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   <title>金貸しは、国家を相手に金を貸す</title>
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   <updated>2010-03-12T14:54:41Z</updated>
   <subtitle>どうする？借金800兆。&apos;70年、貧困の消滅で、活力衰弱→市場縮小→財政赤字。市場の軟着陸は可能か？</subtitle>
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   <title>「お金の本質に迫る」９　～金為替本位制→変動相場制→投機マネー～</title>
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   <published>2010-03-12T14:50:21Z</published>
   <updated>2010-03-12T14:54:41Z</updated>
   
   <summary> 前回のmarumoさんのエントリーでは、銀行という存在が、「硬貨預かり所」から「債務からマネーを創造する」錬金術師さながらの立場に変身し、そして中央銀行という仕組みを実現して通貨の供給量を差配するまでに至った経緯を勉強しました。 これまでシリーズ第１回目の「お金の起源」以来、歴史を遡ってきましたが、いよいよ今回は、第二次世界大戦以降という、わりと近い時代の「お金の歴史」について扱います。 ☆前回までの記事はこちらから☆ 「お金の本質に迫る！」8　～債務からマネーを創造～ 「お金の本質に迫る！」7　～ユダヤ人による金融市場の構築～ 「お金の本質に迫る！」6　～紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊～ 「お金の本質に迫る！」5～貨幣戦争という名の外国貿易～ 「お金の本質に迫る！」4～イスラムが生んだ商人国家～ 「お金の本質に迫る！」3～国家と貨幣の関係～ 「お金の本質に迫る！」2～市場拡大の原動力～ 新シリーズ「お金の本質に迫る！」１～お金が生まれてきた背景～ ↓クリックお願いします☆       いつも応援ありがとうございます☆ ...</summary>
   <author>
      <name>saken</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E7%94%BB%E5%83%8F.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E7%94%BB%E5%83%8F.jpg" width="380" height="250" />

前回のmarumoさんのエントリーでは、銀行という存在が、「硬貨預かり所」から「<span style="color:#ff3300;">債務からマネーを創造する</span>」錬金術師さながらの立場に変身し、そして中央銀行という仕組みを実現して通貨の供給量を差配するまでに至った経緯を勉強しました。

これまでシリーズ第１回目の「お金の起源」以来、歴史を遡ってきましたが、いよいよ今回は、第二次世界大戦以降という、わりと近い時代の「お金の歴史」について扱います。

☆前回までの記事はこちらから☆
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001200.html#more">「お金の本質に迫る！」8　～債務からマネーを創造～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001187.html">「お金の本質に迫る！」7　～ユダヤ人による金融市場の構築～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001186.html#more">「お金の本質に迫る！」6　～紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001177.html">「お金の本質に迫る！」5～貨幣戦争という名の外国貿易～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001166.html">「お金の本質に迫る！」4～イスラムが生んだ商人国家～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001158.html">「お金の本質に迫る！」3～国家と貨幣の関係～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001150.html">「お金の本質に迫る！」2～市場拡大の原動力～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001145.html">新シリーズ「お金の本質に迫る！」１～お金が生まれてきた背景～</a>





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      <![CDATA[ <a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=159017">「お金の歴史」③　金為替本位制～変動相場制～投機マネー（るいネットより）</a>
<blockquote>
<a href="http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20050908">「日本人が知らない 恐るべき真実」</a>からの引用です。

<strong>◆金為替本位制</strong>
<img alt="%E9%87%91%E3%80%80%E3%83%89%E3%83%AB.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E9%87%91%E3%80%80%E3%83%89%E3%83%AB.jpg" width="164" height="117" />

　第二次世界大戦は膨大な物資の消耗戦となり、広大な国土に豊富な資源を持つ米国は、その資源の供給国となりました。戦後、<span style="color:#ff3300;">全世界の70％</span>、約22000t（全盛期の英国でさえ1000ｔといわれる）もの金が米国に集まっていたことが決め手となり、ブレトン・ウッズ会議で「<span style="color:#ff3300;">米ドルのみが金と交換可能で、他国のお金は米ドルと交換できる</span>」という金為替本位制がとられることになります。


<strong>◆変動相場制</strong>
　しかし、米国は1960年代にベトナム戦争での大量支出や、対外的な軍事力増強などを行った結果、大幅な財政赤字を抱えることになり、国際収支が悪化して、大量の<span style="color:#ff3300;">ドルが海外に流出</span>してしまいました。米国は、金の準備量をはるかに超えた多額のドル紙幣の発行を余儀なくされ、金との交換を保証できなくなったのです。

　1971年、当時の米国大統領ニクソンは、<span style="color:#ff3300;">ドルと金の交換停止</span>を発表しました。これをニクソン・ショックといいます。金為替本位制は崩壊。通貨制度は<span style="color:#ff3300;">変動相場制</span>へと移行しました。                            
<img alt="%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3.png" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3.png" width="164" height="145" />

　これにより、お金はこれまでの<span style="color:#ff3300;">兌換券から不換券へ</span>と転換しました。<span style="color:#ff3300;">お金の裏付けとなるものが何もなくなった</span>のです。この頃からお金は糸の切れた凧のように不安定なものとなっていきます。その中でも最も重要な変化が、それまでは銀行へ預けた金貨をいつか返還してもらうための「預金者の債権証書」であった銀行券が、立場を逆転し、銀行へいつか返済しますという「<span style="color:#ff3300;">銀行の債権証書</span>」となってしまったことでしょう。<span style="color:#ff3300;">すべてのお金は銀行への負債（＝借金）からつくられ、銀行券は銀行へ返済する証文となった</span>のです。
<img alt="%E5%A4%89%E5%8B%95%E7%9B%B8%E5%A0%B4.bmp" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%A4%89%E5%8B%95%E7%9B%B8%E5%A0%B4.bmp" width="280" height="191" />





<strong>◆投機マネー</strong>　　
　価値の裏付けを失<span style="color:#ff3300;">ったお金の価値は為替市場で</span>決められるようになりました。需要と供給のバランスによって決まる「お金の価値」は、<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">投機的利益の道具</span></span>となっていきます。そして、金という「実質的な財」の制約から解放され、単なる数字となったマネーは、コンピューターの発達に乗って、利益を求め世界中を駆けめぐるようになります。
                                   <img alt="%E6%8A%95%E6%A9%9F.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E6%8A%95%E6%A9%9F.jpg" width="164" height="109" />

投機とは、将来の価格変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買のことです。その基本は、安い時に買って高い時に売る。価格変動がなければ利益がでませんし、変動幅が大きければ大きいほど巨額の利益を獲得するチャンスとなります。一般の生活者からみれば、お金の価値は変わらず安定していた方が良いのですが、<span style="color:#ff3300;">投機家にとっては変動しないと困る</span>わけです。

そして、巨額な資金を持つ機関投機家は、<span style="color:#ff3300;">為替市場を操作</span>することができます。実体経済からかけ離れ巨大に膨れ上がった投機マネーは、1990年代後半に世界各国で金融危機を引き起こし、世界を新たな混乱に陥れていきました。 </blockquote>


歴史構造を知るにつけ、様々な驚きがありますね :evil: 

まず一点目は、兌換紙幣から不換紙幣への転換。金の裏付けのない、かつ「銀行への債券証書」である紙幣を、何で我々は当たり前の事のように、日常的に使っているのか？使わされているのか？ :evil: 
この理不尽さを、多くの人にまず知って欲しい。



二点目は、今回のお金の歴史はそのまま、アメリカの崩壊過程と一致している点で、これは大きな気づきでした。 :shock: 
この事は、アメリカという国は金貸したちの思惑によって造られたという事を示している様に思えます。

また「国家と市場の力関係」を探るという視点で見れば、第二次世界大戦の頃はもはや、完全に<span style="color:#ff3300;">『市場＞国家』</span>という構図。（一方見逃せないのは、「投機マネー」のくだりにある金融危機以降、多大な債務を国家に尻ぬぐいさせる寄生虫のような現在の市場の姿は、記憶に留めたいところです）


さて、次回は「国債」に関連した「おカネのウソ」を扱います。
☆お楽しみに :m030:  :m030:  :m030: 

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   <title>電子マネーは新しいお金となり得るか？</title>
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   <published>2010-03-11T11:11:28Z</published>
   <updated>2010-03-11T11:18:17Z</updated>
   
   <summary> ニッスイアカデミー いきなりですが、みなさん電子マネーを使っていますか？ 電子マネーとは、現金と異なり、電子上でやりとりされるお金のことです。 代表的なものとして、首都圏ＪＲで使われている『ＳＵＩＣＡ』、 全国のコンビニで使われている『Ｅｄｙ』など、日常生活の様々な場面での電子決済を可能にしています。 実は最近、電子マネーの流通量が飛躍的に伸びています。 ニッスイアカデミー 日本銀行の発表によれば、2005年7月の硬貨の流通量が前年同月比、1971年に公表を開始して以来、初めてのマイナスとなったのです。これは電子マネーの普及により、消費者が小銭を使う機会が減少したことが一因であるとされています。この傾向はその後も続き、2007年6月末時点の流通枚数は前年同月比0.25%の減となり、約2億3,000万枚の減少で、“硬貨離れ”に拍車がかかっています。 これまでの現金通貨に代わる存在として注目を集めている「電子マネー」 探ってみたいと思います。 ↓応援クリックお願いします。     ...</summary>
   <author>
      <name>orimex</name>
      
   </author>
         <category term="07.新・世界秩序とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<img alt="%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6.jpg" width="444" height="408" />
<a href="http://www.nissui.co.jp/academy/market/09/index.html">ニッスイアカデミー</a>


いきなりですが、みなさん<span style="color:#ff3300;">電子マネー</span>を使っていますか？
電子マネーとは、現金と異なり、電子上でやりとりされるお金のことです。


代表的なものとして、首都圏ＪＲで使われている『ＳＵＩＣＡ』、
全国のコンビニで使われている『Ｅｄｙ』など、日常生活の様々な場面での電子決済を可能にしています。

実は最近、電子マネーの流通量が飛躍的に伸びています。

<img alt="%E7%A1%AC%E8%B2%A8%E3%81%AE%E6%B5%81%E9%80%9A%E6%9E%9A%E6%95%B0.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E7%A1%AC%E8%B2%A8%E3%81%AE%E6%B5%81%E9%80%9A%E6%9E%9A%E6%95%B0.jpg" width="468" height="413" />
<a href="http://www.nissui.co.jp/academy/market/09/index.html">ニッスイアカデミー</a>

<blockquote>日本銀行の発表によれば、2005年7月の硬貨の流通量が前年同月比、1971年に<span style="color:#ff3300;">公表を開始して以来、初めてのマイナス</span>となったのです。これは<span style="color:#ff3300;">電子マネーの普及</span>により、消費者が<span style="color:#ff3300;">小銭を使う機会が減少した</span>ことが一因であるとされています。この傾向はその後も続き、2007年6月末時点の流通枚数は前年同月比0.25%の減となり、約2億3,000万枚の減少で、“硬貨離れ”に拍車がかかっています。</blockquote>

これまでの現金通貨に代わる存在として注目を集めている「電子マネー」
探ってみたいと思います。

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      <![CDATA[まずは、電子マネーのポジションを確認しておきたいと思います。
資料は、ＢＢＴ研究所から引用しています。

<img alt="%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC.bmp" src="http://www.financial-j.net/blog/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC.bmp" width="560" height="420" />

<a href="<a href="http://www.financial-j.net/blog/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BD%8D%E7%BD%AE.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BD%8D%E7%BD%AE.html','popup','width=800,height=613,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">画像の確認</a>">デジタル新大陸、電子マネーの覇者は誰か　nikkei BPnet</a>

これを見ると、電子マネーは、電子決済における<span style="color:#ff3300;">新しいお金</span>として位置づけられています。新しいお金と言われる所以はこんなところにあります。


ある商品を購入した際に付いたポイントで他の商品を購入する、この際、後者の商品では現金ではなく、ポイントが<span style="color:#ff3300;">お金</span>の役割を果たしています。
つまり、最初に商品を売ったお店が、ポイントというお金を発行し、流通させているのです。


そもそも日本における現金の流通量は、日本銀行によって管理されています。


しかし、電子マネーはこの管理下から外れており、企業がつくりだすお金なのです。
そのため、電子マネーの流通量が増加すれば、新しい金融システムを成立させることも可能になるでしょう。


また、電子マネーを様々な企業間でやりとりできるようにする電子マネー連合なるものが次々と成立しています。例えば、楽天―ＡＮＡ―コンビニが提携し、お互いのポイントを利用できるようになりました。


こうした提携がこの先進んでいけば、何処でも電子マネーを利用できるような電子マネーインフラが整備されていくでしょう。そして、日本規格から世界標準規格まで発展すれば、中央銀行を介さない世界共通通貨になれる可能性もあるのではないでしょうか。


ちなみに、技術的な面で言えば、日本の電子マネーの技術はソニーのフェリカ技術によって支えられており、ハード面では既に統一されているのです。


この先の展開がとても楽しみですね。
いずれ、全く現金を使わない生活をする日が来るのかも知れません。

追記
<blockquote>すでに、アジアでは、香港、シンガポール、韓国などで、交通系の電子マネーが普及していますが、政府は、日・中・韓の公共交通機関で使えるICカードの検討を進めています。異なる通貨を持つ国でも小銭いらずで電車に乗れる日が近づいているのです。
</blockquote><a href="http://www.nissui.co.jp/academy/market/09/index.html">ニッスイアカデミー</a>]]>
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   <title>民主党新政権の平成２２年度予算を解剖する―地方をとりあえず支えたが！</title>
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   <published>2010-03-09T15:01:34Z</published>
   <updated>2010-03-10T01:07:29Z</updated>
   
   <summary>前回は、２２年度予算を「子供手当」に焦点をあてました。　　リンク　 　 今回は、地方への税金の流れである「地方交付税」及び地方財政をみてみます。 （町村レベルでは、地域経済にとって、町村自治体の予算は大きな比重をもっていますので、地方財政が重要になってきます。）　 　 ２２年度予算編成でも、積極財政を主張していた亀井金融担当大臣は、疲弊した地方を立て直す予算を組んだと言っています。　 　 そして、地方自治体の全国組織である、全国知事会・全国市長会・全国町村会が以下の声明を出しました。　本日、平成２２年度地方財政対策に関する閣僚間折衝が行われ、本年度１５．８兆円の地方交付税が１６．９兆円と１．１兆円増額されるとともに、臨時財政対策債と合わせた実質的な地方交付税は本年度の２１．０兆円が２４．６兆円と３．６兆円増額されることが決定された。　 　 　これは厳しい地方税収の減少に的確に対応するとともに、三位一体改革に際し地方交付税が大幅に削減された結果、疲弊してきた地方財政に配慮し、我々地方がかねてより強く訴えてきた地方交付税の復元・増額の要請に応えたものであり、高く評価するものである。　 　 平成２２年度地方財政対策についての共同声明地方財政対策として、新政権はどのような予算を組んだのか、みてみましょう。　 　 　　１．１０年ぶりに、地方支援に転じた地方交付税 　　２．小泉内閣が行ってきた地方交付税の削減 　　３．国と地方の税金構造に問題があり　 　 本文を読む前にクリックを！　 　 　　　 　 ...</summary>
   <author>
      <name>leonrosa</name>
      
