米国債発行ばかりでは、ドル基軸通貨体制が持たなくなる可能性が大きくなって、新たなお金を産み出す仕組みを作る必要性がでてきた。

短期証券系・投資系などの派生証券もこの時に肥大したのかな?グローバリゼーションの走り準備?

『保護貿易の結果、戦争になった!』
ということは、ドル基軸通貨 崩壊前夜の今、全世界的に、保護貿易の傾向になりつつある訳だから、大戦を金貸し達は企んでいるのだろうか?

中国・米国 VS インド・ロシアとか・・・

そのあたりの考察も今後楽しみにしています。

  • たっぴ 2009年06月10日 01:11

⇒たっぴさん
コメントありがとうございます♪

>非常に分かりやすかったです。
ありがとうございます^^♪
がんばって良かったです☆☆

>短期証券系・投資系などの派生証券もこの時に肥大したのかな?グローバリゼーションの走り準備?

たぶんそうだと思います☆
勘ですが、鉄道系のが流行ってた(?)んじゃないでしょうか...

>『保護貿易の結果、戦争になった!』
ということは、ドル基軸通貨 崩壊前夜の今、全世界的に、保護貿易の傾向になりつつある訳だから、大戦を金貸し達は企んでいるのだろうか?

私もちょっと今後戦争しかないの!?って気分になります^^;笑
でもきっとそうじゃないと思ってます♪
なんで、戦争にならないのか知りたいですね☆

また次回もお楽しみに~☆☆

  • カナ 2009年06月10日 02:00

すごーい!よくここまで調べたね。
成長、成長。

「フーヴァー」といえば、高校の世界史の先生のレジメを思い出します。自筆(達筆)のB4のレジメを単元ごとに配ってくれて、確か、最後のレジメの書き出しが「フーヴァー」だった。なぜか、その文字の調子が躍っていて、「先生、乗って書いたな☆」と思ったりしました。

という訳で内容とは関係ありませんが、懐かしい名前を目にしたので。

(一言で言えばどういうことなのか、また
教えてね☆)

  • うりゃりゃおりゃりゃ 2009年06月12日 10:06

⇒うりゃりゃおりゃりゃさん
コメントありがとうございます♪

ちょっとは成長しました!?
めっちゃ嬉しいです~^^☆
うりゃりゃさんのご指導の賜物です~♪笑

フーヴァーの単元があることが驚きです!
私は日本史なんで聞いたこともありませんでした;笑

また今度フーヴァーについて語りますね!

  • カナ 2009年06月12日 13:16

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