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2010年06月29日

新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代

前回「新しい潮流3:社会不全⇒認識欠乏の蓄積」では、現在社会にはびこる社会不全は、涙や笑い、遊びなど従来からの解脱様式では解消できず、新しい認識によってしか解消されないのに、答え欠乏=認識欠乏が蓄積され続けるだけという社会状況を扱いました。


今回は、この認識欠乏がどんどん蓄積していく一方、社会不全が顕在化した2000年頃から起きた、小泉フィーバー、イチロー、ホリエモン、NWビジネス成功者、人間ウォッチングなどの現象に現される「人収束」と、メル友、ネット繋がり、サークル仲間の現象に現される「人収束」という新しい現象は一体何だったのか?どうして答え=構造認識に人々が集まってこないのか?を扱います。

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写真はこちらからお借りしました。

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るいネット「新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代」より

30年来の思想不信によって、古代以来連綿と精練されてきた言葉群が、全てダメになり、捨象されて終った。新しい言葉=実現論も荒削りで未だ普遍性を獲得していない。現代は、言葉が崩壊し、言葉が捨象されてゆく時代であり、そこでは新しい言葉も弱い力しか持ち得ない。
例えば、若者は明らかに言葉を捨てて仲間に向かっている。とすれば現状は、言葉よりも仲間(共認orつながり・広がり)の方が引力が強いという事は、疑う余地がない。だからこそ、知人連鎖でなければ言葉を伝えられず、人と答えが一体のまつりでないと人は集まらないのだ。


しかし現在は、言葉よりも仲間ではあるが、どうも共認充足に先行して、人そのもの(の引力)に向かっている様にも見える。

そこには、共認欠乏(本源収束)外向欠乏(外向収束)の二つの引力が働いている。

共認機能は、原理的に人が居ないと作動しない。従って、共認充足に先行して先ず人を求めるのは、原理的に当然の様に見える。しかし、通常、周りに人(友人や仲間)が居るのが当然の状態なのであって、まず人を求めるというのは異常である。実際、携帯やネットやサークルで相手を求めるのは、関係閉塞型に多い現象であり、共認充足している実現派はネットで相手探しなどしない。

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結局、多数派に刻印された異常な共認非充足の状態が、共認充足に先行して人を求める根深い人欠乏を作り出し、人こそが(共認充足に先行する)最高価値であるという空気をも作り出している。それは事実であるが、しかし、それが人類史上の異常事態(但し、間違ってはいない)であることも、忘れてはならない。

他方、外向欠乏(社会探索)が、分かり難い構造認識よりも、先ずは具象的で分かり易い人に向かうのは、当然で、これは正常である。そしてそこでも、その人の言葉ではなく、行間にある潜在思念(その人が何を感じ、何をしているか、あるいは熱意や自信や感性、一言で云えば“輝き”)に注目している。

要するに、人こそ外向基調の最大の対象であり、かつ、共認機能に先行する最高価値である。何よりもまず人という、この人欠乏こそ本源収束の基軸を成すもの(あるいは真の民主主義の基礎を成すもの)であり、集客欠乏やひいては演場社会の基礎を成すものである。

 

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                                          「なんでやサロン」


この時代は、言葉(認識)よりも、共認充足よりも「何よりもまず人」という、とにかく“人”とつながっていることが重要になっていったのです。そして「仲間世界をどう生きるか」が’90年代の最大課題となります。

さて、人々はその答えを見つけることができたのでしょうか?
次稿をお楽しみに。

コメント

元記事が書かれた2002年には、「人間ウォッチング」とか「メル友100人」などといった社会現象がありましたが、そういえば、最近はすっかり聞かなくなりました。

変わって、Twitterなど、メッセージ性が高いものが流行っていますが、人収束から認識収束へと時代が転換しているのを感じます。

  • watami 2010年06月29日 22:54

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