   </author>
         <category term="10.経済NEWS・その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[前回は、２２年度予算を「子供手当」に焦点をあてました。　　<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001192.html" target="_blank"><span style="color:red"><b>リンク</b></span></a>　
　
今回は、地方への税金の流れである「地方交付税」及び地方財政をみてみます。
（町村レベルでは、地域経済にとって、町村自治体の予算は大きな比重をもっていますので、地方財政が重要になってきます。）　
　
２２年度予算編成でも、積極財政を主張していた亀井金融担当大臣は、疲弊した地方を立て直す予算を組んだと言っています。　
　
そして、地方自治体の全国組織である、全国知事会・全国市長会・全国町村会が以下の声明を出しました。<blockquote>　本日、平成２２年度地方財政対策に関する閣僚間折衝が行われ、本年度１５．８兆円の地方交付税が１６．９兆円と１．１兆円増額されるとともに、臨時財政対策債と合わせた実質的な地方交付税は本年度の２１．０兆円が２４．６兆円と３．６兆円増額されることが決定された。　
　
　これは厳しい地方税収の減少に的確に対応するとともに、三位一体改革に際し地方交付税が大幅に削減された結果、疲弊してきた地方財政に配慮し、我々地方がかねてより強く訴えてきた地方交付税の復元・増額の要請に応えたものであり、高く評価するものである。　
　
<a href="http://www.zck.or.jp/activities/211223/211223-1.pdf" target="_blank"><span style="color:red"><b>平成２２年度地方財政対策についての共同声明</b></span></a></blockquote>地方財政対策として、新政権はどのような予算を組んだのか、みてみましょう。　
　
　　<span style="background:#FFDBA4">１．１０年ぶりに、地方支援に転じた地方交付税</span>
　　<span style="background:#FFDBA4">２．小泉内閣が行ってきた地方交付税の削減</span>
　　<span style="background:#FFDBA4">３．国と地方の税金構造に問題があり</span>　
　
本文を読む前にクリックを！　
　
<a href="http://blog.with2.net/link.php?548464"target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a>　<a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html"target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a>　<a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a>　
　
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      <![CDATA[<span style="background:#FFDBA4"><b>１．１０年ぶりに、地方支援に転じた地方交付税</b></span>　
　
図は、総務省の発表している２２年度の地方財政です。　
　
地方（都道府県＋市町村）の歳入（収入）は、大きく、地方の歳入と国からのお金です。
地方の歳入は、地方税、地方債（地方による借金）と諸収入です。
国からのお金は、地方交付税（国税のうち一定額を地方歳入にあてるので地方交付税と呼ぶ）や国庫支出金です。　
　
図にあるとおり、地方交付税は１６．９兆円（２１年度比１．１兆円増）を確保し、１１年ぶりに１兆円規模の増額としました。これに、臨時財政対策債（国からの支援金）を含めた実質的な地方交付税は２４．６兆円（２１年度比３．６兆円増）と過去最高額を確保しました。　
　
　<img alt="chihouzai03.bmp" src="http://www.financial-j.net/blog/chihouzai03.bmp" width="422" height="357" />　
　
地方税の収入は、３２．５兆円と２１年度に比べ、３．７兆円の減収です。
<span style="background:#FFFFA4">２２年度の地方財政は、大幅な地方税の減収に対し、国からの資金を大幅に増やし、総予算として２１年度並を確保しました。</span>　
　
　
<span style="background:#FFDBA4"><b>２．小泉内閣が行ってきた地方交付税の削減</b></span>　
　
図は、１９８５年度からの地方歳入の推移をみたものです。表は図データの２０００年度（平成１２年度）からの分です。
　<a href="http://www.financial-j.net/blog/chihouzai02.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/chihouzai02.html','popup','width=594,height=377,scrollbars=yes,resizable=yes,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.financial-j.net/blog/chihouzai02-thumb.bmp" width="458" height="290" alt="" /></a>
　　（ポップアップです。枠も拡大できます！）　
　
地方財政の歳入合計は、２００１年度（平成１３年度）の８９．３兆円から一貫して減少しています。そして、国からの資金（交付金）がやはり２００１年から２００８年へ向けて、減少しています。
２００１年度はどんな年だったでしょうか？そうです、小泉内閣の成立した年ですね。　
　
小泉内閣は、地方財政の削減を強力に進めたのです。その手段が、国から地方に回す交付金の削減です。　
　
　<img alt="chihouzai01.bmp" src="http://www.financial-j.net/blog/chihouzai01.bmp" width="376" height="262" />　
　
一方、地方税収入は、２００４年度（平成１６年度）から２００８年度（平成２０年度）にかけて、かなりの増額となっています。この地方税収入の増加により、地方財政全体は、一定規模を確保できていました。　
　
但し、地方税収入が増額となったのは、ミニバブルに沸いていた首都圏と輸出型企業の立地している地方でした。具体的には、東京都の税収や愛知県（トヨタ）の税収の大幅な増収です。　
　
ですから、<span style="background:#FFFFA4">それ以外の地方自治体は、国からの交付金減少で、大幅な切り詰めを強いられていたのです。</span>
<span style="background:#FFFFA4">小泉内閣の政策は、「地方切捨て政策」だったのです。</span>　
　
　
<span style="background:#FFDBA4"><b>３．国と地方の税金構造に問題があり</b></span>　
　
新政権は、２２年度予算で、地方への交付税を大幅に増やし、地方自治体の予算規模を確保しました。そこで、国から地方への税金の移譲、地方交付税とは何かをみてみます。　
　
図は、地方交付税率の推移です。　（ポップアップ。枠も拡大できます！）　
　
　　<a href="http://www.financial-j.net/blog/chihouzai04.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/chihouzai04.html','popup','width=669,height=426,scrollbars=yes,resizable=yes,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.financial-j.net/blog/chihouzai04-thumb.bmp" width="335" height="213" alt="" /></a>　
　
出典：<a href="http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2010pdf/20100201040.pdf" target="_blank"><span style="color:red"><b>過去最大の地方財源不足額の発生</b></span></a>（参議院『立法と調査』２０１０年２月号）　
　
<span style="background:#FFFFA4">地方交付税とは、国税として徴収された税金の一定割合を地方の財源に回す仕組みです。</span>
具体的には、所得税（個人）、法人税（法人所得税）、酒税、消費税、たばこ税の５税です。
地方財政の基盤をつくるために、昭和２９年に導入されました。そして、地方に回す比率を、一貫して上げて来ました。　
　
国の税収が拡大していた時期は、豊富な国税収入から「地方交付税」として、地方に税金を回すことは問題がありませんでした。しかし、国税の税率を引き下げ国税収入が減少すると地方財源も自動的に減少するという構造をもっています。　
　
地方交付税の原資５税のうち、所得税と法人税の税率推移をみてみます。まずは、所得税。
　＜参考：<a href="http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/035.htm" target="_blank"><span style="color:red"><b>所得税の税率構造の推移</b></span></a>＞　
　
所得税は、平成元年段階では、最高税率が５０％でした。つまり、２０００万円を超える所得には、半分の税金がかかっていたのです。
それが、平成１１年では、最高税率は３７％に引き下げられました。１８００万円を超える所得に対して３７％の税金がかかりますが、１億円、２億円の所得があっても、税金額は３７％なのです。<span style="background:#FFFFA4">金持ち優遇税制に転換したのです。</span>　
　
次は、法人税率をみてみましょう。
＜参考：<a href="http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/082.htm" target="_blank"><span style="color:red"><b>法人税率の推移</b></span></a>＞　
　
平成２年段階では、法人利益に対して、３７．５％の法人税がかかりました。それが平成１１年に、３０％まで引き下げたのです。　
　
参考の財務省資料で<span style="background:#FFFFA4">、「国際水準並みへの引き下げ」とコメントがついていますが、実は、この３０％はアメリカと同等なのです。</span>　
　
<span style="background:#FFFFA4">平成１１年段階で、アメリカからの強力な圧力で、「金持ち優遇の所得税引き下げ」と「法人税の米国並み引き下げ」を断行したのです。</span>　
　
<span style="background:#FFFFA4">自公連立内閣（及びそれと一体化した財務省）による、意識的な国税収入の低下、それに伴う地方交付税削減の構造です。
亀井金融担当大臣が指摘する、地方切捨て政策の１０年間の発動です。</span>　
　
　
新政権の２２年度地方財政予算は、予算減少に歯止めをかけましたが、上記の構造には手がついていません。　
　
新政権は、税の根本的見直しを行いたいとしています。その中には、所得税率、法人課税の見直しが当然含まれています。
しかし、アメリカの意を汲んだ大手マスコミは、「消費税の値上げ」問題としてだけ論じています。　
　
<span style="background:#FFFFA4"><b>「金持ち優遇税制」に手をつけれるのか、また、国税と地方税の組み合わせを含めて再編成し、地方の自主財源を確保する大胆なところまでやり切れるのか、新政権の真価が、今後問われるのです。</b></span>　
　
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>自主管理への招待（７）～労働の解放のために：自主管理の原則～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001203.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1203</id>
   
   <published>2010-03-09T13:30:51Z</published>
   <updated>2010-03-09T17:54:25Z</updated>
   
   <summary> （類グループは、全員参加の「劇場会議」にて全ての方針が決定されます）  　   類グループは、１９７２年に「類設計室」を設立以来、全員経営参加の共同体として、教育事業部（類塾）、不動産事業部、農業事業部（類農園）、社会事業他、社会の要請に応えた事業を展開してきました。リンク：類の軌跡（沿革）   ”共同体”という時代を先取りした組織を創る試みは、実現基盤の発掘（理論構築）と試行錯誤の連続でしたが、４０年近くの年月を経た現在、共同体経営を社会に広げるべく外に向かって打ち出すまでになってきました。 （類グループについては、類グループホームページ、ブログ「共同体類グループの挑戦」　をごらんください。）  　 今回は、自主管理への招待シリーズ最終回「類グループの自主管理の原則」をお届けします。 応援いつもありがとうございます :D         ...</summary>
   <author>
      <name>watami</name>
      
   </author>
         <category term="07.新・世界秩序とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[<center><img alt="%E5%8A%87%E5%A0%B4.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%8A%87%E5%A0%B4.jpg" width="500" height="227" /></center>

<center>（類グループは、全員参加の「劇場会議」にて全ての方針が決定されます）</center>
 　
 

類グループは、１９７２年に「類設計室」を設立以来、全員経営参加の共同体として、<a href="http://www.rui.ne.jp/education/index.html" target="_blank">教育事業部（類塾）</a>、<a href="http://www.rui.ne.jp/estate/index.html" target="_blank">不動産事業部</a>、<a href="http://www.rui.ne.jp/agriculture/index.html" target="_blank">農業事業部（類農園）</a>、<a href="http://www.rui.ne.jp/network/index.html" target="_blank">社会事業</a>他、社会の要請に応えた事業を展開してきました。リンク：<a href="mailto:http://www.rui.ne.jp/philosophy/history.html" target="_blank">類の軌跡（沿革）</a>
 

”共同体”という時代を先取りした組織を創る試みは、実現基盤の発掘（理論構築）と試行錯誤の連続でしたが、４０年近くの年月を経た現在、共同体経営を社会に広げるべく外に向かって打ち出すまでになってきました。
（類グループについては、<a href="http://www.rui.ne.jp/" target="_blank">類グループホームページ</a>、ブログ「<a href="http://blog.kyoudoutai.net/blog/" target="_blank">共同体類グループの挑戦</a>」　をごらんください。）

 　
<strong>今回は、自主管理への招待シリーズ最終回「類グループの自主管理の原則」をお届けします。</strong>

応援いつもありがとうございます :D   

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<a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a> 

]]>
      <![CDATA[<blockquote>私たちは、疎外された労働を克服し、より人間的な労働を実現してゆく基盤を、以上のような意識生産の必然性の認識において獲得し、ひき続いて実践的に労働の解放をめざす新しい生産体を創ってきた。それが、類設計室である。
 

<span style="background:#FFDBA4">私たちは何よりもまず、自らの生きる場を自らの手で築いてゆきたいと願う。そして新しい歴史時代を、自らの力の及ぶ地点まで実現してみたいと願う。だがそこで何よりも問われるのは、私たちが永い間奪われてきた、総体的な関係能力（組織能力）の獲得である。</span>現実に、生産体の内部から権力体制を廃棄してゆくためには、技術者が自らの手で組織を管理し、経営などの活動を担い続けてゆかなければならない。ところがそこで求められているものこそ、意識生産に要求される関係能力の真髄なのである。技術力だけでなく組織能力をも獲得してゆく事、そのようにして狭い専門領域に閉ざされてきた自分自身を広大な類的対象に向けて開き出す事、そこにこそ意識生産者に委ねられた本来の人間労働の世界がある。今なお多くの技術者は、そのような活動に背を向けている。だが新しい時代は、既に始動している。その実現は、現代に生きる人間に与えられた、わけても意識生産者に委ねられた最大の課題ではないだろうか。
　

私たちは、以上の認識に基いて<strong><span style="background:#FFDBA4">自主管理の原則</span></strong>を確立してきた。すなわち、<strong><span style="background:#FFDBA4">第一に<誰もが生産の主体となるために、技術活動と共に組織活動をも担い切る事></span></strong>、それを通じて<strong><span style="background:#FFDBA4">第二に<誰もが組織の主体となるために、多様な関係能力を獲得してゆく事></span></strong>、それを前提として<strong></span><span style="background:#FFDBA4">第三に<会社のあらゆる活動を、誰もが自由に提起し、決定し、担当してゆく事></span></span></strong>、これがその原則である。 </blockquote>
　
<center><img alt="%E9%A1%9E%E8%A8%98%E4%BA%8B2.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E9%A1%9E%E8%A8%98%E4%BA%8B2.jpg" width="400" height="298" /></center>

<center>（共同体は新しい組織形態として、設立当初から人々の注目をあびてきました）</center>
 

<blockquote>類設計室は、現実に徹底した参加の体制で運営されている。その全体は、採算を含めて自主管理してゆく一〇人前後の室単位によって構成され、全社の代表をはじめとする活動のリーダーは投票で選出されている。そこで全員参加の軸と成っているのは各種の会議である。誰もが活動の全体を把むための日々の営業情報や設計分担は、毎朝の業務会議で報告され決定されてゆく。さらに、経営や営業の方針、その他の基本的な全ての問題は、週一回の密度で行われる単位会議で検討され決定されている。全員参加を保障するのは会議の密度だけではない。会社の全ての基本的な情報は資料化され、全員に把握されてゆく。もちろん会社の経理は全員に公開され、その全ての利益は能力に応じて全員に分配されている。
 

要するに、類設計室は共同体である。しかしそれは、<span style="background:#FFDBA4">決して甘い幻想の上に成り立っているのではない。自己の全意識を最も根底的な歴史認識に収束させてきた成果が、その実現を可能にし、自己の全能力を最も現実的な生産活動に投入してきた成果が、その発展を可能にしたのである。先に挙げた自主管理の原則も、<strong><誰もが組織を管理する事>つまり常に組織の立場で問題を考える事</strong>であって、単に個人の立場で考える事ではなく、まして自分の好き勝手にやる事ではない。<strong>類設計室という一つの生産体を、誰か他人のものではなく自分のものとして捉える事ができるかどうか</strong>、それは<strong>会議をはじめ様々の類的な活動を、強制されたものではなく目的的な活動として獲得してゆくか否かに、かかっている。</strong>さらにそれは、最終的には<strong>自己の近代意識からの認識の転換にかかっている</strong>のである。</span>狭い私益と職能の檻に留るか、自らの意識を解き放ち、全力を傾けて『類』の地平を獲得してゆくか、それを選択するのは、一生をかけた君自身の判断である。  </blockquote>
 

『自らの生きる場を自らの手で築いてゆきたいと願う。そして新しい歴史時代を、自らの力の及ぶ地点まで実現してみたい』
 　

<strong>私権の終焉によって、実現基盤は整いました。どこまで、何を実現できるか、あとは私たちみんなのやる気次第です </strong>:tikara: 
 

類グループも、一企業にとどまることなく、「超集団」のネットワークを構築していくべく、日々活動しています。
　
<center><a href="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%A7%8B%E6%83%B31.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%A7%8B%E6%83%B31.html','popup','width=685,height=362,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%A7%8B%E6%83%B3-thumb.gif" width="400" height="211" alt="" /></a>
</center>
<center>（類のネットワーク事業構想）</center>
 

 :m034: <strong>類グループは、みなさんの参加をお待ちしています </strong>:m034: 
 :m057: <a href="http://www.rui.jp/new/kousei/kousei_19.html" target="_blank">毎週配信　メルマガ・るい（無料）</a>
 :m058: <a href="http://www.rui.jp/new/kousei/kousei_18.html" target="_blank">るいネット　応援会員登録</a>
 :m059: <a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=600&c=100" target="_blank">あちこちの路上で　なんでや露店</a>
 :m060: <a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=600&c=300" target="_blank">勉強と交流の場　ネットサロン　：もっと知りたい。勉強したい。勉強と交流の場</a>　
 :m057: <a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=600&c=200" target="_blank">新しい講演スタイル　なんでや劇場</a>
 
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ＧＤＰ信仰からの脱却１３～「共認原理社会の実現度」を指標化する：企業編</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001205.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1205</id>
   
   <published>2010-03-07T12:27:00Z</published>
   <updated>2010-03-07T15:38:30Z</updated>
   
   <summary>民主党鳩山政権が日本国民の「幸福度」を調査するというニュースが先週流れた。 「幸福度」については、昨年１２月にまとめた新成長戦略の基本方針でも「国民の『幸福度』を表す新たな指標を開発し、その向上に向けた取り組みを行う」と盛り込まれた。 のだという。 ＧＤＰ信仰からの脱却の動きが日本でも起こり始めたのは喜ばしいことだが、本ブログでは、豊かさを表すＧＤＰに代わる新たな指標は「幸福度」という抽象観念ではなく、豊かさを達成した現代の次の先端課題である「共認原理社会の実現度」ではないか、という提起を前回記事で行った。 「共認原理社会の実現度」とは、具体的には企業における社員の経営参加度であり、国家運営における国民の参加度である。人々が当事者として企業や国家運営に参画することが、豊かな生活やお金儲けより遥かに大きな活力になるだろう。 では、まず企業における「共認原理への転換度」とは、どのように測ることが可能かを、考えてみたい。これは、国家全体を考える際にも適用できるはずだ。 いつも応援ありがとうございます。   ...</summary>
   <author>
      <name>s.tanaka</name>
      
   </author>
         <category term="01.世界恐慌、日本は？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[民主党鳩山政権が<a href="http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010022800155" target="_blank">日本国民の「幸福度」を調査するというニュース</b></a>が先週流れた。
<blockquote><img alt="happy_hatoyama.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/happy_hatoyama.jpg" width="167.5" height="134.5" / align="left">「幸福度」については、昨年１２月にまとめた新成長戦略の基本方針でも「国民の『幸福度』を表す新たな指標を開発し、その向上に向けた取り組みを行う」と盛り込まれた。








</blockquote>のだという。
ＧＤＰ信仰からの脱却の動きが日本でも起こり始めたのは喜ばしいことだが、本ブログでは、豊かさを表すＧＤＰに代わる新たな指標は「幸福度」という抽象観念ではなく、豊かさを達成した現代の次の先端課題である<b>「共認原理社会の実現度」</b>ではないか、という提起を前回記事で行った。


「共認原理社会の実現度」とは、具体的には企業における社員の経営参加度であり、国家運営における国民の参加度である。人々が当事者として企業や国家運営に参画することが、豊かな生活やお金儲けより遥かに大きな活力になるだろう。


では、まず企業における「共認原理への転換度」とは、どのように測ることが可能かを、考えてみたい。これは、国家全体を考える際にも適用できるはずだ。


いつも応援ありがとうございます。
<a HREF="http://blog.with2.net/link.php?548464" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> <a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html" target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a> <a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a>]]>
      <![CDATA[<span style="font-size:120%;"><b>●情報公開度</b></span>

社員が企業の当事者として経営に参加するには、まずは企業の情報が可能な限りオープンであることが必要だ。この情報公開度は共認原理社会の実現度の一つの指標になりうる。

具体的には次のようなものが考えられる。

<blockquote><b>①売上や利益などの経営基本データ</b>

<b>②経営方針や経営戦略などの経営情報</b>

<b>③人材配置・考査・給与など社員の人事情報</b>

<b>④より具体的な社員の活動内容の情報</b></blockquote>


①や②は、現在でも上場企業をはじめ一応は公開されているので、どれだけ詳細で具体的なところまで社員と共有されているかがモノサシになるだろう。


③は、私権社会においては非常にデリケートな情報であり、現在も殆んどの企業は公表していないだろう。しかし、一部の企業ではこれら人事情報の公開に及んでいるところも登場し始めている。


④は、より日常的、臨戦的な情報公開度だ（例えば、重役がいつ誰と会食をして、その目的・成果は何だったか？など）。これは、おそらく次の社内イントラネットの機能に委ねられると思われる。


<span style="font-size:120%;"><b>●イントラネットの発信数・発信者数</b></span>

情報公開はいわば既存の企業ヒエラルキーの上層部＝経営層からの転換である。一方、その他の社員の経営参加度を測る代表的なツールとして、社内イントラネットの掲示板が考えられる。


このイントラネット掲示板が、どのくらい多くの発信で活性化しているか（＝一人当たり発信数）、さらに、どれだけ多くの社員が発信しているか（＝発信者数）が、その企業の共認原理の実現度を示すモノサシとなりうる。


