2010年06月12日
新シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」1~環境問題の矛盾~
今回から始まる新シリーズ。
「市場は環境を守れない、社会を統合できない」
市場原理の問題についてこれまでも扱ってきましたが、今回は、市場と環境は相反するものなのにそれを押し通そうとする欺瞞性、そして市場は環境だけでなく、社会さえも破壊しかねない存在であることを明らかにしていきたいと思います。
このシリーズはるいネット掲示板のお題の一つとなっており、これまでの秀作投稿の中から記事をピックアップしていきます。
それでは第1回は、環境問題を市場原理の観点から見てみたらどう見えるのか、参考の記事を紹介します。
その前に、いつものクリックをどうぞ
環境問題への関わり方(るいネットより)
環境問題はどの視点から見るかが大切なことだと思います。 本来はどの視点とかの問題ではないかとも思いますが・・・今、日本には車が溢れかえっています。
車があることによる環境負荷は非常に大きいと思います。
車自体の燃料、排ガスはもちろん、車があるために道路が舗装され、
新しく作られる。
そして、毎年何万もの人が交通事故で亡くなっています。しかし、車自体をなくそうという声は上がってきません。
そして各企業は「環境にやさしい車」とこぞって宣伝しています。
この根底にあるのは「経済」です。
つまり「環境」を考える時に避けて通れないのが「経済」だと思います。原子力発電の問題も色々とあります。
以前、私も放射性破棄物や災害・事故などに放射能汚染、そのものに
不安を抱いていました。しかしヨーロッパ諸国が脱原発になったのは、それだけではありません。
日本の科学技術庁が10年前に試算した「原発事故が起こった時の被害
総額」は100兆円と国家予算をはるかに超えています。
事実、ソ連が崩壊したのはチェルノブイリが引きがねになっています。
つまりヨーロッパ諸国は、それひとつの事故で国家が転覆してしまう
危険なものは脱却するしかないという結論になったのです。日本でこういった事が一般的にならないのは「経済」「既得権益」が
あるからにほかならないでしょう。ちなみに各電気会社は利益率が法律で決められています。つまり余剰利益は使わなければなりません。その莫大な余剰利益が宣伝広告費にまわっています。そしてスポンサーの機嫌を損ねる訳にいかないのがマスコミです。
「命」と「お金」、どちらが大切かと言われれば、ほとんどの人が「命」と答えるでしょう。
「環境問題」はゆっくりと進行しているので実感出来ないというところが問題だと思います。しかし「環境」を考えることによって個々の意識が変わってきているのも事実だと思います。
市場原理の観点で見ていくと環境問題の胡散臭さが見えてきます。
何をとっても一定の市場の利益は確保する前提で、環境対策が施されている矛盾。
市場優先で不利益となれば環境政策も転換されてしまう矛盾。
様々な矛盾が見えて、いちいち納得させられました。
では、なぜこんな矛盾だらけの環境問題が世間を賑やかにしているのか
その真相は次回。
それでは
- by vaio at 09:57 in 08.金融資本家の戦略

コメント
>環境問題はどの視点から見るかが大切なことだと思います。本来はどの視点とかの問題ではないかとも思いますが・・・
という一言がミソだなぁと思いました。
色んな視点から環境問題を見なければいけない時点で既に騙しですよね。
空気や水が汚いことを色んな視点で見る必要な無いので。
CO2やオゾンのように分かりづらいものほど、騙しやすい=金儲けしやすいという図式なんだと思いました。
エコ商品など、環境問題に対して、企業も一見色々対策しているように見えるけど、何かしっくりこない。
それは、それら対策の中に、企業の利益が絡んでいるからなのではないかと思いました。
結局企業は環境問題を餌にして、商品を売っているだけなのですね・・・。
>市場原理の観点で見ていくと環境問題の胡散臭さが見えてきます。
まさに、その通りだ思います。表では、環境問題を掲げ裏では儲けを企むその構造を知ると、他の問題、例えば動物保護運動も同じ構造にあるように思う。
不安を煽り人々の同情を誘うように仕向ける、その背後をもっと明らかにしていきましょう。
一般の人は、環境問題の胡散臭さに気付き始めているように想います。
普通に考えれば、エコカーと言いつつ、車の製造が止まるどころか増え続けるのはおかしいって分かりますもんね。。。
それにしても、エコカーの補助金は国の税金・・・
みんなの税金を環境破壊を促すものに使うのってなんか許せないなぁと想います!
エコ商品など、環境問題に対して、企業も一見色々対策しているように見えるけど、何かしっくりこない。
それは、それら対策の中に、企業の利益が絡んでいるからなのではないかと思いました。
結局企業は環境問題を餌にして、商品を売っているだけなのですね・・・。
一般の人は、環境問題の胡散臭さに気付き始めているように想います。
普通に考えれば、エコカーと言いつつ、車の製造が止まるどころか増え続けるのはおかしいって分かりますもんね。。。
それにしても、エコカーの補助金は国の税金・・・
みんなの税金を環境破壊を促すものに使うのってなんか許せないなぁと想います!