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2010年03月18日

「お金の本質に迫る!」10 ~お金のウソ~

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いよいよラスト2回となってしまったこのシリーズ。
ラスト2回で現在出回っている"お金"の構造を分析していきます。

兌換紙幣から不換紙幣に変わった現在のお金は何に保証されているのか m052 m052
私たちは何を根拠にお金を使っているのか m052

トップ画像にそのヒントがありますが、真実を知りたい方は本文をどうぞ。

と、その前に、
前回までの記事が読みたい方は、こちらからどうぞ m135
「お金の本質に迫る!」9 ~金為替本位制→変動相場制→投機マネー~
「お金の本質に迫る!」8 ~債務からマネーを創造~
「お金の本質に迫る!」7 ~ユダヤ人による金融市場の構築~
「お金の本質に迫る!」6~紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊~
「お金の本質に迫る!」5~貨幣戦争という名の外国貿易~
「お金の本質に迫る!」4~イスラムが生んだ商人国家~
「お金の本質に迫る!」3~国家と貨幣の関係~
「お金の本質に迫る!」2~市場拡大の原動力~
「お金の本質に迫る!」1~お金が生まれてきた背景~

本文の前に、いつものクリックをどうぞ m049 m118 m118
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「おカネのウソ~その構造分析①~」るいネットより

お金の裏付けは、金⇒金と国の借金(国債)⇒国の借金(国債)と変化してきた。 現在はお金の値打ちを国の借金で裏打ちする構造となっているようです。 そのお金の構造を分かり易く紹介している記事があったので紹介します。

以下『JanJanニュース』「お金の世界的崩壊」を構造分析してみた~青木秀和氏の講演を参考に~より引用します。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
 かつて、おカネは「金兌換紙幣」だった。金塊(ゴールド)と交換できたのである。おカネの価値が金(ゴールド)で裏打ちされていたから、誰もが紙切れにすぎないおカネをおカネとして信じることができた。

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 だが、今の紙幣は、金塊との交換を保障してくれていない。ただの紙切れである。したがって、「これはおカネだと信じなさい」という以上の根拠を見つけることができない。印刷した紙切れにすぎないものを、私たちはなぜおカネとして信じることができるのだろうか?それを理解するために、まずはおカネの歴史をたどってみることにしよう。

 ……銀行は昔、お金持ちから金塊(ゴールド)を預かる仕事をしていた。泥棒に入られて金塊が盗まれてはたまらないから、監視がしっかりしている銀行に預けようとしたわけだ。銀行は金をあずかると、預かり証を発行した。この預かり証を銀行にもっていけば、いつでも金塊を返してもらえるわけである。そのうち、預かり証そのものが金(ゴールド)と同じ値打ちがあるものと見なされて、おカネとして流通するようになった。

 さて、名誉革命の頃、イギリス政府は戦争しなければならない状況となった。ところが王様を追い出したりしたのでどの国からも援助してもらえない。戦争するにはカネがかかる。どうすればよいか。そこでイギリス政府は、国債(国の借金の証文)をイギリス銀行に渡すことで、金塊(ゴールド)の預かり証(イギリス銀行券)を大量に譲ってもらった。この預かり証をおカネとして使用することで、戦費を調達したのである。

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 このとき、奇妙なことが起きているのにお気づきだろうか。実際にイギリス銀行が預かっている金塊の量以上に、預かり証が発行されているのである。イギリス政府は金塊(ゴールド)をイギリス銀行に預けているわけではない。国債をイギリス銀行に渡したが、金塊の預かり証をもらうというのは、いかにも奇妙だ。

 たとえば、お金持ちが銀行に預けた金塊が100kgだとしよう。お金持ちは、銀行から「確かに100kgの金塊を預かりました」という預かり証をもっている。ところが、国債を銀行に渡したイギリス政府も金塊100kg分の預かり証をもらっているのだ。銀行にある金塊は100kgしかないのに、預かり証は200kg分発行されているというわけである。これでも成り立つのは、本来の金塊の持ち主であるお金持ちが、預かり証をもってきて金塊を返してくれ、ということがほとんどないからだ。せいぜい、たまに1、2kg分の金塊を実際に取りに来る「変わり者」がいるくらいである。