イントラネットは既に多くの企業が導入しているが、殆んどはうまくいっていない。それは、上層部だけの通達ツールや企業経営に関係のない社員のコミュニケーションツールに留まり、経営に対する下からの発信を増やすことに失敗しているからだ。おそらく、上記の情報公開や次に挙げる権限の委譲と一体となって、社員の当事者度も上がっていくからだろう。


<span style="font-size:120%;"><b>●経営権限の委譲度</b></span>

社員の経営参加度を示す指標としては、上記のような情報公開や意見発信への参加というモノサシとは別に、いかに経営権限を社員が主体的に担っているかという、体制的な側面もある。具体的には
<blockquote><b>①社員出資比率</b>

<b>②社員借入比率</b>

<b>③統合ポスト（役員・チーフetc）の経験率</b></blockquote>
などが考えられる。①②は企業の資本金や運営資金を市場や銀行から調達する代わりに社員から調達するというもので、企業が存続する限り双方にとってメリットが出る。このような体制は、社員一人一人が当事者意識を持ち、企業を自ら育て、維持していくという意思が強くなければ実現しない。但しこれも、いわゆるファミリー企業のようにごく一部の社員だけでなく、どれだけ多くの社員が参画しているかが重要になるだろう。


こうした社員持ち株制のようなシステムは、株式市場や銀行にとっては決して有難くないものだが（また、臨戦的な資金調達が可能な金融機能を全く無くすわけにはいかないだろうが）、間違いなく企業の統合度は高いと言えるだろう。


③は、具体的には「全員役員制度」や「店長交代制」などで、いかに多くの社員が会社の統合的役割を担い、当事者として活躍し得ているかを示すものだ。


<span style="font-size:120%;"><b>●社員定着度</b></span>

上記のような体制やシステムは、極端に言えばトップからの命令＝強制圧力で無理にやらせることもできなくはない。その場合、カタチだけは共認原理風になっても、実態は序列原理である、ということも起こらないとは限らない。


そこで、このような見えにくい部分を判断するもう一つのモノサシとして「社員定着度」が考えられる。つまり、社員の企業に対する愛着である。上記のような仕組みがカタチとして機能していて、なおかつ社員の定着度が高い（辞めない）となれば、ホンモノの全員参加が実現していて社員の活力と充足度が上がっていると見ることが可能ではないか。
<center>----------------------------------------------------------------------------------------</center>
さて、このような全員参加型の経営体制を実現している企業は実際に存在している。そして、いずれも社員活力並びに業績を高いレベルで維持することに成功している。


一つは、広島を本社とする<a href="http://www.two-one.co.jp/a21/" target="_blank"><b>メガネ２１</b></a>という企業である。


<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=227765" target="_blank">共同体的企業～メガネ２１　①会社に利益を残さず、社員と顧客に還元</a>
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=227767" target="_blank">共同体的企業～メガネ２１　②全てをネットで公開</a>
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=227768" target="_blank">共同体的企業～メガネ２１　③黙認制で無駄な会議を撤廃</a>


もう一つは、大阪を本社とする<a href="http://www.rui.ne.jp/index.html" target="_blank"><b>るいグループ</b></a>である。


<a href="http://www.kyoudoutai.net/blog/" target="_blank">共同体・類グループの挑戦</a>


上記に挙げたようなモノサシを国家が統計調査として確立・公表し、社会的評価を獲得できるようになれば、メガネ２１や類グループのような企業が増え、日本の企業は活力再生の途につけるに違いない。


では、「全員参加度＝共認原理への転換度」を日本全体、あるいは国家レベルで考えると、どのような指標・モノサシになるか？次回、本シリーズの最終回はこれを考えてみたい。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>『国家と市場の力関係の逆転』７　近代市場：西欧発、市場が国家を超え世界を覆い尽くしていく</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001204.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1204</id>
   
   <published>2010-03-06T14:59:35Z</published>
   <updated>2010-03-09T03:22:58Z</updated>
   
   <summary>ドバイのバブル崩壊やアイスランドの破綻、ギリシャのソブリンリスクなど、国家はグローバル化された市場を通じて、簡単に破綻してしまう状況が現れている。それは今にはじまったことではなく、１９９０年代のアジア通貨危機や日本のバブルを崩壊させたＢＩＳ規制、さらに古くは幕府を崩壊させた幕末の通貨戦争など、市場を通じた国家への揺さぶりは数多い。 市場による国家への操作。それは貨幣経済化→市場化が広がりネットワーク化されることで、国家の規制を離脱したところで独自の金融システムを形成することにより可能になった。 今回は、その始まりと経過について調べてみました。...</summary>
   <author>
      <name>Hiroshi</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[ドバイのバブル崩壊やアイスランドの破綻、ギリシャのソブリンリスクなど、<strong>国家はグローバル化された市場を通じて、簡単に破綻してしまう</strong>状況が現れている。それは今にはじまったことではなく、１９９０年代のアジア通貨危機や日本のバブルを崩壊させたＢＩＳ規制、さらに古くは幕府を崩壊させた幕末の通貨戦争など、市場を通じた国家への揺さぶりは数多い。


市場による国家への操作。<strong>それは貨幣経済化→市場化が広がりネットワーク化されることで、国家の規制を離脱したところで独自の金融システムを形成することにより可能になった。</strong>


今回は、その始まりと経過について調べてみました。

]]>
      <![CDATA[主な構造は、

<blockquote>市場ネットワークの形成
（教会ネットワークと離散ユダヤのネットワークから形成）

↓
金融技術を発達させ、資力が国家の枠を超えて移動可能に
（市場制度とルールを設計）
↓
・外部から国家間・勢力間の対立を煽り、双方に金を貸す（戦争が頻発する近代へ）
・近代思想で洗脳→自由に制度設計
↓
操作・従属されられる国家　（＝金貸し支配）</blockquote>


<strong><span style="font-size:130%;">■１.教会の集金網から始まった市場ネットワーク</span></strong>


中世ヨーロッパで国家を超えた権威を持ち、国家を超えたネットワークを形成していたキリスト教教会。そのお布施は、最終的には教皇のお膝元のローマに集められた。そこに目をつけたのがメディチ家などの銀行家だった。
フィレンチェに設立されたメディチ家の銀行のなかでも、教皇のお膝元にあるローマ支店の役割は重要だった。<strong>メディチ家は財務代理人として、さらに戦費を調達する銀行として、きわめて重要な取引関係をローマ教会と築いていた。メディチ銀行の大半の利益はローマから上がっていたといわれています。</strong>


●ローマ教会の集金力　<a href="http://blog.goo.ne.jp/abc88abc/e/60d1c904a8eb6cdb0ffcb4283c55b615">リンク</a>　より<blockquote>他の国家が税金を、自国民から、しかもしばしば大変な苦労をして集めたのに対し、ローマはヨーロッパのいたるところから金を引き寄せた。
（中略）
お布施はイタリアの銀行のヨーロッパ各地の支店に集められ、ローマには<strong>手形</strong>で支払われる。ローマ教会は銀行を通さないで集金することはあまりにもリスクがありすぎるので双方の関係は密だった。

だから銀行家でローマに店を持たない銀行は無かった。ちなみにローマの聖職者達は銀行にお金を預けたが、利子は・・・請求したのであった（正確には銀行側が "贈り物" という形で利子をつけた。
メディチ・マネー〈ティム・パーク著〉参照）。</blockquote>

>「1410年にはローマ教皇庁会計院の財務管理者となり教皇庁の金融業務で優位な立場を得て、莫大な収益を手にすることに成功した。」（Wikipedia メディチ家　より）


<a href="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%81%E6%94%AF%E5%BA%97%E7%B6%B2.jpg"><img alt="%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%81%E6%94%AF%E5%BA%97%E7%B6%B2.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%81%E6%94%AF%E5%BA%97%E7%B6%B2-thumb.jpg" width="520" height="340" /></a>
（メディチ家の支店網　「早分かり世界史｣より　北イタリアと英・オランダを含むフランドルに注目）


このように教会ネットワークに乗っかる形で、メディチ家などの銀行家は国家を超えて市場ネットワークを形成していきます。同時に北イタリアで資本家が支配する小国家群が勃興していくが、その後彼らは交易の舞台が地中海から大西洋に移るにつれ、そのネットワークを利用してオランダ次いでイギリスへと移動していく。


<strong><span style="font-size:130%;">■２.迫害から逃れるための金融技術</span></strong>


キリスト教教会のネットワークに乗っかる形でネットワークを築いたメディチ家などの銀行家、それとは全く別に金融技術とネットワークを築いた人々がいる。中世から迫害され続けたユダヤ人です。


<a href="http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/mobile?date=20050902#1125590966">日本人の知らない恐るべき真実より</a>
<blockquote>････ところが､それまで利子は罪悪だっただけに､金融の技術はほとんどの人々にとって未知のものでした｡その技術を持っていたのは､ﾕﾀﾞﾔ人だけだったのです｡ 

　中世には､弾圧を受けたﾕﾀﾞﾔ人の移住が何回も起こりました｡ﾕﾀﾞﾔ人の金融家は､この離散状態を生かし､貿易決済業にたずさわるようになり､為替技術を発達させます｡また､貿易商人から毎月積立金を徴収し､船が海賊や遭難の被害にあったときの損失を肩代わりする保険業や､事業のﾘｽｸを多人数で分散する株式や債券の考え方も生み出します｡ 


　また､中世にはﾕﾀﾞﾔ人だと分かっただけで財産を没収されることもあったので､ﾕﾀﾞﾔ人にとって自らの名前を書かねばならない記名型の証券は安全ではありませんでした｡そのためﾕﾀﾞﾔ人の金融業者たちは､無記名の証券である銀行券を発行･流通させる銀行をﾖｰﾛｯﾊﾟ各地で運営していました｡この技術は､やがてﾖｰﾛｯﾊﾟ諸国が中央銀行をつくり､紙幣を発行する際に用いられます｡ 


　このように､現在の金融業は､ﾕﾀﾞﾔ人の迫害から生まれてきたともいえる技術なのです｡ﾕﾀﾞﾔ人は自らの構築した金融ｼｽﾃﾑのﾉｳﾊｳを積極的に提供してきました｡それが､産業革命という時代の波にのり､資本主義を世界に広めていくことにつながります｡産業振興や､市場獲得のための侵略戦争など､国家の運営に必要な資金を最も上手に調達できるﾕﾀﾞﾔ人は､ﾖｰﾛｯﾊﾟの各国の王室にとって｢なくてはならない存在｣となり､国家財政や金融政策を担うようになりました｡
</blockquote>

このような金融技術を持ったユダヤ人を各国王は重宝したが、お金も財政も握られているわけで、宗教的な理由から迫害して追い出してしまうことも相次いだ。
絶対王政の時代、当時覇権を握っていたスペイン・ポルトガルからのユダヤ人の追放です。


<strong><span style="font-size:130%;">■３.金貸しが支配する国家の成立：～オランダ・イギリスが金融システムを整備～</span></strong>


<span style="color:#000080;"><strong>スペイン・ポルトガルから追い出されたユダヤ人が向かったのが、オランダ、次いでイギリスです。その地は、古くから教会と結託してネットワークを形成していた金貸し（教皇派・ゲルフ派）たちの大きな拠点でもありました。彼らは、金融技術と独自のネットワークを持つユダヤを組み込み、金貸しにとって都合の良い政体を模索していく。</strong></span>


その成果が1642年の清教徒革命と1688年の名誉革命です。それまでのイギリス国王を追放し彼らの支持するドイツ貴族オラニエ家のウィリアム3世送り込んだ。そして、名誉革命後の1694年にはイングランド銀行が成立する。


・国家に金を貸すシステム：中央銀行＋国債発行
・資金を集めて資本化するシステム（投機市場と植民地経営を組み合わせたシステム）：
　→東インド会社（株式会社の始まり）
・植民地からの略奪が一服すると、次に植民地への輸出で儲ける為の産業革命へ。


<strong><span style="font-size:130%;">■４.大衆も市場に組み込まれた近代国家の成立</span></strong>　


<span style="color:#000080;"><strong>産業革命の開発により、幅広く大衆を巻き込み市場拡大に邁進する可能性が開けます。金貸しは、その可能性が開けたことによって、大衆を扇動して邪魔になった権力者（絶対主義王家）の抹殺に入ります。</strong></span>


それまで強大な力を握っていたフランスのブルボン王朝は革命によってあっけなく倒され、フランスは近代思想が導く近代国家へと変わります。フランスだけではなく、アメリカ独立や明治維新も同系の近代思想が導いた革命と言えるでしょう。


<span style="color:#000080;"><strong><strong>自由・平等・博愛・・・この思想の目的は今や明らかです。大衆を旧来の身分制から解き放ち、都市＝市場に導くための自由だったのです。</strong>
かつ金貸し・市場にとっては、どこにでも参入できるように、市場システムを移植していく必要もありました、その際も自由は便利な概念です（規制撤廃→自由市場・楽市楽座）。</strong></span>
このようにしてオランダ・イギリス→フランス・アメリカ次いで日本、というように幅広く大衆まで市場に組み込まれた近代国家が世界中で成立していきます。（その他の発展途上国は市場による最末端の収奪対象だった。）


<span style="color:#CC6600;">・・・・・こう市場社会が蔓延すると、もう頭のてっぺんからつま先まで、近代思想と市場にどっぷり漬かって生きているので金貸し支配の構造がほとんど見えなくなり、彼らの意図したとおりに学校で“作られた”歴史や社会を学んで、その認識の範囲内で日常を生きている私達です。
しかし、近代国家の行き詰まり（膨大な借金がその象徴）と金融市場の崩壊を迎え、金貸しが作ってきた近代システムは限界を迎えている。今や近代数百年の総括と次代を見通した新たなシステムが求められているのだと思います。</span>



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●図解メモ
<a href="http://www.financial-j.net/blog/%E5%B8%82%E5%A0%B4.jpg"><img alt="%E5%B8%82%E5%A0%B4.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%B8%82%E5%A0%B4-thumb.jpg" width="500" height="200" /></a>


]]>
   </content>
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   <title>「お金の本質に迫る！」8　～債務からマネーを創造～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001200.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1200</id>
   
   <published>2010-03-05T14:40:54Z</published>
   <updated>2010-03-05T17:30:09Z</updated>
   
   <summary>　　　 はじめまして :D 今回からブログ制作に参加させて頂くことになりました美大に通う女子・marumoです。まだまだ足りないところだらけですが、よろしくお願いしますm(_ _)m さて、前回は現在の金融経済にまで繋がるユダヤ発の金融市場についてユダヤが迫害という逆境の歴史の中で、自分たちが生きてゆく為に金融業に可能性を見いだし、現在の金融システムを作り上げていったことを学びました。 今回は銀行の歴史とお金の創造についてです。 金を預かり預かり証をつくるだけだった銀行が、現在のように預かっているお金とは比べ物にならないお金を創造する銀行にどのようにして変わっていったのでしょうか？またそれに伴い、「お金」というものがどのように変化していったのでしょう？ 前回までの記事はこちらから☆ 「お金の本質に迫る！」7　～ユダヤ人による金融市場の構築～ 「お金の本質に迫る！」6　～紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊～ 「お金の本質に迫る！」5～貨幣戦争という名の外国貿易～ 「お金の本質に迫る！」4～イスラムが生んだ商人国家～ 「お金の本質に迫る！」3～国家と貨幣の関係～ 「お金の本質に迫る！」2～市場拡大の原動力～ 新シリーズ「お金の本質に迫る！」１～お金が生まれてきた背景～ いつもありがとうございます☆      ...</summary>
   <author>
      <name>wacky</name>
      
   </author>
         <category term="08.金融資本家の戦略" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[　　　<img alt="%E9%A0%90%E3%81%8B%E3%82%8A%E8%A8%BC%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%80%81%E6%B3%95%E5%AE%9A%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E3%81%B8.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E9%A0%90%E3%81%8B%E3%82%8A%E8%A8%BC%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%80%81%E6%B3%95%E5%AE%9A%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E3%81%B8.jpg" width="500" height="243" />





はじめまして :D 今回からブログ制作に参加させて頂くことになりました美大に通う女子・marumoです。まだまだ足りないところだらけですが、よろしくお願いしますm(_ _)m


さて、前回は現在の金融経済にまで繋がるユダヤ発の金融市場について<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">ユダヤ</span></span>が迫害という逆境の歴史の中で、自分たちが生きてゆく為に<span style="color:#6666ff;">金融業に可能性を見いだし、現在の金融システムを作り上げていったことを学びました。</span>


今回は銀行の歴史とお金の創造についてです。
金を預かり預かり証をつくるだけだった銀行が、現在のように預かっているお金とは比べ物にならないお金を創造する銀行にどのようにして変わっていったのでしょうか？またそれに伴い、「お金」というものがどのように変化していったのでしょう？



前回までの記事はこちらから☆
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001187.html">「お金の本質に迫る！」7　～ユダヤ人による金融市場の構築～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001186.html#more">「お金の本質に迫る！」6　～紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001177.html">「お金の本質に迫る！」5～貨幣戦争という名の外国貿易～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001166.html">「お金の本質に迫る！」4～イスラムが生んだ商人国家～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001158.html">「お金の本質に迫る！」3～国家と貨幣の関係～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001150.html">「お金の本質に迫る！」2～市場拡大の原動力～</a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001145.html">新シリーズ「お金の本質に迫る！」１～お金が生まれてきた背景～</a>





いつもありがとうございます☆
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      <![CDATA[<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=167694">債務から通貨を創造する</a>（<a href="http://www.rui.jp/">るいネット</a>より）

<blockquote>＞無から通貨が創造され、国民が利息を支払う　　
（ 晴耕雨読さん　<a href="http://sun.ap.teacup.com/souun/798.html">リンク</a> ）

もう少し正確に言おうとすると、“債務から通貨が創造され、国民が利息を支払う。”とでも言いますか。
通貨の歴史から見るとよく見えてきます。

●債務から通貨を創造する　　　『マネーを生み出す怪物』　より
　　　　　　　　　　　　　　　　　<img alt="%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E6%9C%AC.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E6%9C%AC.jpg" width="150" height="217" />




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">銀行は顧客の貨幣を安全に預かる預かり業として始まった</span></span>のです。その硬貨に対して預り証を発行したとき、商品貨幣が預り証貨幣に代わります。これはとても便利でしたが、それでマネーサプライが変わるわけではありませんでした。人々は硬貨を使うか預り証を使うかどちらかを選択できたましたが、両方を使うことはでませんでした。硬貨を使えば、預り証は発行されません。預り証を使うなら、硬貨は金庫の中で流通しません。銀行がこの慣行を捨てて、<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">借り手にも預り証を発行し始めたとき、銀行は魔術師になりました</span></span>。無から通貨を創造すると言った人もいますが、事実は少し違います。銀行はもっと不思議なことをやってのけたのです。<span style="color:#ff3300;">債務からマネーを創造した</span>のです。もちろん金鉱を掘るよりもお金を借りるほうが簡単です。ですから通貨は本来の<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">需要と供給の法則の制限を受けなくなりました</span></span>。

<img alt="%E5%82%B5%E5%8B%99%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E5%89%B5%E9%80%A0.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%82%B5%E5%8B%99%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E5%89%B5%E9%80%A0.jpg" width="268" height="172" />



　その後の歴史では、銀行が預金の<span style="color:#6666ff;">支払準備率</span>をどこまで引き下げるかで通貨の供給量が決まるようになります。この視点から部分準備貨幣を振り返ってみると、<span style="color:#6666ff;">預り証貨幣から不換紙幣への過渡期の形</span>だということがわかります。両方の性格を持っていることになるのです。支払準備率が小さくなればますます預り証から離れて不換紙幣に近づいていきます。ついに<span style="color:#6666ff;">準備率がゼロになったとき、変身が終わって純粋な不換紙幣になります</span>。更に、いったん部分準備貨幣を受け入れてしまえば、必ず準備率は低下していって最後にはゼロになるのであって、いくら歴史を探してみても例外はありません。どんな銀行でも、支払準備ゼロでは長いあいだ事業を続けていくことはできません。<span style="color:#6666ff;">価値の裏付けのない通貨を人々に受け取らせるには、政府が権力を行使</span>するしかありません。これが<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">法貨</span></span>と言われるものの正体になります。

                                                                            <img alt="%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B3%95%E5%AE%9A%E9%80%9A%E8%B2%A8.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B3%95%E5%AE%9A%E9%80%9A%E8%B2%A8.jpg" width="253" height="172" />


　ですので、部分準備貨幣から不換紙幣への変身の過程では、<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">中央銀行というメカニズムを介した政府の関与が不可欠</span></span>になります。人間の努カなしに通貨を創造できるという夢のような出来事をいったん経験してしまいますと、麻薬と同じで政治家も銀行もそんな習慣から抜け出せなくなります。しかしFRS（連邦準備銀行）のような高度な存在に発展するまでには、多くの興味深い紐余曲折があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
（引用以上）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　<img alt="%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3.jpg" width="150" height="198" />


非常に興味深い通貨の歴史です。このように、<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">銀行が「預かり証」という自分の債務を貸し出したことが、マネー（不換紙幣）を生み出し、それに国家の権威が結びついて法貨(通貨)が生まれた</span></span>。
このように、金貸し（銀行）と金を必要とする国家権力が結託してできたのが、中央銀行⇔銀行システムの仕組み。現代の国家も、全てのツケを膨大な国債という債務に押し付けつつ、巨大なマネーを生み出している。 </blockquote>



お金は<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">商品貨幣（価値を持つ物）→預かり証貨幣→不換紙幣と移り変わってきました</span></span>。それに伴い、お金が持つ価値の確実性も変わって来たように思います。（価値のあると思っていたお金が、実は価値の裏付けのないものだなんてとてもショックでした…）どんどん<span style="color:#6666ff;">不確かな物</span>になってゆくお金はこの先どうなるのでしょうか？

現在の銀行にたくさんの人が預金を全額おろしに行くとたちまち銀行はつぶれてしまうということを想像すると、安心だったはずの「銀行にお金を預ける」ということが不確かな物に思えてなりません。

努力なしに通貨を創造するという麻薬から抜け出せない銀行や政治家の姿や、ダメになると分かっていても支払準備率をどんどん下げてしまった銀行には、妙に<span style="color:#6666ff;">人間臭さ</span>を感じます。<span style="color:#800080;"><span style="color:#800080;">自分たちの為に仕組みや制度をつくったはずなのに、その仕組みや制度に踊らされている</span></span>ように感じます………




さて、次回は「お金の歴史」３です。
いよいよ、通貨制度が金為替本位制から変動相場制に変わり、お金の価値やありかたがまた大きく変化してしまいます。どうなっていくんでしょうね？

では、また来週 (^o^)/

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   <title>環境から経済を考える５～番外編：アメリカのフードスタンプ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001194.html" />
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   <published>2010-03-04T05:15:50Z</published>
   <updated>2010-03-04T05:42:07Z</updated>
   
   <summary> これまで4回に亘って宇沢教授の「「社会的共通資本」について勉強してきました。 その中で、実践事例と思えるものを見つけましたので、報告したいと思います。 ＞人々にとって最低限必要なモノやサービスを社会全体として保障し、提供することになります。この際、社会保障を現在の生活保護やベーシックインカム理論に見られるような「お金（現金）」の供給によって行うのではなく、物資やサービスそのものの充実によって実現することになります。（環境から経済を考える２～お金より環境でしょ～） お金ではなく、物資提供に近い制度を実行している国があります。 1964年から制度化されたこの制度は実に2009年11月時点で３８１８万人となり、人口の１２％で8人に1人が受給を受けているのです。 その制度とは、『フードスタンプ制度』で、実施している国は何とあのアメリカなのです。 フードスタンプ制度とは、食糧配給制度ではないのですが、通貨と同様に使用できる金券みたいなもので、登録している店で使用できます。昨年11月にはコストコ（会員制の大型スーパー）でも利用できるようになりました。 対象商品は食料品であり、タバコやビールなどの嗜好品は対象外となります。 所管省は農務省ですが、基準の設定は運用は州毎に任されていることから受給資格はまちまちです。概ね4人家族で月収2500ドルを下回る場合に対象になる事が多く、最大1人当たり月100ドル相当のスタンプが支給されます。 へぇ～といいなあ・・と行く前にランキング応援ポチっとよろしくね :m030:  :m030:      ...</summary>
   <author>
      <name>goqu</name>
      
   </author>
         <category term="07.新・世界秩序とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88.jpg" width="259" height="172" /align="left">
これまで4回に亘って宇沢教授の<span style="font-size:120%;"><Font Color="#0000ff">「「社会的共通資本」</span></font>について勉強してきました。
その中で、<span style="font-size:110%;"><Font Color="#006a00">実践事例</span></font>と思えるものを見つけましたので、報告したいと思います。<p>
＞人々にとって最低限必要なモノやサービスを社会全体として保障し、提供することになります。この際、社会保障を現在の生活保護やベーシックインカム理論に見られるような「お金（現金）」の供給によって行うのではなく、物資やサービスそのものの充実によって実現することになります。（<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001174.html">環境から経済を考える２～お金より環境でしょ</a>～）<p>
<span style="font-size:120%;"><Font Color="#006a00">お金ではなく、物資提供に近い制度を実行している国があります。</font></span><br>
1964年から制度化されたこの制度は実に2009年11月時点で<Font Color="#0000ff">３８１８万人</font>となり、人口の<Font Color="#0000ff">１２％</span></font>で8人に1人が受給を受けているのです。<br>
その制度とは、<span style="font-size:120%;"><Font Color="#0000ff">『フードスタンプ制度』</font></span>で、実施している国は何とあの<b>アメリカ</b>なのです。<p>
フードスタンプ制度とは、食糧配給制度ではないのですが、通貨と同様に使用できる金券みたいなもので、登録している店で使用できます。昨年11月にはコストコ（会員制の大型スーパー）でも利用できるようになりました。<br>
対象商品は食料品であり、タバコやビールなどの嗜好品は対象外となります。<p>
所管省は農務省ですが、基準の設定は運用は州毎に任されていることから受給資格はまちまちです。概ね4人家族で月収2500ドルを下回る場合に対象になる事が多く、最大1人当たり月100ドル相当のスタンプが支給されます。<p>
へぇ～といいなあ・・と行く前にランキング応援<span style="font-size:120%;"><Font Color="#0000ff">ポチっ</span></font>とよろしくね :m030:  :m030:</span><p> 
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<br clear="left">
]]>
      <![CDATA[ぽちっとありがとうございました :m021:  :m023: <p>
そもそも始まりは、<span style="font-size:120%;"><Font Color="#006a00">1964年、リンドン・Ｂ・ジョンソン大統領の<b>貧困対策</b>の一つ。</span></font><br>
当時アメリカ国内は、社会的に保障されず、差別に悩む黒人が、公民権を獲得する為の運動（公民運動））を行い、急速に盛り上がっていました。<br>
特に1963年は南北戦争の奴隷解放宣言から100周年であり、黒人のデモが相次いで白人と衝突し、銃撃戦に発展する地域もありました。一方で、指導者的存在であるキング牧師はインドに学んだ非暴力闘争を主張し、支持を拡大していました。この公民権運動に加え、フランスを中心にしていた学生運動が飛び火し、学生によるストライキやデモによって、ほとんどの都市が騒然とした状態となっていました。<br>
そこでジョンソン大統領（民主党）は、拡大しつつあった「貧困との戦い」と、公民権運動の最終的な解決を目指し、「偉大な社会」計画を提示。その柱の一つとしてこのフードスタンプを制度化したのです。<br>
当初、利用人数少なかったようですが、2000年から受給者が拡大し<span style="font-size:120%;"><Font Color="#ff0000">2004年2160万人→2006年2620万人→2007年2800万人→2009年11月3818万人</span></font>と推移しています。<p>
<blockquote><span style="font-size:110%;"><Font Color="#006a00">「フードスタンプ・プログラムがアメリカを強くする」</span></font></blockquote>
これがアメリカ農務省のキャッチフレーズのようです。<br>
確かに低所得者向けの生活保護システム（アメリカでは栄養補助プログラムと呼んでいますが）は社会的共通システムとして可能性を感じます。<P>
しかし、実体はどうなのでしょう？<p>
<img alt="%E8%82%A5%E6%BA%80%EF%BC%91.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E8%82%A5%E6%BA%80%EF%BC%91.jpg" width="300" height="225" /align="right">
実は低所得者がフードスタンプで手に入れる食糧は安い所謂<Font Color="#ff0000">ジャンクフード</font>が多く、それが原因で肥満が多いと言われています。アメリカでは肥満は"豊かさの象徴”ではなく、<span style="font-size:120%;"><Font Color="#ff0000">"貧困の結果”</font></span>と言われているのです。<br>
肥満人口の比率が30％を超えるのは、ルイジアナ州、ミシシッピ州、ウエスト・バージニア州ですが、ミシシッピ州とルイジアナ州は全米で1番目と4番目に貧しい州なのです。<br>
1964年から比べて現在のアメリカは圧倒的に豊かになっているはず。でも満足に飯が食えない人々が増えている。つまりこれはアメリカの貧富の格差が拡大（豊かなものはより豊かに、貧しいものはより貧しく）に他ならない。一体どうして？
<blockquote><Font Color="#950095">貧困の圧力　　　　　　　　フードスタンプ
生存圧力　⇒どうする？⇒（社会的共通資本）</font></blockquote>
一見正しそうなこの方針も、結果から見ると実は答えになっていない。
低所得者層は単に空腹を満たす以上に、食事に刺激的な『快』を求めているのです。だからこそ、ジャンクフードを食べ、結果として肥満になっているのです。<br>
これは、アメリカの格差を生み出している私権の強力な圧力と、「個人主義」という観念の挟み撃ちにより、<span style="font-size:110%;"><Font Color="#ff0000">仲間や社会とのつながりを感じられない共認不全</font></span>がアメリカ社会に横たわっていると考えられます。そしてその不全を捨象するために食欲以上に「食」に収束しているのです。<br>
そして肥満は様々な病気を引き起こし、公的健康保険制度のないアメリカでは満足な治療も受けられず→さらに働けなくなり→益々貧富の格差が拡大していくのです。
<blockquote><Font Color="#950095">格差社会⇒人工的な貧困圧力⇒フードスタンプ→　格　差　拡　大
　　↓　　　　　　　　　　　↓　　  　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　↑
共認不全⇒　代　償　充　足　⇒ジャンクフード→肥満化→病気</font></span></blockquote>
みなさんも経験のある仕事や人間関係に上手くいかなかったときの「やけ食い」「やけ酒」の常態化と思われます。<br>
これは単に社会的共通資本を整備して、皆に提供すれば済むというわけではないということを示していると思います。つまり重要なのは前回の<p>
＞共認充足の場を基盤とした集団の再構築と、市場システムの介入する範囲を制限するということが、社会的共通資本を管理していくための中心軸になるのではないかと思います。（<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001193.html">環境から経済を考える４</a>）<p>
ということです。<br>
今回、社会的共通資本を勉強して、最も重要な社会的共通資本とは実は<span style="font-size:120%;"><Font Color="#0000ff">「共認形成の場」</span></font>であることが鮮明になったと思います。

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   </content>
</entry>
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   <title>自主管理への招待（６）～実現思考とは何か～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001198.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1198</id>
   
   <published>2010-03-02T11:46:20Z</published>
   <updated>2010-03-02T13:41:09Z</updated>
   
   <summary> （写真はこちらからお借りしました。） ‘70年の貧困の消滅により、人々はこれ以上物を欲しないようになり、物的生産は飽和状態に達しました。 そして現在、デフレ基調と言われる様に、人々の意識の根底には、物的過剰生産に対して忌避感さえ生まれてきており、過剰生産・過剰消費に対する、もったいないという意識も、変えようのないものとして、深く人々の意識の底に刻み込まれ、物的価値より類的価値※の生産に評価が集まるようになって来ました。 つまり、企業がその資本力にものを言わせ、ものをどんどん市場に供給するというスタイルがもはや旧来のものとなったわけで、今や人々の精神的欲求を掴み取り、社会的欲求に応え、成員の活力を引き出すことの出来る企業のみが生き残る、各成員の認識力そのものが、成否を決する時代になってきたのです。 今回は先回「否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ」 に引き続き、シリーズ第6回、類的価値の生産という新たな生産様式への転換。現実を突破するために必要な実現思考について、 「るいネット【自主管理への招待（６）】」 から、紹介したいと思います。 　※「類的価値」の説明は、本文中を参照してください。 応援してね :m092:       ...</summary>
   <author>
      <name>tamimaru</name>
      
   </author>
         <category term="07.新・世界秩序とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="%E5%A4%A7%E6%A8%B9.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%A4%A7%E6%A8%B9.jpg" width="450" height="287" />
<a href="http://images.google.com/imgres?imgurl=http://blog-imgs-18-origin.fc2.com/a/o/i/aoikazeninoru/20090624234009b88.jpg&imgrefurl=http://aoikazeninoru.blog25.fc2.com/blog-entry-302.html&usg=__vychsNiEXLOz61q6gEizg8xJuW8=&h=467&w=700&sz=204&hl=ja&start=49&um=1&itbs=1&tbnid=8W8LiUDohiM9LM:&tbnh=93&tbnw=140&prev=/images%3Fq%3D%25E5%25A4%25A7%25E6%25A8%25B9%26start%3D40%26um%3D1%26hl%3Dja%26sa%3DN%26rls%3Dcom.microsoft:en-US%26ndsp%3D20%26tbs%3Disch:1">（写真はこちらからお借りしました。）</a>

‘70年の貧困の消滅により、人々はこれ以上物を欲しないようになり、物的生産は飽和状態に達しました。


そして現在、デフレ基調と言われる様に、人々の意識の根底には、物的過剰生産に対して忌避感さえ生まれてきており、過剰生産・過剰消費に対する、もったいないという意識も、変えようのないものとして、深く人々の意識の底に刻み込まれ、物的価値より類的価値※の生産に評価が集まるようになって来ました。


<span style="color:#6666ff;">つまり、企業がその資本力にものを言わせ、ものをどんどん市場に供給するというスタイルがもはや旧来のものとなったわけで、今や人々の精神的欲求を掴み取り、社会的欲求に応え、成員の活力を引き出すことの出来る企業のみが生き残る、各成員の認識力そのものが、成否を決する時代になってきたのです。</span>


今回は先回<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001191.html">「否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ」</a> に引き続き、シリーズ第6回、類的価値の生産という新たな生産様式への転換。現実を突破するために必要な実現思考について、 <a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=211502">「るいネット【自主管理への招待（６）】」</a> から、紹介したいと思います。

<span style="font-size:70%;">　※「類的価値」の説明は、本文中を参照してください。</span>

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<a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a> 



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      <![CDATA[<blockquote>私たちは、こう考える。もし私たちの求めるものが、本当に現実性を持ったものであるなら、それを実現しうる対象的な構造がすでに現存のこの社会の内に実在しているはずだと。私たちが、単なる消費的な欠乏ではなく、日々の労働の疎外を問題にし続け得るとしたら、疎外を克服しうる実現の基盤は、すでに歴史的に用意されているはずだと。人は、対象とイコールに結ばれた主体としてのみ存在するのであって、決して自分だけで生きているのではなく、まして観念だけで生きているのではない。従って、欲望や願望が実現されるためには、それらとイコールに結ばれるそれらの対象が、同時に存在していなければならない。逆に、そのような実現対象が社会的に存在していないとしたら、いかなる価値も理念も決して実現されない。実現対象を獲得し得ない全ての価値意識は、非存在であるにすぎず、いずれ消え失せてしまう。逆に、打ち消し難い課題を自らの内に孕んだ主体は、その実現対象をこの社会構造の中に見出し得るはずである。

私たちは、このような実現の基盤を、採取生産から農業生産へ、農業生産から工業生産へ、そして工業生産から意識生産へと上昇してきた歴史的な生産力の発展に求める。新しい生産様式は、その生産活動に最適の新しい社会関係を求めて、古い生産に基づく社会関係を根底から揺り動かす。いま激動を伴いつつ登場してきた意識生産こそ、新たな社会を担う主要な生産力へと成長してゆく新たな生産様式であり、私たちの根底的な実現の対象である。</blockquote>

<center><img alt="%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%83%BB~1.JPG" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%83%BB~1.JPG" width="368" height="189" /></center>
<span style="color:#696969;"><center>工業生産～意識生産へ　時代を担う生産力</center></span>