 だから、金塊の預かり証であるイギリス銀行券を、実際に預かっている金塊の量(金準備)よりも大量に発行しても大丈夫だと「タカをくくっていた」というわけである。

 この結果、イギリス政府が国債を銀行に預けることで、金塊と同じ値打ちのイギリス銀行券を手に入れることができた。このことは、おカネの値打ちを裏打ちするものは、イギリス銀行が預かっている金塊(ゴールド)と国債の両方になったことを意味する。おカネは国の借金(国債)で値打ちを裏打ちされている、というメカニズムが、このときから発生したわけである。

 金塊と国の借金(国債)の両方でおカネの値打ちを裏打ちする制度は、1971年まで基本的に続いてきた。だが、1971年8月15日に、当時のアメリカ大統領が大変なことを宣言した。「今日からおカネと金の交換をやめます」。金兌換の停止である。これは、ニクソンショックといわれる。このときから、おカネは金兌換紙幣から不換紙幣(他の何にも交換することを保障されない紙幣)となった。このときから、金塊はおカネの値打ちを裏打ちするものではなくなった。

 おカネの値打ちを裏打ちするものとして唯一残ったのが、国の借金(国債)のみになったわけである。従って、現在のおカネは「不換紙幣」というより、構造的には「国債兌換紙幣」、「国の借金との兌換紙幣」となったといえる。この「国債兌換紙幣」のメカニズムは、世界に広がった。世界の基軸通貨だったドルに合わせて、日本の円も事実上の「国債兌換紙幣」に変わった。世界の主要な通貨が「国債兌換紙幣」、つまり、おカネの値打ちを国の借金で裏打ちする構造となったのである。

~つづく~


日本の借金グラフ(ユリウスの株式投資 玄人への道さんより頂きました。)

私たちのお金は国の借金が裏付けとなっている。
なんとも不思議な感じですが、紙幣発行の元手が今や国債が主であるというのがその理由です。
そして、その国債の担保は私たちの税金
国債発行の始まりは、新しい税制とセットだったそうです。
参考:「国債の歴史:17世紀末、中央銀行とセットで開始」

国の借金、そして私たちの税金が元手のお金となると、なんだか使う気が無くなってしまいますね。

次回、最後は、現在のお金の構造のまとめです。
国債以外に今のお金を成り立たせているものは何なのか m052 m052
その可能性は m052 m052

それでは、次週、お楽しみに~ Very Happy

コメント

金融機関に勤めるものです
減価する貨幣はいいなあと思いますが、システム的に難しいのかと
では、そもそも、「市場は、神の手に」っていうことを考えれば、そろそろ貨幣を世界中で、各国各々の判断で、ばらまけばいいのでは
国の信用による通貨で
そうしたら、ホントの神の手になるのでは、、、
いっせのっせで、世界中で、そしたら多分、結論が出るように思いますね
各国の考え方によって、為替も楽しくなります
そこでの、自国の在り方もみきわれます
企業もですね
そろそろ、偉そうにしてる各国も、戦争するよりか、そのようなゲームのほうが面白いと思うのですが

誰かやってくれないかなあ

  • akio 2010年03月18日 23:59

>私たちのお金は国の借金が裏付けとなっている。
なんとも不思議な感じですが、紙幣発行の元手が今や国債が主であるというのがその理由です。
そして、その国債の担保は私たちの税金。

ただの紙切れ(紙幣)は何が裏づけになっているのか?この疑問を持っている人は多いとおもいますが、この答えが出ましたね!スッキリしましたが、その国債の担保になっているのが税金という構造はまさに、持ちつ持たれつ…この仕組みはスッキリすることができません。

  • wacky 2010年03月20日 19:21

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