<blockquote>教育・情報・サービスの諸産業を中心とする意識生産は、その生産の対象と価値において、過去のあらゆる生産から本質的に区別される。有史以来、すべての生産の主要な対象は、物（自然）であった。それに対して、意識生産の主要な対象は、類（人間またはその関係＝社会）である。つまり、従来の生産が主要には自然を対象とする物的価値の生産であるのに対して、意識生産とは、人間または社会を対象として類的価値（関係価値）を生産する活動である。</blockquote>

<center><img alt="%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7~1.JPG" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7~1.JPG" width="400" height="160" /></center>
<span style="color:#696969;"><center>新しい意識生産の形　左：なんで屋露店／右：ネットサロン</center></span>

<blockquote>物的な価値は、専門分化され夫々に固有の領域が拡大される事によって高度化されてゆく。そこでの分化された一つ一つの労働力の内容は、相互に断絶した個々の技術・技能として歴史的に普遍化され定式化されてゆき、従ってその労働力の大部分は、機械に置き換えられてゆく。それに対して類的な価値は、はじめから諸個人を超えた相互の関係そのものの内に生じる価値であって、どこまでも総体的な社会的連関の中につながってゆく。従ってそこでは、労働力そのものの総体化あるいは根底化の程度が、そのまま高度化の程度を規定する。（例えば、教育の高度さは、教育者自身の全人間的価値の程度によって決まるのである。）つまり類的価値の生産においては、たとえどれだけ専門分化されても夫々に要求される能力の根は一つであり、誰もに普遍的に類（人間または社会）総体を対象化する能力が要求される。</blockquote>

<center><img alt="G%E4%BC%9A003~1.JPG" src="http://www.financial-j.net/blog/G%E4%BC%9A003~1.JPG" width="400" height="254" /></center>
<span style="color:#696969;"><center>類的価値を想像する場：なんで屋劇場</center></span>

<blockquote>それだけではない。意識生産は、工業生産から画然と区別される、一つの決定的な可能性を内包している。工業生産においては、その生産力の主要な担い手は機械であって、人間の労働力は機械の付属物であるにすぎない。実際、そこでの労働課題と労働時間は、機械装置や材料の流れによって分断され、秒刻みに規定されている。それに対して、意識生産における生産力の担い手は、生身の人間の認識と実践だけである。その生産を推進してゆく生産力を、労働力（とりわけ関係能力）として自らの内に具現した意識生産者は、もはや機械を必要とせず、従ってまたその所有者を必要としない。

それどころか、多様な自主判断の過程として日々の労働が営まれ、誰もに総体的な関係能力が要求される意識生産においては、その労働過程から関係性を剥奪して労働者を技術過程だけに閉じ込めようとする私有権力やその体制は、生産を促進するのではなくむしろ生産を妨げる余計な桎梏となる。機械によってではなく、契約をはじめとする様々な社会的関係によって規定され、従って課題そのものが流動しながら数ヶ月にわたって続いてゆくその労働過程は、労働者が自ら生産の全体を把握し、その意味を了解した上で管理してゆく方が適している。何故なら、<span style="color:#6666ff;">意識生産において最も重要な生産能力＝労働能力である認識能力や組織能力を高度化してゆく最高の教師は、自らの手で生産を管理しさらに会社を管理してゆく事</span>だからである。逆にそこでは、いつも誰かに管理され、与えられた仕事しかやろうとしない古いお抱えの労働者は、もはや生産力たり得なくなる。

（※建築設計という生産活動も、その例外ではない。打ち合せから監理に至るまで、その労働は技術活動である前に、何よりも関係活動である。テクノロジーも又、非定型な社会的諸条件の中に多数の技術を総合的に適用する事である限り、そこでの技術の習得の槓桿を成すのは、社会の習得による諸関係の構成能力と統合力なのである。まして計画の生命は人間と社会の認識であり、それは「建築思想」なる思想？でお茶を濁して済ませるような安易な事柄ではない。）</blockquote>

<center><img alt="%E3%80%90%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E3%80%91%E6%8B%9B%E5%BE%85%EF%BC%96%E3%80%80ver3.bmp" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%80%90%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E3%80%91%E6%8B%9B%E5%BE%85%EF%BC%96%E3%80%80ver3.bmp" width="436" height="287" /></center>


以上の図解からも分かりますが、
＞意識生産において最も重要な生産能力＝労働能力である認識能力や組織能力を高度化してゆく最高の教師は、自らの手で生産を管理しさらに会社を管理してゆく事


<span style="color:#6666ff;">つまり、各成員の活力を上昇させ、それを組織の成果に結びつけるかは、現在どの企業も抱える大きな課題ですが、その鍵は各成員の認識能力と組織能力の向上であり、自らの手で生産を管理しさらに会社を管理してゆく事の出来る組織を作り出す事にあるのです。</span>


次回は、その様な認識のもとに作られた「類グループの自主管理の原則」をお送りしたいと思います。
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   </content>
</entry>
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   <title>宇宙船地球号パイロットのマニフェスト（１４）　　　　　　　　　　　　　　　　　ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」（下）</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/03/001197.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1197</id>
   
   <published>2010-03-01T12:22:38Z</published>
   <updated>2010-03-01T13:12:27Z</updated>
   
   <summary>北朝鮮という国の現状を表現するならば、まさに「窮鼠猫を噛む」の一言に尽きるでしょう。中国語の「窮鼠噛狸」が由来だそうですが、そう言えば金正日氏のご尊顔は、どこか「狸」にそっくりです。本来ならば「狸」が「狸」を噛むような共食いはないはずでしょうから、問題が解決しないはずはないはずなんですが……。 英語で「窮鼠猫を噛む」は、「A doomed mouse will bite a cat if he has no choice」となります。つまり選択肢が無いから噛むわけで、噛まなくするには、相手が納得する選択肢を与えればいいのです。 北朝鮮が、喉から手が出るほどに欲しい選択肢は必ずあるわけで、しかも私たちは、その選択肢を与えることもできるわけです。そうすれば鼠は猫を噛むこともなくなり、鼠も猫も、他の動物たちともども、平和に共存することができるようになります。甘いでしょうか？ ということで、１４回目、最終回の投稿をお届けしますが、例によって今後の進捗を一覧にしておきます。バックナンバーについては、リンクになっています。 　１．「石油・ドル本位制」に代わる世界システムをつくる 　２．石油に代わる代替エネルギー資源としてのトリウム 　３．人類が必要とする８万ｋＷｅ、８４万基のトリウム原子炉 　４．トリウム原発によるＢＯＰ優先の安価な電力供給計画」 　５．トリウム・エネルギーが生むポスト・ドルの準備通貨「ＵＮＩ」 　６．地域通貨「アトム」から国際準備通貨「ＵＮＩ」への出世街道 　７．「見えざるカミの手」による布石か？　シーランド要塞跡 　８．金融崩壊の今こそ、金融再生を担う新しい人材が必要 　９．工程表に従い、エンジニアリング企業とシーランドを確保 １０．２０５０年の人口を基に策定したマーケティング・エリア １１．総額１６８０兆円の建設費を要するトリウム・エネルギー １２．トリフィン・ジレンマのない「アトム」だから「ＵＮＩ」に出世できる １３．ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」（上） １４．ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」（下）（本稿） では始めましょう。その前に、クリックをお願いします。    ...</summary>
   <author>
      <name>Dr. Done</name>
      
   </author>
         <category term="07.新・世界秩序とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[北朝鮮という国の現状を表現するならば、まさに「窮鼠猫を噛む」の一言に尽きるでしょう。中国語の「窮鼠噛狸」が由来だそうですが、そう言えば金正日氏のご尊顔は、どこか「狸」にそっくりです。本来ならば「狸」が「狸」を噛むような共食いはないはずでしょうから、問題が解決しないはずはないはずなんですが……。


英語で「窮鼠猫を噛む」は、「A doomed mouse will bite a cat if he has no choice」となります。つまり選択肢が無いから噛むわけで、噛まなくするには、相手が納得する選択肢を与えればいいのです。


北朝鮮が、喉から手が出るほどに欲しい選択肢は必ずあるわけで、しかも私たちは、その選択肢を与えることもできるわけです。そうすれば鼠は猫を噛むこともなくなり、鼠も猫も、他の動物たちともども、平和に共存することができるようになります。甘いでしょうか？


ということで、１４回目、最終回の投稿をお届けしますが、例によって今後の進捗を一覧にしておきます。バックナンバーについては、リンクになっています。


<a href="http://www.financial-j.net/blog/2009/12/001111.html"><u>　１．「石油・ドル本位制」に代わる世界システムをつくる</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2009/12/001112.html"><u>　２．石油に代わる代替エネルギー資源としてのトリウム</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2009/12/001118.html"><u>　３．人類が必要とする８万ｋＷｅ、８４万基のトリウム原子炉</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2009/12/001128.html"><u>　４．トリウム原発によるＢＯＰ優先の安価な電力供給計画」</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2009/12/001135.html"><u>　５．トリウム・エネルギーが生むポスト・ドルの準備通貨「ＵＮＩ」</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001142.html"><u>　６．地域通貨「アトム」から国際準備通貨「ＵＮＩ」への出世街道</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001146.html"><u>　７．「見えざるカミの手」による布石か？　シーランド要塞跡</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001151.html"><u>　８．金融崩壊の今こそ、金融再生を担う新しい人材が必要</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001159.html"><u>　９．工程表に従い、エンジニアリング企業とシーランドを確保</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001169.html"><u>１０．２０５０年の人口を基に策定したマーケティング・エリア</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001175.html"><u>１１．総額１６８０兆円の建設費を要するトリウム・エネルギー</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001182.html"><u>１２．トリフィン・ジレンマのない「アトム」だから「ＵＮＩ」に出世できる</u></a>
<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001188.html"><u>１３．ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」（上）</u></a>
<span style="color:red;"><b>１４．ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」（下）（本稿）</b></span>


では始めましょう。その前に、クリックをお願いします。
<a HREF="http://blog.with2.net/link.php?548464" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> <a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html" target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a> <a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a>
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      <![CDATA[ありがとうございます。


<span style="font-size:110%;"><b>トリウム原発の開発にとって、天与の優れた立地条件を持つ北朝鮮</b></span>


北朝鮮への対応は、まず全てに優先して、いわゆる「核問題」を「解決」するというよりも、「核問題」そのものの「消滅」を実現しなければなりません。もちろん経済発展のインフラのさらなるインフラは「エネルギー」であるわけで、石油・石炭による火力発電よりも低コストのトリウム原発による電力によって、北朝鮮の経済を再興することは喫緊の優先課題です。


実はトリウム原発の開発にとって、ある意味で、北朝鮮は「天与」としかいえない優れた立地条件をもっています。トリウム原子炉のうち、最大の重量を占める材料は黒鉛ですが、北朝鮮の平北には、世界的規模の良質の黒鉛の鉱脈が眠っています。


次に、トリウム原子炉を構成する金属材料は、熱と放射線に耐える合金として開発された「１％ニオブ添加ハステロイＮ」というニッケル系の合金が使われるのですが、これは、ニッケル７０％、モリブデン１６％、クローム７％、鉄５％、ニオブ１％、シリコン１％、マンガン０．８％、タングステン０．５％、銅０．３５％、コバルト０．２％、アルミ＋チタン０．３５％、炭素０．０８％からなる特殊な合金です。


鉄鉱石や銅鉱の産出はいうまでもありませんが、まずハステロイＮの主成分であるニッケルを含むニッケル鉱は、咸南・端川郡、江原・伊川郡に大量に存在します。モリブデンを含む水鉛、クローム鉱、マンガン鉱も、量的にはそれほどではありませんが十分に自給できます。ニオブを含むコロンブ石は、平北・朔州に世界的富鉱があり、シリコンの原料である珪砂も豊富に分布しています。またタングステンを含む重石は黄海道・谷山に東洋一の富鉱があります。コバルト鉱は咸南・端川郡に産し、アルミニウムの原料である明礬石、礬土頁岩、高嶺土、霞石も、少量ながら自給できる量は産出しています。チタンを含む金紅石、チタン鉄鉱、黒砂は、平南・順川郡、咸北・吉州郡、江原・平康郡に眠っています。


トリウム原子炉の燃料は、「フリーベ」といわれるフッ化リチウムとフッ化ベリリウムの混合塩に、フッ化トリウムと種火用のフッ化ウランを熔解した熔融塩です。これらの原料を見ていきますと、まずリチウムを含むリシャ雲母、輝石については、戦時期に咸南・文川郡で世界的な鉱床が発見されていますし、ベリリウムを含む緑柱石は平北、江原に産出します。


肝心のトリウムを含む燐、セリウム、トリウムの化合物であるモナザイト（重砂）は、平南・平原郡順安面と黄海・延白郡できわめて豊富に存在しており、さらに北朝鮮のモナザイトには、ウランの化合物が含まれてもいます。このモナザイトに着目していたのが、１９４１年から陸軍の委託により原爆研究を開始した理化学研究所でした。


<span style="font-size:110%;"><b>日朝間の外交の硬直を破るのは、シーランドと北朝鮮の国交樹立</b></span>


このように見てくると、北朝鮮はトリウム原子炉を開発し、トリウム原発を操業するために必要な全ての資源を、完全に自給して余りあるということが、はっきりとしてきます。もの凄い可能性をもつ国であることがわかります。


私の計算では、人類が必要な出力８万ｋＷｅのトリウム炉８４万基のうち、北朝鮮と韓国が必要とする基数は、それぞれ２，４３３基、４，４１５基です。仮に北朝鮮がトリウム原子炉の生産国となって、これを積極的に輸出していけば、短期間で韓国に引けを取らない経済力をつけることも可能になるでしょう。


南北の統一にとって重要な条件は、可能な限り経済格差を埋めておくということですから、そのためにもトリウム原発による北朝鮮の経済建設を、それこそ千里馬の勢いで進めていくことは、その可能性を大いに現実化することになります。


ところでこうした戦略を私たちが描いたとしても、肝心の日本の外交が「バカの壁」を越えることができず、また６カ国協議などの席でも村八分にされたままの状態では、国交正常化といってもそれは逃げ水に等しい蜃気楼でしかありません。


ならば日朝国交正常化の進捗の如何にかかわらず、私たちの取組みを前進させる道筋はないものでしょうか。あります。シーランドと北朝鮮とが国交をもつことによって、日本固有のしがらみや障害は、見事に解消してしまいます。


昨（２００９）年４月、エジプトのオラスコム・テレコム社が、朝鮮逓信社と携帯電話の合弁会社を設立して世界を驚かせましたが、これと同じように、シーランドに設立する「トリウム・エナジー社」が、例えば城津製綱連合企業所（旧日本高周波重工業城津工場）とトリウム原子炉をつくるための合弁会社をつくることには、ほとんど障害は無いはずです。投資はもちろんシーランドの通貨、「アトム」で行います。
<center><img alt="Thorium_Company.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/Thorium_Company.jpg" width="400" height="400" /></center><center><span style="font-size:90%;"><span style="color:navy;">「アトム」でトリウム原発の合弁会社を</span></span></center>


<span style="font-size:110%;"><b>核の脅威の牙を抜き、抜け跡を癒して余りある成長をもたらす「アトム」の力</b></span>


この「アトム」という通貨そのものが、その本質に、「アメとムチ」、「対話と圧力」の性質をもっていることは、すでに解説したところです。「アトム」には、金正日氏の瀬戸際政策からもたらされる核の脅威の牙を抜く力と、抜いた牙の抜け跡を癒して余りある成長をもたらす力が、さながら備わっています。


日本以外の列強は、鵜の目鷹の目で北朝鮮の豊かな鉱物資源を狙っています。これらの国は、いずれも北朝鮮の鉱物資源を、植民地に対する宗主国のように奪い取ることしか考えていません。であればこそ私たちは、可及的速やかに北朝鮮にアプローチし、北朝鮮の資源を北朝鮮の国富のために活用し、経済を活性化して、もって南北朝鮮統一の日が一日も早く実現することに貢献していかなければなりません。


それが同時に、日本人にとっても、朝鮮人にとっても、そしていわゆる在日の人々にとっても、平和のうちに共存する権利を享受することになるのではないかと考えます。またこのことが、北朝鮮の「核問題」と、日本人の悲願である拉致問題を、最も早期に解決するための実践でもあると確信します。


「トリウム原発建設計画」によれば、「東アジア」の原子炉の製造拠点は、日本の高松になっています。しかしこのケース・スタディのように、北朝鮮に生産拠点を置くというような発想を、縛ってしまう必要はさらさらなく、柔軟に対処できてしかるべきでしょう。


このケース・スタディのように、世界の総てのエリアにおいて、エリアの実態を知り尽くした上での取り組みをプランニングし、実現していくことが、宇宙船地球号のコクピットに参加する総ての同志たちに課された尊いミッションであるわけです。


<span style="font-size:110%;"><b>最後に──</b></span>


郵政凍結法案がめでたく成立しました。亀井静香氏の胆力と辣腕によるものでしょう。とにかく日本人のずば抜けた個人資産は、世界中から鵜の目鷹の目で狙われてきた最後の「虎の子」であって、これが守られたことは、実に慶賀の至りです。６回目に「アトム」の創生について書きましたが、この「アトム」が創生できるのも、まさにこの日本人の「虎の子」あっての話です。


これまで世界秩序の制度設計をやってきたのは、欧米人、とりわけユダヤ人の頭脳であったわけですが、これからは日本人こそ、世界の秩序を全面的に書き換える人類共同体のシステム構想を構築していく頭脳とならなければなりません。いや、頭脳だけでは足りません。


８回目の冒頭に書きましたように、「奥」、「連」、「結」、「講」という、日本の伝統的な金融経済文化の中には、共同体にはなくてはならない心のパイプラインが通っていました。宇宙船地球号のクルーの中で、日本人が本気になってリーダーシップを発揮していくべき必然性が、この心にあるのです。本投稿は、そういう日本人としての心意気が書かせたものでもあることを最後に申し述べ、筆を置きます。


Dr. Done


＜資料＞<a href="http://www.financial-j.net/blog/Thorium_furnace_construction_plan.xls" target="_blank">トリウム原発建設計画</a>
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   <title>ＧＤＰ信仰からの脱却１２～新しい指標は、新しい課題から</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001195.html" />
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   <published>2010-02-28T11:34:17Z</published>
   <updated>2010-02-28T15:01:43Z</updated>
   
   <summary>これまで、ＧＤＰという指標の本質、そしてＧＤＰに変わる指標を探ろうとしている動向を探ってきた。 ＧＤＰの本質は「お金の流量」である。これは、庶民的な感覚で言い換えれば「給料の高さ」や「消費の多さ」であり、企業にとっては「売上」や「利益」であった。即ち、ＧＤＰという指標は、個人・企業・社会にとって「金で手に入れられるモノやサービスの豊かさ」のモノサシだった。 このモノサシは、誰もが貧困から脱出しようとしていた時代には国家～個人を貫いて有効に機能していたが、一方で豊かさの追求はあらゆるものを市場化し、共同体をバラバラに解体していくことになった。そして、豊かさが実現された&apos;70年以降は、縮小し始めた消費と生産を嵩上げしＧＤＰを維持すべく、国家が借金を重ねる事態となり、果てに返済不可能な国家債務が積み上げられるに至った。しかし、幾ら借金を重ねても消費が再生することはなく、人口は減少し、人々の活力は衰弱していく一方。もはやＧＤＰは国家～個人を貫く有効な社会指標ではなくなってしまった。 これは日本だけではなく世界的な趨勢でもあった。そこで「幸福度」といった要素を盛り込んだ新たな指標づくりの動きがブータンやフランスで起こり、日本でも注目されるようになった。しかし、個々人の主観に委ねられがちな幸福という概念を明快かつ適正な指標として結実させることが可能かどうかについては疑問が残る。 では、これからの社会で有効な指標とはどのようなものか？ネットサロンの追求仲間と議論した、本ブログとしての提案を、あと２回ほどの記事で提起してみたいと思う。 いつも応援ありがとうございます。   ...</summary>
   <author>
      <name>s.tanaka</name>
      
   </author>
         <category term="01.世界恐慌、日本は？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[これまで、ＧＤＰという指標の本質、そしてＧＤＰに変わる指標を探ろうとしている動向を探ってきた。


ＧＤＰの本質は「お金の流量」である。これは、庶民的な感覚で言い換えれば「給料の高さ」や「消費の多さ」であり、企業にとっては「売上」や「利益」であった。即ち、ＧＤＰという指標は、個人・企業・社会にとって「金で手に入れられるモノやサービスの豊かさ」のモノサシだった。

<center><img alt="rapid_economic_growth.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/rapid_economic_growth.jpg" width="250" height="149.5" /></center>

このモノサシは、誰もが貧困から脱出しようとしていた時代には国家～個人を貫いて有効に機能していたが、一方で豊かさの追求はあらゆるものを市場化し、共同体をバラバラに解体していくことになった。そして、豊かさが実現された'70年以降は、縮小し始めた消費と生産を嵩上げしＧＤＰを維持すべく、国家が借金を重ねる事態となり、果てに返済不可能な国家債務が積み上げられるに至った。しかし、幾ら借金を重ねても消費が再生することはなく、人口は減少し、人々の活力は衰弱していく一方。もはやＧＤＰは国家～個人を貫く有効な社会指標ではなくなってしまった。


これは日本だけではなく世界的な趨勢でもあった。そこで「幸福度」といった要素を盛り込んだ新たな指標づくりの動きがブータンやフランスで起こり、日本でも注目されるようになった。しかし、個々人の主観に委ねられがちな幸福という概念を明快かつ適正な指標として結実させることが可能かどうかについては疑問が残る。


では、これからの社会で有効な指標とはどのようなものか？ネットサロンの追求仲間と議論した、本ブログとしての提案を、あと２回ほどの記事で提起してみたいと思う。


いつも応援ありがとうございます。
<a HREF="http://blog.with2.net/link.php?548464" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> <a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html" target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a> <a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a>]]>
      <![CDATA[<span style="font-size:120%;"><b>■「指標」の前提には「課題」がある</b></span>

そもそも、「指標」なるものは、どうして必要なのか？という根本的な問題から考えてみる。


以前の記事でも書いたように、ＧＤＰという数値は、経済事象のある一側面を測るためのモノサシに過ぎなかった。ＧＤＰ開発者のサイモン・クズネッツも、「ＧＤＰは国の経済の善し悪しを測る指標としては適さない」と後年述べている。しかし、それがまるで国家の唯一最大の目標のように受け止められたのは、物的な豊かさを達成すること＝私権を獲得・拡大することが、国家にとっても個人＝国民にとっても、その時代の最大の課題だったからだ。気心の知れた共同体の解体や、お金で買えない様々な関わり方を犠牲にしても、私権≒お金が優先していたからだ。これは、貧困という外圧があり、そこから脱却することが、国家～個人の全てにわたる共通課題になっていたたからだと言える。


つまり<span style="color:red;">、「指標」というものは、社会や集団に何か解決すべき「課題」があり、それを解決するという目的が、意識されるか否かに関わらず共有された上で成立する</span>、ということだ。そして、おそらく、幸福度といったような「完全なる指標」のようなものは実際にはあり得ない、もしくは成立が極めて困難であり、そのよう抽象概念ではなく、その時代における最も重要な課題の達成度を示す具体的なモノサシが、その時代に最も重視される社会指標として選択されるのだと考えられる。


<span style="font-size:120%;"><b>■現代社会の最大の課題は何か？～企業という“小さな社会”で考えてみる</b></span>

<span style="color:red;">「貧困からの脱却⇒豊かさ・私権の拡大」という課題に対応したＧＤＰという指標は、豊かさを実現したことによって無効化した。</span>もちろん、衣食住などある程度の基礎的な物的充足を“維持”するという限りにおいては機能するだろうが、人々が収束しうる最先端の指標にはもはやなり得ないだろう。


では、豊かさが達成された現代において、これに代わる最大の社会的課題、かつ「幸福」といった主観的・抽象的ではない課題とは何だろうか？


社会的な指標は、国家から企業、個人までを貫通するモノサシになるはずだ。だとすると、いきなり国家という巨大集団でなくても、会社という小さい社会を考えるだけでも、そのヒントは出てくるはずだ。そこで、サロンの仲間と、日本の会社集団にとって現代最大の課題は何かということを議論してみた。そして、ほぼ共通に出てきた「現代の会社の課題」は、次のようなものだった。


<span style="color:red;"><b>『社員の全員が意見を言える環境』
『皆で話し合いをしながら物事を決めていける会社』</b></span>


いかに儲かるか、いかに給料を上げるか、よりも、いかに主体的に仕事に携わることができるか？ということが、現代、もっとも実現したい切実な課題であり、給料や売り上げ、利益などの成果は、その結果として求められるものになっている。このことは、現代の多くの会社が社員の活力を高めるため、役職のフラット化やイントラネットの整備etcに四苦八苦している様子からも窺うことが出来る。


即ちこれは、<span style="color:red;"><b>全員参加型＝共認原理による会社経営の実現</b></span>が、求められる最大の課題となっているということだ。


<span style="font-size:120%;"><b>■次の課題⇒指標は「全員参加の共認原理社会」の実現度</b></span>

確かにこれは、皆の実感にも合うし、「<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=213549">私権原理から共認原理へ</a>」という時代の大きな転換に合致する。そして、この視点は、会社だけではなく、社会全体においても適用できると考えられる。しかし、私権時代の制度が残る現在は、いまだにこのような共認原理による運営は、会社においても社会全体においても殆んど顕在化していない。だとすれば、この「全員参加の共認原理社会の実現」が、豊かさの次に来るべき人々の最大の欠乏であり、活力源であり、社会全体の最大の課題ではないだろうか。


社会の最大の課題が、この全員参加型社会の実現なのだとしたら、ＧＤＰという経済的な指標に代わる新しい指標は、このような社会システムの「実現度」ということになる。


では、「共認原理社会の実現度」は如何にして測ることが可能なのか？サロンの仲間と一つの会社をモデルに議論する中で出てきた切り口は次のようなものだった。

<blockquote><b>１．情報公開：会社の情報が社員全員にどれだけ公開されているか？

２．発信の場：社員が自由に発信できる場があり、有効に機能しているか？

３．開かれた評価：社員の発信内容や業績・給与・人事etcの評価がオープンに行われているか？</b></blockquote>

このような切り口を具体的に指標化するとどうなるか？そして、このような切り口を、会社だけではなく広く社会全体の指標として応用することが可能かどうか？次回の記事では、この点に突っ込んで検討してみたい。]]>
   </content>
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   <title>『国家と市場の力関係の逆転』6　国家と市場の結託→力関係の逆転</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001196.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1196</id>
   
   <published>2010-02-27T14:58:12Z</published>
   <updated>2010-03-01T04:20:33Z</updated>
   
   <summary> 前回の『国家と市場の力関係の逆転』５　ルネサンス：市場が国家を超える転換点では、十字軍遠征で冨を得た欧州貴族・金貸し達が、ルネッサンスにより市民を巻き込み「自由、恋愛、自我・私権の追求を正当化」し、市場権力が国家権力の枠を超えて、無限に拡大して行く流れを見ていきました。 今日は、その後の大航海時代→商人国家オランダの独立→英・名誉革命、産業革命、フランス革命を通じて、国家と市場の力関係が逆転していく流れを見ていきます。 いつものブログ応援よろしくお願いします。       ...</summary>
   <author>
      <name>yooten</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[<center><img alt="%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%B5%B5.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%B5%B5.jpg" width="300" height="248" /></center>

前回の<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001190.html">『国家と市場の力関係の逆転』５　ルネサンス：市場が国家を超える転換点</a>では、十字軍遠征で冨を得た欧州貴族・金貸し達が、ルネッサンスにより市民を巻き込み「自由、恋愛、自我・私権の追求を正当化」し、市場権力が国家権力の枠を超えて、無限に拡大して行く流れを見ていきました。

今日は、その後の大航海時代→商人国家オランダの独立→英・名誉革命、産業革命、フランス革命を通じて、国家と市場の力関係が逆転していく流れを見ていきます。

いつものブログ応援よろしくお願いします。
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]]>
      <![CDATA[<span style="color:#000080;"><span style="font-size:130%;"><strong>●国家と市場が結託した大航海時代</strong></span></span>
大航海時代とは、どんな時代だったのか？以下、<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=146598">るいネット「市場拡大の歴史」</a>より
<center><a href="http://www.financial-j.net/blog/%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3.html','popup','width=456,height=291,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%92.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%92.jpg" width="400" height="256" /></a></center>
<blockquote>近世【侵略交易】（～AD18世紀末）
☆<span style="color:#ff3300;">欧州発で国家と市場が結託し新世界の掠奪を開始した時代</span>・直接的契機はイスラム国家による東西交易路の封鎖
⇒イベリア半島のイスラム支配を脱したスペイン・ポルトガルが、新たな交易路開拓に大西洋の大航海に突入（マルコ・ポーロ、バスコ・ダ・ガマ、コロンブス）
→<span style="color:#ff3300;">武力と価格格差の両面で植民地からの原資調達と収奪を強行</span>（葡→印、西→南米、蘭・英→印・北米）参照：<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=146514">「ヨーロッパ価格革命　～中南米から略奪した金・銀が、近代市場の急拡大をもたらした～」</a></blockquote>

オスマン帝国の拡大により、東への航路を絶たれたヨーロッパ諸国は、大西洋へと進出していきます。<span style="color:#ff3300;">その中心がポルトガル、スペイン、それをバックアップするベネチア等の商人です。
大航海時代の侵略・掠奪により、ヨーロッパ諸国は、より冨を蓄積していきます。</span>


<span style="color:#000080;"><span style="font-size:130%;"><strong>●商人国家・オランダの独立～国力が武力から経済力へ転換</strong></span></span>
武力を背景とした国王による絶体王制の中で、商人達の独立が始まります。
当時、スペイン領ネーデルランド（現在のオランダ、ベルギー）は、毛織物業や貿易で栄え「スペイン国王の財宝」と呼ばれていました。

スペイン国王は、ネーデルランドで産出されるアメリカ大陸への輸出向けの毛織物を管理下に置くために、１万人の軍隊を駐留させて商工業者を弾圧します。これに抵抗して商人・金貸し達が、独立戦争を起こします。<span style="color:#ff3300;">そして、１５８１年独立を勝ち取り、当時、世界規模の商人国家である「オランダ」が誕生します。</span>

<center><a href="http://www.financial-j.net/blog/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E4%BA%A4%E6%98%93%E8%B7%AF.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E4%BA%A4%E6%98%93%E8%B7%AF.html','popup','width=695,height=377,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E4%BA%A4%E6%98%93%E8%B7%AF%EF%BC%92.gif" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E4%BA%A4%E6%98%93%E8%B7%AF%EF%BC%92.gif" width="400" height="216" /></a></center>

<blockquote>独立後のオランダは、「共和制」のもと大商人が政治を仕切っており、「いかに経済人の利益を保護し、拡大させるか」に力点を置いた政策が実行されました。当時、ヨーロッパでも最先端の造船技術を持っていたオランダは、ヨーロッパ海運を独占し一人勝ちしていきます。

<span style="color:#ff3300;">オランダには膨大な資金が集中し、1609年にアムステルダム銀行を設立します。</span>ヨーロッパ中の商人・金貸しは、この銀行の口座を通して決済を行うようになり、ますます資金が集中しました。またこの資金は、高い信用を背景に低利子で貸し出されます。資本は、オランダ国外にも投資され、ドイツや北欧の商工業や他国政府をも左右する力を持つようになりました。
<span style="color:#ff3300;">この小国オランダが諸帝国に匹敵するほどの冨を蓄え、力を持っていたという事実は、国力が武力から経済力へと転換したことを意味しています。</span>
（参考：なんでやネットワーク　ＧＲＮＤ　ＴＨＥＯＲＹ　VOL.４　「経済破局は来るのか？」）</blockquote>


<span style="color:#000080;"><span style="font-size:130%;"><strong>●オランダがイギリスを乗っ取る名誉革命→イングランド銀行設立</strong></span></span>
各国への投資で力を付けた商人国家オランダは、ステュアート朝のイングランド王ジェームズ2世を王位から追放し、<span style="color:#ff3300;">ジェームズ2世の娘メアリーとその夫でオランダ統領のウィリアム3世（ウィレム3世）をイングランド王位に即位させるクーデターを起こします。そして、中央銀行であるイングランド銀行を設立します。</span>
<center><img alt="%E3%82%A6%EF%BD%B2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%EF%BC%93%E4%B8%96.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%82%A6%EF%BD%B2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%EF%BC%93%E4%B8%96.jpg" width="150" height="243" /></center>

以下、<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=164988">るいネット「金貸し⇒中央銀行が国家に金を貸し、操り、世界を翻弄する。～イギリス名誉革命以後の近代史」</a>
より。

<blockquote>1694年にイングランド銀行は設立された。
時の国王は、ウィリアム3世。彼は銀行家(金貸し)の支援→クーデターで即位した。名誉革命と呼ばれているが、以後金貸し(とりわけユダヤ)が主導権を握ったのだから“金貸し革命”とでも呼んだほうがよい。

この名誉革命から、イギリスは銀行家(金貸し)の支配する国になった。そして、その後のヨーロッパの戦争や革命は、イギリス(背後の金貸し)が、どの国や勢力を支援するかで勝敗がきまるようになった。さらに金貸しは、権力が安定しないほうが儲かるので、金に目がくらんだ国王や大衆を手玉にとって翻弄･操作していく“近代”という時代に突入していく。

そうして、
･ヨーロッパの国々は、国王と金貸しが結託した重商主義(17C～18Ｃ)の時代を経て、
･フランス革命(18Ｃ末)ｅｔｃ次第に国王を放逐し、より金貸しがコントロールしやすい議会制・民主制へ誘
　導されていった。</blockquote>


<span style="color:#000080;"><span style="font-size:130%;"><strong>●国民国家に繋がるフランス革命～絶体王制の終焉</strong></span></span>
以下、<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=202036">るいネット「投資先としての近代国家システム（国民国家←民主主義・マスコミ）」</a>より。

<blockquote>フランス革命の際、権力者＝国王初め貴族階級はギロチンの露と消えた。<span style="color:#ff3300;">フランスの近代国家化を外から誘導したのは明らかにフランスの支配勢力ではなく、先行して金貸しが支配していたイギリスの勢力。</span>イギリスは、その後ヨーロッパの戦争を背後から支援し（敵対する勢力双方に支援）、投資活動として莫大な利益を上げた（→ロスチャイルド家の発展）。

フランス革命は、近代思想（自由・平等・愛）を導き役として、それまでの制度をアンシャンレジュームとして完全否定しなしとげられたもの。しかし、内実は民衆扇動とテロの繰り返し。この時から、近代思想という大枠での染脳が行われ、加えて情報操作(=情報機関＋マスコミ)によって民衆扇動・世論操作が行われるようになった。

現在の国家システムもその延長上にある。</blockquote>

フランス革命により、<span style="color:#ff3300;">「絶対王政」が崩れ（国王の駆逐）、議会が主権をもつ「国民国家」が成立しました。</span>金貸しによる国家の間接支配が始まります。<span style="color:#ff3300;">民主主義とは、金貸し達が、国王を駆逐し大衆を支配するための作りだしたのではないでしょうか。</span>
そしてヨーロッパ諸国は、フランスにならって、次々と「国民国家」に移行して行きます。


<strong><span style="color:#ff3300;">中央銀行としてのイングランド銀行の設立、大衆を抱き込んだ国民国家の成立、ルネッサンスから始まった自由、恋愛による自我・私権追求の正当化・近代思想、産業革命による近代市場化を武器に、国家と市場の力関係の逆転が、各国で起こり始めます。</span></strong>


<strong>商人・金貸し達の本拠地は、
フェニキア→　カルタゴ→　ベネチア→　アムステルダム→　ロンドン→　ニューヨークへと移行してきました。その過程で、広範囲のネットワークを形成するキリスト教教会と結託し、国王・諸侯と結託し、大衆を騙し、成長してきました。
また、十字軍遠征・騎士団～大航海時代～産業革命と、掠奪と騙しも含めて財を蓄積し投機化した欧州貴族（金主）・支配階級達は、その身分と財を私権の相続によって未だに維持しています。これは武力支配時代の身分固定よりはるかに長期間であり、力の相続という点では市場時代の方がより強化されているのではないでしょうか。その意味でも「国家と市場の力関係が逆転した」と見てよいでしょう。</strong>
 
 
 
画像はこちらからお借りしました。
<a href="http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E9%9D%A9%E5%91%BD&imgurl=http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/furannsujinnkennsenngenn.files/image004.jpg&imgrefurl=http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/furannsujinnkennsenngenn.htm&usg=__49oSv1FdItkxF421tAC0r58rY74=&h=243&w=292&sz=16&hl=ja&um=1&itbs=1&tbnid=fW33vkSClRJaQM:&tbnh=96&tbnw=115&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2583%2595%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9%25E9%259D%25A9%25E5%2591%25BD%26um%3D1%26hl%3Dja%26lr%3D%26sa%3DN%26tbs%3Disch:1&um=1&lr=&sa=N&tbs=isch:1&start=0#tbnid=FpE7bmNFP4pwMM&start=1">フランス革命</a>
<a href="http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%80%80%E5%9C%B0%E5%9B%B3&imgurl=http://fish.miracle.ne.jp/silver/history/img/worldmap.jpg&imgrefurl=http://fish.miracle.ne.jp/silver/history/japan.html&usg=__5idygyQ15Z-B7ewdmGTWKQrRGRM=&h=291&w=456&sz=24&hl=ja&um=1&itbs=1&tbnid=Lcbjbm6wUWXwfM:&tbnh=82&tbnw=128&prev=/images%3Fq%3D%25E5%25A4%25A7%25E8%2588%25AA%25E6%25B5%25B7%25E6%2599%2582%25E4%25BB%25A3%25E3%2580%2580%25E5%259C%25B0%25E5%259B%25B3%26um%3D1%26hl%3Dja%26lr%3D%26sa%3DG%26ndsp%3D20%26tbs%3Disch:1&um=1&lr=&sa=G&ndsp=20&tbs=isch:1&start=0#tbnid=Lcbjbm6wUWXwfM&start=0">ポルトガル・スペイン交易路</a>
<a href="http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%80%80%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E4%BA%A4%E6%98%93%E8%B7%AF&imgurl=http://homepage3.nifty.com/ryuota/earth/17c.gif&imgrefurl=http://homepage3.nifty.com/ryuota/earth/history14.html&usg=__D8lt66ISAjSNcvWXSZe_i6zG4qY=&h=377&w=695&sz=43&hl=ja&um=1&itbs=1&tbnid=prz0pqLxHeDsCM:&tbnh=75&tbnw=139&prev=/images%3Fq%3D%25E5%25A4%25A7%25E8%2588%25AA%25E6%25B5%25B7%25E6%2599%2582%25E4%25BB%25A3%25E3%2580%2580%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2580%25E4%25BA%25A4%25E6%2598%2593%25E8%25B7%25AF%26um%3D1%26hl%3Dja%26lr%3D%26sa%3DG%26ndsp%3D20%26tbs%3Disch:1&um=1&lr=&sa=G&ndsp=20&tbs=isch:1&start=0#tbnid=prz0pqLxHeDsCM&start=1">オランダ交易路</a>
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A03%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%8E%8B)">ウィリアム３世</a>
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   </content>
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   <title>「お金の本質に迫る！」7　～ユダヤ人による金融市場の構築～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001187.html" />
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   <published>2010-02-26T13:57:11Z</published>
   <updated>2010-02-26T15:12:37Z</updated>
   
   <summary> 前回は、紙幣の起源について扱い、「金の預り証」が紙幣の起源で、他人の金を勝手に誰かに貸しつける「横領」で紙幣を増やし、原資以上に発行される紙幣の仕組み（貸し出し膨張）が信用創造という言葉に化けていることを明らかにしました。 こう見ると、紙幣って何とも怪しげですねぇ～。 8)  前回までの記事が読みたい方は、以下からどうぞ :m135:  ・「お金の本質に迫る！」6～紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊～ ・「お金の本質に迫る！」5～貨幣戦争という名の外国貿易～ ・「お金の本質に迫る！」4～イスラムが生んだ商人国家～ ・「お金の本質に迫る！」3～国家と貨幣の関係～ ・「お金の本質に迫る！」2～市場拡大の原動力～ ・「お金の本質に迫る！」1～お金が生まれてきた背景～ さて、段々と現代に近づいてきたこのシリーズ。 今回はついに、現在の金融経済にまで繋がるユダヤ発の金融市場について迫ります。 なぜ、金融市場はここまで膨張したのか、その背景を探ってみましょう。 それでは、本文の前に、いつものクリックをどうぞ :m049:  :m118:  :m118:    ...</summary>
   <author>
      <name>vaio</name>
      
   </author>
         <category term="08.金融資本家の戦略" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://www.financial-j.net/blog/%E5%98%86%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%A3%81%EF%BC%92.jpg"><img alt="%E5%98%86%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%A3%81%EF%BC%92.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%98%86%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%A3%81%EF%BC%92-thumb.jpg" width="256" height="192" /></a>

前回は、紙幣の起源について扱い、<span style="color:#009933;">「金の預り証」</span>が紙幣の起源で、他人の金を勝手に誰かに貸しつける<span style="color:#FFAE35;">「横領」</span>で紙幣を増やし、原資以上に発行される紙幣の仕組み<span style="color:#ff3300;">（貸し出し膨張）</span>が信用創造という言葉に化けていることを明らかにしました。

こう見ると、<span style="color:#009933;">紙幣って何とも怪しげですねぇ～</span>。 8) 

前回までの記事が読みたい方は、以下からどうぞ :m135: 
・<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001186.html#more">「お金の本質に迫る！」6～紙幣の起源・中央銀行・金本位制の崩壊～</a>
・<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001177.html">「お金の本質に迫る！」5～貨幣戦争という名の外国貿易～</a>
・<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001166.html">「お金の本質に迫る！」4～イスラムが生んだ商人国家～</a>
・<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001158.html">「お金の本質に迫る！」3～国家と貨幣の関係～</a>
・<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001150.html">「お金の本質に迫る！」2～市場拡大の原動力～</a>
・<a href="http://www.financial-j.net/blog/2010/01/001145.html">「お金の本質に迫る！」1～お金が生まれてきた背景～</a>

さて、段々と現代に近づいてきたこのシリーズ。
今回はついに、<span style="color:#6666ff;">現在の金融経済にまで繋がるユダヤ発の金融市場について</span>迫ります。
なぜ、金融市場はここまで膨張したのか、その背景を探ってみましょう。

それでは、本文の前に、いつものクリックをどうぞ :m049:  :m118:  :m118: 

<a HREF="http://blog.with2.net/link.php?548464" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> <a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html" target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a><a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a>
]]>
      <![CDATA[<span style="color:#6666ff;"><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=165720">弾圧され続けたユダヤ人による金融市場構築までの流れ</a></span>（<a href="http://www.rui.jp/">るいネット</a>より）

<blockquote>現代の金融市場と、その背後で勢力争いをする<span style="color:#6666ff;">国際金融資本</span>（ロスチャイルド・ロックフェラーetc）の成立過程や、パレスチナ問題などに代表される戦争問題をおさえる上で、重要なキーワードとなるのが<span style="color:#ff3300;">「ユダヤ人」</span>という存在。
その「ユダヤ人」について、歴史的背景（弾圧から金融市場構築に至る流れ）が書かれている記事があったので、以下に紹介します。


<span style="color:#6666ff;"><strong><a href="http://tanakanews.com/index.html">田中宇の国際ニュース解説</a></strong></span>
より以下引用。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

<span style="color:#6666ff;"><a href="http://tanakanews.com/b0201jew.htm">金融の元祖ユダヤ人</a></span>

2001年2月1日　　田中　宇

<a href="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%95%86%E4%BA%BA.jpg"><img alt="%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%95%86%E4%BA%BA.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%95%86%E4%BA%BA-thumb.jpg" width="147" height="207" /></a>

シェークスピアの「ベニスの商人」に出てくる悪役のユダヤ人シャイロックに象徴されるように、中世ヨーロッパでは<span style="background:#FFFFA4">多くのユダヤ人が高利貸しを生業としていた</span>。他人に貸した金から利子をとることはキリスト教が禁止していたため、それに手を染めるユダヤ人は欲深い罪人というイメージを持たれていた。 

　実はユダヤ教においても、利子の徴収は原則として禁じられていた。むしろ、一神教の元祖であるユダヤ教が利子を禁じたから、そこから派生したキリスト教やイスラム教もまた、利子を禁止したというのが、歴史の順番であろう。とはいえ、キリスト教などは利子の徴収を完全に禁じたのに対し、<span style="background:#A4FFA4">ユダヤ教は例外として異教徒（外国人）から利子をとることは許していた。</span> 

　そのため１１世紀に、バチカンのキリスト教会がユダヤ人をほとんどの職業から追放した後、<span style="background:#FFE3E3">ユダヤ人にとって数少ない収入源として残ったのが、高利貸し（質屋）や金塊の保管人、両替商（貿易決済業）など、利子を取り扱うことが多い金融業であった</span>。教会という中世ヨーロッパの支配者が、ユダヤ人をそのような立場に追い込んだ理由は、社会の共通の敵を設定することで、自らの権力を安定させるためだったと思われる。（記事「聖地争奪戦：一神教の近親憎悪」リンク参照） 

　だがその後、ヨーロッパでは貿易の活発化や産業革命を経て、経済の中心が農業から工業に移った。国家の主目的は、大資本をかけて大きな工場を作り、製品を大量生産することで巨額の利益を出せる体制を作ることになった。 

　このような近代化が進展した背景には、政治と宗教を分離した宗教改革があった。中世には、キリスト教会が政治権力や司法権をも握っていたが、プロテスタント運動など宗教改革によって、政治権力や司法権は「国家」を握る国王に移り、その後フランス革命などを経て、国民が力を持つようになった。 

<a href="http://www.financial-j.net/blog/%E5%AE%97%E6%95%99%E6%94%B9%E9%9D%A9%E3%82%B6%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%AB.jpg"><img alt="%E5%AE%97%E6%95%99%E6%94%B9%E9%9D%A9%E3%82%B6%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%AB.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/%E5%AE%97%E6%95%99%E6%94%B9%E9%9D%A9%E3%82%B6%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%AB-thumb.jpg" width="150" height="144" /></a>

　<span style="background:#FFE3E3">ヨーロッパの政教分離は同時に、経済の前提も変えることになった。教会は人々の経済活動に口出しできなくなり、「利子」をとることが悪事ではなくなったのである。</span>ところが、それまで利子が罪悪だっただけに、利子を受け渡ししながら巨額の資金を集め、資本として使うという近代経済の技能は、ほとんどの人々にとって未知のものだった。その技術を持っていたのは、ほかでもないユダヤ人だけであった。 

（とはいえ、すべてのユダヤ人が金融業者だったわけではない。中世から近代にかけて、ユダヤ人は東欧に多かったが、彼らのほとんどは職人か行商人、もしくは貧しい農民だった） 

▼弾圧から生まれた金融技術 

　<span style="background:#FFFFA4">中世には、弾圧を受けたユダヤ人の移住が何回も起きた。</span>１１世紀には、十字軍やイスラム帝国分裂の影響で弾圧された中東のユダヤ人が、ベネチア（ベニス）などに移住した。１５世紀には、スペインでキリスト教王国がイスラム王国を倒したことにともなってイスラム王国に協力したユダヤ人への弾圧が強まり、ユダヤ人は全員がキリスト教徒に改宗するか追放されるかの選択を迫られ、多くが北アフリカやトルコ、ベネチアなど地中海沿岸の商業都市に移住した。 

　このような移住は、たとえば以前にスペインの金融業界に属していたユダヤ人金融家が、トルコやベネチアに信頼できる同業者がいるという状況を生んだ。<span style="background:#A4FFA4">彼らはこの離散状態を生かし、遠い町との貿易決済業にたずさわるようになり、為替技術を発達させた。</span>さらに彼らは、貿易商人から毎月いくらかの積立金を徴収し、船が海賊や遭難の被害にあったときの損失を肩代わりするという<span style="color:#009933;">保険業</span>や、事業のリスクを多人数で分散する<span style="color:#009933;">株式や債券の考え方</span>を生み出した。 

　一方、中世にはユダヤ人だと分かっただけで財産を没収されることがあったので、ユダヤ人にとって自らの名前を書かねばならない記名型の証券は安全ではなかった。そのため<span style="background:#FFE3E3">ユダヤ人の金融業者たちは、無記名の証券（銀行券）を発行・流通させる銀行をヨーロッパ各地で運営していた。この技術は、やがてヨーロッパ諸国が中央銀行を作り、紙幣を発行する際に応用された。</span> 

　こうしてみると、<span style="background:#FFDBA4"><strong>銀行、為替、保険、証券、債券といった現在の金融業態のすべてに、ユダヤ人は古くからかかわり、金融システムの構築に貢献した</strong></span>ことになる。中央銀行や株式市場ができて、ユダヤ人金融業界内部にあった金融システムを国家が肩代わりしてくれることは、地位が不安定なユダヤ人にとっては資産の安全性を確保できる望ましいことだった。 

　<span style="background:#A4FFA4">彼らはシステムを囲い込むことをせず、積極的なノウハウの提供を行ったが、それは自分たちのルールを世界に通用させることにつながった。</span>はるか後の現在まで、<span style="background:#FFE3E3">ユダヤ人の銀行や証券会社が金融市場を牛耳ったり、中央銀行の決定に影響を与えたりできるのは、この「創業者利得」から考えて、歴史的必然であるともいえる。</span>シャイロックに象徴されるベニスの商人とその同僚たちがいなかったら、現在のような金融ビジネスは生まれなかっただろう。

～後略～

以上、引用終わり。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

キリスト教や国家からの弾圧を受け、金融業くらいしか職に就けず、定住もままならなかったユダヤ人。その後、<span style="background:#FFDBA4">国家が市場に積極的に加担するようになり（農業→工業の発展）、市場の急拡大に伴って、その国家に寄生する形で金融業（為替、株式、保険など）を発展、拡大させていく</span>。

そして<span style="background:#FFDBA4">市場が金融市場と一体となって拡大していく過程で、その金融市場（紙幣の発行含む）を完全に牛耳る形で資産を拡大していき、その流れの中から今の国際金融資本家と呼ばれる人たちが誕生していった</span>ということのようです。 </blockquote>

この引用を読んでいると、<span style="background:#FFE3E3">迫害されたユダヤ人が金融業に可能性を見いだし、そこを追求していった結果が、現在の金融市場に繋がる</span>と読めます。
ある意味、<span style="color:#009933;">逆境から可能性を求めて大進化した生物原理にも近いような・・</span>。
それにしても今の金融市場は壮大な、しかし膨張しすぎの感がありますが。

なぜここまで膨張しなければならなかったのか、そこは未だ疑問なところです。

さて、次回は紙幣の貸し出しから生まれた紙幣膨張について、扱っていきます。

それではまた来週 :D 
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   <title>環境から経済を考える４～社会的共通資本はどのように管理されていくべきか。</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.financial-j.net/blog/2010/02/001193.html" />
   <id>tag:www.financial-j.net,2010:/blog//1.1193</id>
   
   <published>2010-02-25T14:00:00Z</published>
   <updated>2010-02-25T16:32:07Z</updated>
   
   <summary>　シリーズの最後になる今回は、これまで扱ってきた「社会的共通資本」というものはどのように管理されていくべきなのか？という点について迫ってみたいと思います。 　海や森林、川といった自然環境は、もともとはその周辺で生活する住民たちによって管理されていた状況が多くあり、それを維持するための規範やルールもありました。そのような地域社会的な関係を総称して「コモンズ」と呼ばれています。 　このコモンズと呼ばれるものが崩壊していく過程で、社会的共通資本は市場システムの中に飲み込まれていったと考えられています。 　 　まずはコモンズが崩壊する過程と市場システムの関係から詳しく見ていくことにしましょう。 ↓押していってください。    ...</summary>
   <author>
      <name>minezo</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.financial-j.net/blog/">
      <![CDATA[　シリーズの最後になる今回は、これまで扱ってきた<span style="color:#ff3300;">「社会的共通資本」というものはどのように管理されていくべきなのか？</span>という点について迫ってみたいと思います。


　海や森林、川といった自然環境は、もともとはその周辺で生活する住民たちによって管理されていた状況が多くあり、それを維持するための<span style="color:#ff3300;">規範やルール</span>もありました。そのような<span style="color:#6666ff;">地域社会的な関係を総称して「コモンズ」</span>と呼ばれています。
　<span style="color:#ff3300;">このコモンズと呼ばれるものが崩壊していく過程で、社会的共通資本は市場システムの中に飲み込まれていった</span>と考えられています。
　
<img alt="file_20070617T222404328.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/file_20070617T222404328.jpg" width="320" height="212" />


　まずはコモンズが崩壊する過程と市場システムの関係から詳しく見ていくことにしましょう。


↓押していってください。
<a HREF="http://blog.with2.net/link.php?548464" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> <a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html" target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a> <a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a> ]]>
      <![CDATA[　シリーズ初回で紹介した、ガーネット・ハーディン氏の「コモンズの悲劇」で主張されている内容を一言で言うと次のようなことになります。


<span style="color:#ff3300;">「完全に所有関係が明確でない共有資源は必然的に枯渇する」
＝所有者または管理者を明確にして、その責任化で管理していく。</span>


　この主張をベースにして生み出された<span style="color:#6666ff;">、「私有制を徹底し、完全に市場化されていない（遅れた）経済システムは、すべて市場化されるべき」</span>という考え方が、<span style="color:#6666ff;">近代経済学の基礎</span>を成しています。


　そして、この近代経済学をベースにして、市場システムや行政システムがコモンズを侵食していきました。


<blockquote><a href="http://www.geocities.jp/persypersimmon/study/050930/sutudy050930-2.htm">巨人の肩の上より－公共圏論とコモンズ論の接点をめぐって②より抜粋</a>

　コモンズ破壊の過程は、代替物への切り替えと、生産物やサービスの商品化という二つの商品化による市場システムと行政システムの肥大化ととして理解できよう。以下、環境破壊と商品化が連鎖的に進行する様子を描いた多辺田政弘〈環境経済学者）の興味深い記述を引用しておく。

「健全な生態系を持つ海浜やさんご礁の破壊は、住民の天与の恵みとしてのオカズ（魚介類、海藻類）の採取場の破壊でもあり、それら自給食料の代替商品を他地域から買わざるを得なくなる。それは明らかに貨幣部門を拡大する。

・・・海では泳げなくなってプール（代替商品）をつくり、そこで入場料を払って泳がなければならなくなると、これも貨幣部門を拡大する。毎日、朝夕、美しい海を眺めて心和ませてくれた海が埋め立てられ建造物が建てば、もはやその海浜は憩いの場ではなくなる。そのため、憩いの場としての代替サービスを求めて別の観光地に金を払っていかざるを得なくなれば、無償のサービスが有償のサービスとなり、これまた貨幣部門を拡大する。

・・・無償のものが代替商品に取って代わるにつれて、家計における支出も増大し、それを補うために少しでも現金収入を必要とするようになる。そのためには、無償の相互扶助的労働や自給部分を商品化させようという作用が働いてくる。出稼ぎに出たり、自給農作物に代えて自分の必要としない換金作物を作り出すようになる。相互扶助としての田植えの結も、近隣の人たちが出稼ぎに行くようになると、労賃を払って人手を雇うようになる。このような労働力の商品化も貨幣部門の拡大であり、非貨幣部門である社会的共同対抗経済の縮小である。

　一旦地域に貨幣経済の代替物が増えると、人々はそれを補うために現金収入が必要になり、出稼ぎや相互扶助の商品化、あるいは自らが消費する作物でなく換金作物を植えるようになる。そうすると「共」的部門はますます縮小する。この商品化の過程は連鎖的に引き起こされる。</blockquote>


上記の内容を簡単にまとめると、
<blockquote>
　　〈市場システム・行政システムの介入〉　　　〈コモンズの生活基盤〉
①　　　　　　　地域資源の搾取　　　　　⇒　　　自給食料から代替商品へ
②　　　　　　　　　都市化　　　　　　　　　⇒　憩いの場としての代替サービス
③　　　　　　　　　有償化　　　　　　　　　⇒　　　　労働力の商品化
</blockquote>

という流れを通して、次の3つの変化が引き起こされました。
<span style="color:#6666ff;">・「相互扶助・共有管理」から「私的管理・公的管理」へ</span>
<span style="color:#6666ff;">・社会的共通資本の商品化</span>
<span style="color:#6666ff;">・市場システムによる、コモンズの実質植民地化</span>


　この変化によって、それまでのコモンズ（伝統的なコモンズ）が有していた、<span style="color:#6666ff;">「地域資源の物質的な循環と持続可能性」「市場に頼らない自立した経済システム」「日常的なコミュニケーションを通して培われてきた文化的再生や社会性の育成」</span>といったものが喪失し、伝統的なコモンズは崩壊していったのです。
　そして、<span style="color:#ff3300;">コモンズが悉く崩壊させられたことによって、環境破壊や経済破綻、社会不全が、今日のように社会全体を覆うようになった</span>のです。


　これらの状況認識が、宇沢弘文氏をはじめとする、社会的共通資本の充実と、それを実現するために、市場システムから切り離されたところでそれらを管理する規範やルールの必要性を考える、新しい経済学が生み出されました。


　ここでの最大の課題は、<span style="color:#ff3300;">社会的共通資本を管理するための規範やルールをどうやって作っていくか</span>ということです。
　伝統的なコモンズが有していた特徴をひとつの理念型としていますが、現代にも適応するような軸となる考え方にまで至っていないのが現状です。


　実は本質的には、市場拡大によるコモンズの崩壊は<span style="color:#ff3300;">「グローバルスタンダード」という金貸しが作ったルール〈観念〉の押し付け</span>から始まっています。


　<span style="color:#6666ff;">「グローバルスタンダード」の押し付け→「規範」の崩壊→「コモンズ」の崩壊</span>


　つまり現代は、自ら規範やルールを考え、作っていく機会を失っているのです。
　<span style="color:#ff3300;">規範やルールを作っていくためには、それらを共通課題として捉え、役割分担の出来る共認充足の場（集団）を形成すること</span>がすべての出発点になります。
　そして、この共認充足の場（集団）からの代表者が集まって、その地域での規範やルールを作り管理していく。更にその代表者の代表者が集まって、さらに広い範囲での規範やルールを作り管理していく。そういった<span style="color:#6666ff;">重層的なつながりで形成された集団によって社会的共通資本を管理していく必要がある</span>でしょう。


　また、他に頼らずに<span style="color:#6666ff;">自立できる集団規模</span>（例えば自給自足、地産地消）を一つの目安として生活圏を設定し、<span style="color:#6666ff;">その中では市場システムの介入しない</span>部門（非貨幣部門）と位置づける。言い換えれば、自立した集団同士のやり取りが発生する部分にのみ<span style="color:#ff3300;">市場システムが介入する範囲を制限する</span>ということも必要でしょう。
　この区分を明確にするためには、<span style="color:#6666ff;">地域通貨の導入</span>も考えられます。

<img alt="pic050702-2.jpg" src="http://www.financial-j.net/blog/pic050702-2.jpg" width="224" height="260" />


　<span style="color:#6666ff;">共認充足の場を基盤とした集団の再構築</span>と、<span style="color:#6666ff;">市場システムの介入する範囲を制限する</span>ということが、<span style="color:#ff3300;">社会的共通資本を管理していくための中心軸になる</span>のではないかと思います。

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   <title>民主党新政権の平成２２年度予算を解剖する－次世代の育成に繋がるっているか</title>
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   <published>2010-02-24T14:53:23Z</published>
   <updated>2010-02-25T11:39:04Z</updated>
   
   <summary>昨年９月に民主党・国民新党・社民党の連立政府が成立しました。 そして、新政権による初めての予算案が１２月２５日に発表されました。それに先立つ事業仕分け作業を含めて、２２年度の予算はどうなったのか、解剖してみます。　 　 平成２２年度当初予算の特徴は、以下のように概括できます。　 　 総額９２．３兆円強という当初予算としては史上最大規模である。 歳入面では、税収落ち込みに伴う４４．３兆円という多額の国債発行に依存している。 歳出面では、地方交付税等の増額（約９０００億円）と社会保障関係費の増額（総額２兆４０００億円）。 また、経済危機対応・地域活性化予備費として、別枠で１．０兆円を新設した。 新政権の予算ポリシーは、「いのちを守る予算」とのことです。 亀井静香金融担当大臣の言葉では、「国民を幸福にするための予算」、「壊れかけた地方に歯止めをかける予算」として、編成されました。　 　 確かに、子供手当の新設、高校授業料の無料化、医療予算の増額等、壊れかけた国民生活を支える大型予算が組まれました。　 　 しかし、なぜか、予算案を示された国民は、今ひとつスッキリしていません。　 　 『子供手当を貰えるのは、助かるが・・・・』、『地方が一息つけそうなのは確かなのだが・・・・』という感じでしょうか。　 　 何が、スッキリできないのか。今回は、その辺りを扱ってみます。　 　 １．子供手当、高校無料化の予算はどうなったか。 ２．お金の支給に思想がなければ、次世代は育たない。もっと工夫が必要だ。 　　（フランスの子供手当と比較してみると。） ３．大人（高等教育・研究開発）の既得権益が生き残り、次世代づくりへの道が見えない。　 　 本文を読む前にクリックを！　 　  　 　　 　 ...</summary>
   <author>
      <name>aruih</name>
      
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         <category term="10.経済NEWS・その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[昨年９月に民主党・国民新党・社民党の連立政府が成立しました。
そして、新政権による初めての予算案が１２月２５日に発表されました。それに先立つ事業仕分け作業を含めて、２２年度の予算はどうなったのか、解剖してみます。　
　
平成２２年度当初予算の特徴は、以下のように概括できます。　
　
総額９２．３兆円強という当初予算としては史上最大規模である。
歳入面では、税収落ち込みに伴う４４．３兆円という多額の国債発行に依存している。
歳出面では、地方交付税等の増額（約９０００億円）と社会保障関係費の増額（総額２兆４０００億円）。
また、経済危機対応・地域活性化予備費として、別枠で１．０兆円を新設した。

新政権の予算ポリシーは、「いのちを守る予算」とのことです。
亀井静香金融担当大臣の言葉では、「国民を幸福にするための予算」、「壊れかけた地方に歯止めをかける予算」として、編成されました。　
　
確かに、子供手当の新設、高校授業料の無料化、医療予算の増額等、壊れかけた国民生活を支える大型予算が組まれました。　
　
しかし、なぜか、予算案を示された国民は、今ひとつスッキリしていません。　
　
<span style="background:#FFFFA4">『子供手当を貰えるのは、助かるが・・・・』、『地方が一息つけそうなのは確かなのだが・・・・』</span>という感じでしょうか。　
　
何が、スッキリできないのか。今回は、その辺りを扱ってみます。　
　
<span style="background:#FFDBA4"><b>１．子供手当、高校無料化の予算はどうなったか。</b></span>
<span style="background:#FFDBA4"><b>２．お金の支給に思想がなければ、次世代は育たない。もっと工夫が必要だ。</b></span>
　　<span style="background:#FFDBA4"><b>（フランスの子供手当と比較してみると。）</b></span>
<span style="background:#FFDBA4"><b>３．大人（高等教育・研究開発）の既得権益が生き残り、次世代づくりへの道が見えない。</b></span>　
　
本文を読む前にクリックを！　
　
<a HREF="http://blog.with2.net/link.php?548464" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/banner_04.gif" width="80" height="15" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> 　<a href="http://economy.blogmura.com/in/023919.html" target="_blank"><img src="http://economy.blogmura.com/img/economy80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a> 　<a href="http://kutsulog.net/cat03-1.php?id=35635" target="_blank"><img src="http://www.financial-j.net/blog/pic/88x15d.gif" border="0" width="88" height="15"></a>　
　
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      <![CDATA[<span style="background:#FFDBA4"><b>１．子供手当、高校無料化の予算はどうなったか。</b></span>　
　
調査部門をもっている国会図書館から、今回予算の分析レポートが出ています。そのレポートから、子供手当、高校無料化の部分をみてみましょう。　
　
<a href="http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0670.pdf" target="_blank"><span style="color:red"><b>平成22年度予算案の概要／国立国会図書館「調査と情報、第６７０号」より</b></span></a><blockquote><b>（１） 子ども手当</b>　
　
子ども手当（中学校卒業までの子ども1 人あたり月額2 万6,000 円を支給）は、マニフェストの行程表に従って、その半額（月額1 万3,000 円）が実施される。　
　
総給付費2 兆2,554 億円のうち、1 兆7,465 億円が国負担分として一般会計予算に計上される。この制度の財源として、所得税・個人住民税の15 歳以下の扶養控除を廃止することは、比較的早期に決着していた（平年度ベースで、国5,185 億円、地方4,177 億円の増税）。
しかし、それを勘案しても財源の制約は厳しく、予算編成過程の最終局面で、小沢民主党幹事長は、党の重点要望として子ども手当の支給に所得制限を設けることや地方に新たな負担増を求めないこと（実質的には地方負担の現状維持）を要望した。
これに対し、鳩山首相は、所得制限を設けないとする姿勢を堅持するとともに、平成22 年度は暫定的に、現行の児童手当（国、地方、事業主が負担）に係る負担を地方と事業主に継続して求め、新たな負担増は求めないこととした。</blockquote>
子供のいる世帯は手当支給、子供のいない世帯は実質増税ということです。この辺りは、余り説明されていないですね。<blockquote><b>３ 高校の実質無償化</b>　
　
マニフェストの主要項目の1 つであった高校の実質無償化については、3,933 億円が計上された。　
　
①公立高校生のいる世帯に対しては、授業料（年額約12 万円）を不徴収。
②私立高校生のいる世帯に対しては、国が都道府県を通じて学校に就学支援金を支給したうえで、学校が就学支援金を授業料から減額する。就学支援金は、年額12 万円を上限とするが、低所得者に対しては上乗せして助成する（年収250 万円未満の世帯に約12 万円、年収250 万～350 万円未満の世帯に約6 万円）。なお、高校の実質無償化に伴い、所得税と個人住民税の16～18 歳の特定扶養控除が縮減される（平年度ベースで、国957 億円、地方392 億円の増税）。</blockquote>こちらも、無料化と実質増税がセットですね。　
　
子供手当、高校無料化は、財源の問題を含め多くの先送り課題はあるものの、<span style="background:#FFFFA4">この新しい制度の導入は社会全体で子どもを育てるという国民の意識改革を促す転換点になる政策です。しかし、意識改革につながっていくのでしょうか。</span>　
　
<span style="background:#FFDBA4"><b>２．お金の支給に思想がなければ、次世代は育たない。もっと工夫が必要だ。</b></span>
　　<span style="background:#FFDBA4"><b>（フランスの子供手当と比較してみると。）</b></span>　
　
<a href="http://www.realiser.org/wordpress/?p=511" target="_blank"><span style="color:red"><b>フランスの子供手当て</b></span></a>から紹介します。<blockquote>欧州でも、子供関連の給付金がもっとも充実しているのはフランスである。
<span style="background:#FFFFA4">フランスの特殊出生率は、1993年に1.63まで落ちたことがあるが、少子化対策によって上昇した。2008年は2.07となり、欧州でもっとも高い水準である。</span>　
　
有名なのは、「家族手当」で、20歳未満の子供2人以上がいる家庭を対象とする手当である。（引用者注：子供一人の場合は手当がつかない。）
子供2人の場合には、毎月123.92ユーロ （約16,500円）、3人の場合は、282,70ユーロ （約37,500円）、それ以上の場合は1人ごとに158.78 ユーロ（約21,079円）が支給される（2009年）。
さらに、子供が11歳～16歳になると月34.86ユーロ （約4,627円）、16歳～19歳までは61.96ユーロ （約8,225円）が加算される。所得制限はなく、すべての家庭に支給される。　
　
この他に、3歳以上の子供が3人以上いる場合には、家族補足手当が月161,29ユーロ（約21,000円）支給される。この手当てには所得制限がつくが、家族の形態に応じて年収450万～500万円程度が上限であるので、必ずしも低所得層だけでなく、多くの一般家庭が受給する。
また、3歳未満の子供については、一律で177.95ユーロ（約23,606円）が支給される。この他にも、各種出生給付金や、一人親のための給付金、障害児のための給付金などもある。</blockquote>下に、詳細な表を、厚生労働省の白書から載せておきます。（ポップアップです！　
　
凄くきめ細かに作られていますね。　
　　　<a href="http://www.financial-j.net/blog/22yosan02.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/22yosan02.html','popup','width=648,height=689,scrollbars=yes,resizable=yes,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.financial-j.net/blog/22yosan02-thumb.JPG" width="324" height="345" alt="" /></a>　
　
フランスと日本の新制度を、子供二人（１歳・３歳）と三人（１歳・３歳・７歳）で比較してみます。　
　
二人モデルでは、フランスが年額７０．８万円、日本が６２．４万円（２６，０００×２人×１２月）です。
三人モデルでは、フランスは三人目が月額４万円になりますので、年額１１８．８万円。日本は、９３．６万円です。
日本の子供手当、月額２６，０００円が支給されても、まだ、フランスに及ばないのですね。　
　
<span style="background:#FFFFA4">フランスの場合は、一人目は基本的に無給付（一人ぐらいはチャンと育てなさい？）、二人目から援助し、三人目は手厚くする。さらに、乳幼児の手当、中学や高校段階は追加手当で、というように非常にきめ細かく定められています。</span>

制度設計というのは、フランスのように対象者の状況に合わせて行うものでしょう。一律定額支給というのは、なんとも荒っぽい制度設計だと思います。　
　
地方自治体の中には、三人目、四人目と増額する手当を導入してる所があります。
<span style="background:#FFFFA4">新政権の子供手当が、三人目、四人目と増額する手当、乳幼児段階の保育手当のプラスアルファーといったメニューと共に出されたら、もう少し、意図が伝わったと思いますね。</span>　
　
<span style="background:#FFDBA4"><b>３．大人（高等教育・研究開発）の既得権益が生き残り、次世代づくりへの道が見えない。</b></span>　
　
次世代づくりという意味では、教育費がどう扱われたか、みてみます（文部科学省の予算です）。ポップアップ！　
　
<a href="http://www.financial-j.net/blog/22yosan01.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/22yosan01.html','popup','width=515,height=344,scrollbars=yes,resizable=yes,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.financial-j.net/blog/22yosan01-thumb.bmp" width="412" height="275" alt="" /></a>　
 
文部科学省の総予算は、２１年度当初予算に比べて、（高校無料化を除くと）実質マイナス予算です。　
　
<span style="background:#FFFFA4">大きく減らしたのが、初等中等教育等振興費（▼１０．３％）ですね。</span>（初等教育が小中学校、中等教育が高校です。）　
　
<span style="background:#FFDBA4">一方、『研究振興費・研究開発推進費』という項目は、４２０億円、１３％も増加させています。</span>
<span style="background:#FFFFA4">「スーパー・コンピュータ開発」等の研究開発費が、事業仕分けで、本当に必要なのか、その成果は本当に役に立つのか？　と議論されました。しかし、表にあげた機構や研究所の予算は少し減っていますが、一方で、上記の『研究振興費・研究開発推進費』で、取り戻しています。</span>　
　
どうも、大人である学者、研究者の大きな声（代表がノーベル賞受賞者４人の強訴）で、巨額な研究開発予算が温存されています。　
　
その正当化の根拠は、<span style="background:#FFDBA4">『事業仕分けに対して、意見公募をしたら、大半が、仕分け論理に反対であった』</span>というものです。既得権をもった大人が、沢山、意見を出したのでしょう。　
　
その資料を切り取っておきましょう。ポップアップ！　
　
<a href="http://www.financial-j.net/blog/supakon01.html" onclick="window.open('http://www.financial-j.net/blog/supakon01.html','popup','width=937,height=322,scrollbars=yes,resizable=yes,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.financial-j.net/blog/supakon01-thumb.bmp" width="375" height="129" alt="" /></a>　
　
上記のような、正当化の理屈を展開する官僚と学者（研究者）からは、本当の意味での、次世代づくりのアイディアが出てくるとは到底思えません。　
　
　
昭和３５年度から平成２２度までの５０年間の予算推移が、財務省の説明資料に出てきます。
これをみると、昭和４０年代の前半までは、教育費が国の予算の５割、４割を占めていました。まさに、子供世代を育てながら、経済発展に向かっていたのです。
親は、我慢してでも、子供に投じていた。
<a href="http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan004.pdf" target="_blank"><span style="color:red"><b>７）一般会計に歳出に占める主要経費の割合の推移</b></span></a>　
　
今は、特権階級の大人が贅沢をして、次世代の子供教育が疎かにされているのです。　
　
日本の未来を託す次世代への投資は不十分。とても次世代に繋がっている予算とは言い難いといわざるを得ないのです。　
　
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